yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

韓国へ.16

次の日は、嵐山の映画村へ

 

 

日本の時代劇と韓国の時代劇は全然違う

 

抜刀術は一緒だけどね

 

 

ミンは凄く興味深くいろんなところを見ている

 

『せっかくだから、何かの役をやろう』とミンが誘ってくる

 

『僕が選ぶよ』とニコニコできっかの服を選び出した

 

韓国語でいろいろ呟きながら衣装を選ぶ

 

真剣すぎて見ていて面白くなるきっか

 

やっと選び

お姫様みたいな服を持ってくる

イメージは、あんみつ姫な感じに仕上げてもらう

 

『どお??』とカーテンの中を覗くミン

 

ミンの方を振り向き

『これ似合うかなぁ?』と袖を広げて聞くきっか

 

 

 

ミンが自分で分かってて選んだ服だけど

 


可愛すぎて言葉を失う

 


口を開けて唖然としているミンを見て

『えっ?!やっぱり変かなぁ?』と心配になるきっか

 

 

『いや、似合いすぎて、、、かわいい』とテンションが上がるミン

 

『なら、よかった』とホッとして笑いながら応える

 

その笑っている姿を見てもっとヤられてしまうミン

 

『ミンも着替えようよ』と服を引っ張るきっか

 

『はいはい。わかったよ。そんなに急がなくても』と微笑むミン

 


今度は、きっかが服を選ぶ

 

持ってきた服を何も言わず着せられるミン

 

『できた〜。』と目をキラキラさせているきっか

 

まさしくそれは、自分がやったことのある殿様

 

『きっか〜、これはちょっと』と変な顔をするミン

 

『ミン。お願い!!』と目を瞑り手を合わせる

 

そして、

『一回だけでいいの。これで一緒に歩きたい。』と目をうるうるさせながらお願するきっか

 

『はぁ〜。わかったよ、、、。ホントにその役大好きなんだね』と一言

 

 

『うん。かっこいいもん。あのセリフも言って今日だけ』とニッコリ笑う

 

『仕方ない。今日は、特別だよ、、、』とニコッと笑うミン

 

準備ができたので映画村を歩く2人

 

いろんなところを歩いているとドラマ撮影をする企画がたまたまやっていた

 

参加するつもりはまったくなかったのだけど、

 

スタッフさんに捕まりぜひ参加してくださいと頼まれ、断れきれずなぜかやる事に、、、

 

 

『やめよう、目立ちすぎるよ』と止めるきっか

 

 


でも、

 

『せっかく来たんだから、だいじょうぶだって』と張り切るミン

 

 

そこへまた、

シン達がやってきた、、、

 

 

ミンを見て

『もしかして、これやるの?』と聞くシン

 

『楽しそうだから動画撮ってよ』と楽しみながら言うミン

 

『はいはい』と呆れながらいつも見たく支度するシン

 

きっかが『大丈夫なの?』とシンに心配しながら聞く

 

『一応オフの時は、何をやっても大丈夫だから』と笑いながら言うシン

 

『私も参加して大丈夫?』と聞くきっか

 

『大丈夫だよ。きっかちゃん女優さんに見えるから』と微笑んで応えるシン

 

 

その言葉を聞いて不思議になるきっか

 

『さぁ、頑張ってね。後でインスタに載せるかもしれないから』とニコニコで応えるシン

 

『わかった。がんばる!!』と撮影に挑むきっか

 

 

撮影が始まる

 

 

 

撮影の内容は2人で街を歩いているときに

 

輩に襲われてみんなを倒すって話

 

単純な話

 

ミンはかなり張り切っている

 

 

 

なぜなら

きっかにかっこいいところを見せたいから

 

 

準備が整い

 

いざ、撮影へ向かう

 

 

ミンは、スタッフと打ち合わせをした通り難なくこなしていく

 

きっかも様になっている

 

撮影が終わり

 

見直すと短編ドラマが完成

できがよくてミンもきっかも大喜び

 

 

喜んでいると

 

なぜか、1人のスタッフがきっかに刀を渡す

 

お姫様が悪役を退治するってのも面白いと思うよともう一つ撮影しようと勧めてくるスタッフ

 

それを聞いて

面白そうだからときっかも便乗する事に

 

ミンの殺陣を真似するきっか

 

見ていただけなのに完璧にマスターしていて

身のこなしが凄い

 

 

きっかのそんな姿を見て周りのみんながびっくりする

 

ミンも驚きを隠せない

 

その中

きっかがかすみを手招きして呼ぶ

 

かすみが『もしかして私もやるの?、、、仕方ないなぁ』と2人で今度は撮影することに

 

スタッフにかすみが『刀もらってもいいですか?』と満更でもなさそう

 

小声で『ミンくん見てるけど、やるからにはちゃんとやってよね。きっか』

 

『わかってるよ。』と自信満々なきっか

 

ミンは今度は見る方に

 

さっきと撮影内容は一緒

 

ミンはシンに動画撮影をするよう頼む

 

すごく興味を持ちじっと撮影現場を見ている、、、

 

着物を着ていたきっかだけど、そんなの関係なく

ぜんぶ上手にこなしていく

 

殺陣も様になっている

 

最後に2人でポーズを決めて終了、、、

 

撮影体験が終わり楽しそうにハイタッチをするかすみときっか

 

 

『殺陣やったことあるの?』とミンが近寄ってきて聞く

 

『少しだけね』とニコッと笑うきっか

 

彼女の姿を見て本当にすごいと絶賛する

 

ミンが『他にできることはある?』ときっかに聞く

 

『後は、トランペットが吹けるよ』と笑って応えると

 

ミンはシンのところにいき

 

いろいろな話をしだす


話が盛り上がる2人

 

きっかの方を見て『本当、楽しみだね』と韓国語で笑って応える、、、

 

 

きっかは不思議になりながらさっき撮って貰った画像を見てる

 

ミンに『見て。私凄いでしょ。楽しかったね。』とはしゃぐきっか

 

ミンは『ほんと、なんでもできるから毎回びっくりするよ』と微笑みながら言う

 

 

 

 

この時、いろんな計画が進んでいるとはきっかは知らない、、、

 

 

何時間も遊んで気づいたら帰る時間に

あっという間だった、、、

 

この後の予定をまったく決めてなかったきっか

 

 

ミンに『この後どうするの?』と聞く

 

 

すると

 

きっかにお願いするミン

 

『ちょっとついて来てもらいたいところがあるんだ。これつけて』とアイマスクを渡すミン

 

 

『えっ??アイマスク?、、、わかった』と不思議に思いながらアイマスクをつける

 

ミンに手を引っ張られ目的地へ向かう

 

車に乗せられあるところへ、、、

 

 

ある程度時間が経ったので

ミンに『どこいくの?』と不安になり聞いてみる

 

 

けど、


『後少しで着くよ』と優しい声でいうミン

 

 

 

そして、目的地へ

 

きっかは耳を澄まして周りの音を聞くが

 

周りはガヤガヤしているだけで場所はわからない、、、

 


すると
『もうアイマスク外してもいいよ』と優しいミンの声

 

はめていたアイマスクを外し周りを見渡すきっか

 

 

 

そこは、空港、、、

 

 

 

きっかがミンの顔を見て

『ここって?』とびっくりして言う

 

 

ミンは『韓国に来て欲しいんだ』と真剣な表情

 

 

戸惑うきっか

 

びっくりしている間に手を引っ張られ搭乗口へ

 

いきなりでよくわからないきっか

『ミンちょっと待って』とパニックになり手を払う

 

『やっぱり嫌、、だよね?』と聞き返すミン

 

首を横に振り『うんうんそうじゃないけど』と笑顔で応えるきっか

 

『私は、ミンについて行きたいよ』とにっこり微笑み
『いきなりだったからびっくりして』と言いにくそうに言うきっか

 


そんなきっかをじっと見つめ話を真剣に聞いているミン

 

 


『本当に私も着いてっていいの?』と聞き返す

 

 

すると

 


話を真剣に聞いていたミンが、、、

 

 

 

『うん。一緒にいこう、、、』と微笑み優しく抱き締める

 

 

そして、韓国へ向かう事に、、、

 

卒業8

着いたところは職員室

 

『夢・・。ちょっと、待ってて。先生と話してくるから。すぐ、終わるから』と微笑む涼也

 

 

『うん・・・。』と小さく頷く夢

 

そのまま

『失礼します。』と職員室に入っていく涼也

 

職員室の扉が閉まり

 

は〜とため息をつき

 

職員室の近くにあるベンチに座る……

 

 

…………

 

『ゆ・・ゆめ。夢そろそろ帰ろう』と優しく声を掛ける涼也

 

 

『えっ・・。あっ・・私・・・』と目を開ける

 

 

『夢・・。大丈夫か??』と顔を覗き込む涼也

 

 

『わたし・・。』

 

(あっ・・そっか〜。昨日緊張して寝れなかったから)

 

『大丈夫かぁ??ぼっ〜として』と夢のおでこに涼也のおでこをくっつける

 

その行動に

ドキッとする夢………

 

『あっ・・///・・涼也・・大丈夫だから///』と慌てる

 

『でも・・。夢。最近なんか変だから・・・』とため息をつく

 

 

涼也の顔をじっと見つめる夢……

 

(そうだ・・・。もうすぐ・・涼也とお別れ・・なんだ・。)と少し悲しくなる夢

 

『ゆめ??』と声を掛けられる

 

(ヤバイ・・。なんでこんな時に・・・。泣かないって決めたのに)

 

『夢・・。やっぱりなんかあったのか??』と淡々と応える涼也

 

 

『えっ・・』と涼也を見つめる

 

 

けど………

 

やっぱり本当のことは言えない………

 

 

そんな重たいこと言えないよ………

 

 

じっと、

黙って涼也を見つけるけど………

 

本音は言えない……

 

『ううん。大丈夫だよ』と満面な笑みで応える夢

 

『そっかぁ〜・・・。ならよかった』と笑顔で応える涼也

 

その顔を見てほっとする夢………

 

よかった

 

やっぱりこのままでいこう…………

 

 

『夢。ほらっいこう。久々だからご飯も一緒に食べよう』と微笑む涼也

 

『うん・・。楽しみ〜』と気持ちを切り替え

 

笑顔で応える夢

 

『じゃあ、行こう!』と手を繋ぎ歩き出す………

 

 

卒業7

そして………

 

今日は

 

涼也が帰ってくる日………

 

ベンチでドキドキしながら

涼也が乗っている新幹線を待つ夢

 

1人で待つのは嫌だったので美夜に頼んでいた

 

けど、

『ごめん!私デート入っちゃったから。その日無理になっちゃったの・・・』と手を合わせて謝る美夜

 

『そっかぁ〜。大丈夫!いいよ。私ひとりでも大丈夫だから』と微笑む夢

 

『本当にごめんね』と謝る美夜

 

なので

結局1人で待つ………

 

 

何故かドキドキが止まらない

 

う〜んと何度もスマホを見る夢

 

その時突然

『夢そんなにスマホ見て何やってるの??』と今1番聞きたかった声が隣から聞こえてくる……

 

えっ・・・

と思い

 

思い切り横を振り向くと

 

涼也が笑顔で笑っている………

 

『えっ!?なんでここにいるの?!』と驚きベンチから立ち上がる夢

 

『夢。シッ!声でかいよ。・・さっきついたんだけど。夢全く気づかないから。』と微笑む涼也

 

『あっ・・。ごめん///』と周りをキョロキョロしながら恥ずかしくてベンチに急いで座る夢

 

 

『いつからいたの・・・』と涼也を見つめる夢

 

『クスクス。夢がため息ついて。スマホずっと見て・・。そこからかなぁ』と微笑む涼也

 

『ひどい!!恥ずかしいじゃん』とほっぺを膨らまして涼也を怒る

 

『ごめんごめん夢。・・夢』と笑いながら話す涼也

 

けど

途中で真剣な顔になる……

 

その表情を見て

『涼也・・??』と不安になる夢

 

『夢・・。あのさぁ・・。』

 

『あっ・・何・・??』と戸惑う

 

『いや!なんにも』と微笑む涼也

 

『もう。涼也は』と微笑む夢

 

『ほらっ!行こう夢』といきなり手を繋ぐ涼也

 

『えっ?!涼也。待って〜』と慌てるが

 

ニコッと微笑み

そのまま歩き出す………

 

 

………

 

ついたところは

 

 

学校………

 

『涼也・・?!学校に用事なの??』と不思議になり涼也に聞く

 

けど、

何も言わずにニコッと微笑み

 

夢の手を繋いで校舎に入る…………

 

 

中に入ってまた

校舎を歩きだす涼也

 

夢も手を繋いだまま一緒に歩き出す…………

 

『ねぇ。涼也・・どこに行くの??』と聞くが

 

何も答えず

また、

微笑みただひたすら歩く2人………

 

久しぶりの余談^ - ^

はじめまして〜とお久しぶりです☆

 

久々に余談を書いています^^

 

夢物語のお話をまた今あげてるんですが

実はこの続編をあげたくて今あげています^ - ^卒業のお話が終わりましたら、夢物語をどんどんあげていくのでよかったらそちらも見てください☆

新しいお話もどんどんあげていけたらと考えています(^^)

 

恋愛話しかあげないと思うのでよかったら見ていってくださいね☆

 

応援よろしくお願いします^^

ラブラブ.15

突然かすみとマネージャーに出会う、、、

 


びっくりするきっかとミン

 

 

『なぜ?ここに??』とマネージャーに言われ


(それは、こっちの台詞だろと)変な顔をするミン

 

きっかが『もしかして2人って、、、』

 

 

マネージャーが『実はね〜』と笑って応える

 

 

『すごいね。おめでとう』と笑って応えるきっか

 

ミンは不思議に思い

『どう言うこと??』ときっかに聞く

 

 

ニコニコしながら

『2人ともつきあってるんだって』と嬉しそうにきっかが言う

 

 


ミンがびっくりする


(韓国語の会話)

『いつから?!』とマネージャーに聞く

 

『ちょっと前からです』とかしこまって言うマネージャー

 

『シンもねぇ〜』とニヤニヤしながら話すミン

(ちなみにシンはマネージャーのことです)

 

『なんでもいいだろ』と開き直るシン

 

『おめでとう』とニヤニヤしながらミンはシンにちょっかいをかける

 

そして、子どものように2人でじゃれ合う

 

 

かすみときっかはそれを見て笑っている

 

 

結局ダブルデートに

 

きっかとミンはいつも通り安定なラブラブ

 

かすみとマネージャーもなんだかいい感じ

 

 

楽しいデートになる

 

でも、どこにいてもミンは注目を浴びる

 

他のカップルの彼女や女の子達がミンを見てかっこいいと言っている

 

きっかが『やっぱりミンってモテるんだね』とボソっと言う

 

ミンが『どうしたの?』と聞き返すが

 

『うんうん。なんにもないよ』と首を振り笑う

 


そんなきっかを見て

『きっかこっち見て』と声を掛けてくるミン

 

 


呼ばれたのでそっちを見ると

 

 


いきなり


不意打ちでキスをされる

 


きっかはびっくりする

 

周りの人たちもそれを見てる

 

『ミン、ダメだよ。』と小声で焦って言うきっか

 

ミンは、ドラマ撮影してるみたいに

ニコッと笑い『サランへ』ときっかを見つめる

 

 

シンがミンに

『ちょっとやり過ぎだよ。ミン。』と服を引っ張るが


何も動じずニコッと笑うミン


その表情を見て

『あっ!それか宣伝する?新しいラブコメディ』と笑って言うシン

 

『いいね。短編集作ろうよ。』と冗談で言うミン

 

シンと2人で話が盛り上がる

 

 

きっかとかすみは『付き合えてよかったね』と話をしている

 

『きっかのおかげかなぁ〜。本当にありがとう。お互い幸せになろうね』と笑い合い話が盛り上がる

 

かすみときっかの嬉しそうな姿を見てミンとシンは嬉しそうに微笑む

 

話が盛り上がっていたけど、

 

マイクロバスで帰る時間になっていたのでミンときっかはバスに戻ることに

 

バスに向かって歩いていると、さっき目立ちすぎたのか周りからの視線がいたい

 

その中バスに乗り込み席から顔を出し

『また、明日ね〜』ときっかがかすみ達に手を振っている

 

周りがまだざわざわしてるのでミンは顔を隠しそのまま旅館へ戻ることに

 

 

部屋に着き

きっかはなんか怒ってる

 

 

ミンが『どうしたの?』と言うと

 

去年の番組の動画を見せて

 

『ミンは、ファンにほんと優しいよね』と拗ねている

 

『気にしてるの?』と笑って言うミン


『気にしてないよ』とまだ拗ねてるきっか


突然

『ミンは私のこと本気なの?』と不安そうに聞く

 

『えっと、これは本当は言っちゃいけないことなんだけど、、、』と言いにくそうに応えるミン

 

『やっぱり違うんだね』と下を向き落ち込むきっか

 

そんなきっかの姿を見て仕方なく


『きっかと付き合う前までは特に気にしてファンと関わっていたわけじゃないからハグしても抵抗はなかったけど。最近はファンの子にファンサービスする時、いつもきっかのことが頭にあって悪いなと思いながらハグをしたりしてるよ』と芸能人らしくないことをきっかに言う

 

きっかは、ミンの話をじっと見つめて聞いている

 

『ぼくはきっかのことほんきだよ。1番大切な女の子だから』と真剣に言うミン

 


その言葉を聞いてホッとするきっか

 

『仕事だから辛い思いをさせるかもしれないけど、僕を信じて』


と真剣なまなざしで応える

 

偽りのない真剣な言葉、、、

 

その言葉を聞いて急にきっかは自分が恥ずかしくなり落ち込む

 


そんなきっかの様子を見て


さっきまで真剣な顔をしていたミンは少し笑いながら
『そうだ。これ、、、ファンの子には絶対言わないでね。特別に言ってるんだから』と目線をはずし恥ずかしそうに言うミン

 

『わたしもファンだけどね、、、』と笑って応えるきっか

 

『後もう一つお願いがあるの』と真剣に頼むきっか

 

『何?』

 

『今度ファンミーティングがあったら私も行きたい』と真剣に言うきっか

 

『いや〜。いかないほうがいいよ』と困った顔をする


『それにまた、この動画と同じことが起こるかもしれないし』とミン

 

『でもいきたいの。お願い。』とすごく頼まれる

 

『わかった。』と困りながら応えるミン、シンに頼んでくれるらしい

 

『ホントに熱烈なファンだね、、、にげれなさそう』とからかいながら言うミン

 

 

『なるべく近くにいたいから、、、』と下を向きながら言うきっか

 

その姿を見てクスッと笑い
『ありがとう』と顎をくいとされキスをされる

 

『やっぱりきっかのキスが一番いい』とニコニコで抱きつくミン

 

 

『もう。ミンは〜』と言いながら顔を見合わせてもう一度キスをする

 

 

そしてそして、、、

 

 

卒業6

朝になり………

 

夢が目を覚ます………

 

『りょ・・うや・・・』と顔を上げ呟き

 

ハッとして

 

スマホを見る夢………

 

『よかった・・・。夢じゃなかった。昨日電話できたんだ。』とホッとする夢

 

そして、

スマホをギュッと抱きしめる………

 

…………

 

 

『ゆめ。起きた?!』と部屋をのぞく美夜

 

 

それにびっくりして

『はぃっ!!』と応える夢

 

 

『何その反応は〜。うまくいったの??』と目を細めてからかいながら話す美夜

 

『えっとね・・・。それがね』と言いずらそうな話す夢

 

『もしかして・・・。大事なこと言えなかったの??』と夢の顔を覗き込む

 

夢は困ったように

うんっと頷く………

 

『はぁ〜。だよね・・・。夢………』と美夜が声をかけようとすると

 

『ご・・ごめんなさい。なんか・・・言えなくて。声聞いただけで、安心しちゃって・・・』と泣きそうになる夢

 

『クスクス。いや〜。わかってたことだけど・・・本当に夢は優しいよね』と笑う美夜

 

『そんなことないよ・・・。でもね。昨日電話したら普通だったの。』と美夜の顔を見つめる

 

『はいはい。わかったよ。』と微笑む美夜

 

『あとね。来週帰ってくるって・・・。』と美夜をチラッと見て話す夢

 

『ふふふ。・・・ほんと夢って可愛いね』と笑う美夜

 

『ごめんね・・・。』とひたすら謝る夢

 

 

『もう、気にしなくていいよ。』と微笑む

 

 

『ありがとう。美夜。・・・美夜がいなかったらきっと電話できなかったから・・・。』と泣きそうになりながら話す夢

 

『もう。ほらっ!ホント泣き虫なんだから。』と背中をさする美夜

 

『うん・・。本当にありがとう。』と微笑みながら美夜を見つめる

 

2人で話していると

『朝ごはんできたわよ』とお母さんが部屋をのぞく

 

『ありがとうございます。すぐ行きますね。』と微笑む美夜

 

『お母さんありがとう。すぐいくね。』と夢も微笑む

 

『は〜い。待ってるわね』と微笑み部屋の扉を閉めて下に降りていくお母さん

 

『よしっ!行くよ夢。今日はご飯食べたらまたショッピングに行くよ〜!!』と気合いを入れる

 

『えっ?!今日も・・』と変な顔をする夢

 

『付き合ってもらうから・・ね。』と満面の笑みで応える美夜

 

『はぁ〜。わかりました付き合います』と笑う夢

 

『もう!夢。大好きだからね』と抱き付く美夜

 

『もう。私も好きだよ』と笑いながら

 

朝ごはんを食べに行く………

 

 

 

卒業5

泣いてるのか??………

 

泣いてないって言いたいけど………

 

声を出したら

 

泣いてるのがバレる………

 

せっかく電話したのに………

 

『ゆめ?』

 

また………

 

これの繰り返し

 

やだよ………

 

 

『ま・・待って。切らないで』とやっと声を出す夢

 

『えっ??』と電話越しにびっくりする涼也

 

そして、沈黙になり

 

『ううん・・なんにもないよ』とやっと応える夢

 

すると急に

『夢。来週にはそっちに帰るから・・・。』と応える涼也

 

『・・・。』

 

『ゆめ??』

 

『あっ・・。』

違うことをたくさん話したいのにこんな言葉だけしかでてこない………

 

 

『そっちに帰った日に会えないかなぁ・・・///』と照れ臭そうに話す涼也

 

『えっ・・・!?』と思わずびっくりしてしまう夢

 

『なんでびっくりしてるんだよ。・・・夢。今日なんかあっただろう〜。今日は変だぞ』と笑いながら話す涼也

 

 

『そ・・そうかなぁ・・。いつもと変わらないよ』と焦りながら話す夢

 

『やっぱり怪しいなぁ。隠し事??』

 

『ち・・違うの。あっ・・・そういえば今日ね。久々に部活に行ったの………』と話を変える夢

 

『へぇ〜。そうなんだ………』と2人の会話が弾む

 

気づいたら3時間ぐらい話をしていて………

 

『ゆめ・・。お〜い。眠たいんだろ??』と電話から声が聞こえてくる

 

『えっ・・。う・ん・。スー・・』とほぼ寝ながら話している夢

 

『クスクス。・・夢。また電話するから』と優しく声を掛けてくれる涼也

 

『やだ!!・・やだもん!!・・う〜ん・・スー。スー・・・』

 

『わかった。夢が寝るまで電話切らないから。夢おやすみなさい・・・』

 

『まだ・・話し・・たいのに・・・・。』

 

そこから沈黙になり………

 

『夢??』と優しい声で夢に声をかける涼也

 

でも、夢からの返事は返ってこなくて………

 

『夢。・・大好きだよ。おやすみ・・・』と電話を切る涼也

 

夢は、ぐっすり夢の中………

 

涼也と少しだけ話たせいかこの日はとっても幸せな夢を見ていた……

 

…………

 

 

美夜はというと………

 

夢が全然戻ってこないので心配になり

 

電話している部屋を除くことにした………

 

すると

夢は体育座りをしながら

 

スマホを持ち

 

微笑みながらぐっすり眠っていた………

 

『ふぅ〜。もう。夢は・・・風邪引くぞ〜。でもよかったね。夢。・・なんでそんなニコニコしてるの??明日色々聞くからね・・・。電話できてよかったね夢。おやすみ』と微笑みながら毛布をかけてあげる…………

 

 

そして、

朝を迎える…………