yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

新しい仕事.59

きっかは電車を降り

急いでミンの元へ向かう

 

水族館にたどり着き

 

中に入るきっか

 

すぐにミンに電話をかける

 

『もしもしミン?水族館のどこにいるの??』と声を掛けるきっか

 

ミンが『ここは、えっと、、』と場所を応えようとした時

 

ピンク色のショートボブの女の子がミンの目の前に立っていた

 

ミンはなぜだかその子に惹かれる、、、

 

 

何も言わなくなったミンに

『もしもし、ミン、どうしたの?』と声を掛けるきっか

 

 

ミンは

その女の子に近づく

 

 

 

そして、

 

 

 

びっくりして思わず携帯を落としてしまう、、、

 

携帯を落とす音が響き

その音にびっくりして振り返るきっか

 

見るとミンが仁王立ちで立っている

 

『きっか、、、髪が』と凄くびっくりしているミン

 

『あっ、、変かなぁ?』と髪を触りながら笑って応えるきっか

 

 

変というよりかっこよすぎて、なんて言ったらいいかわからないミン

 

『ミン?』と不思議になるきっか

 

 

そこへシンがやってくる

 

きっかを見て

シンも凄くびっくりする

 

『きっかちゃん??』と2度見するシン

 

『あれっ?シンくんも一緒にいたの?』とニコッと笑うきっか

 

何を思ったのかシンが突然

『あの〜。凄くかっこいいです。大好きです。』とシンがいきなりきっかに告白をする


その行動にびっくりするきっか

『あっ、、シンくんありがとう』と笑いながら応えるきっか

 

ミンがそのやり取りを見て

『僕が先に言おうと思ってたのに』とボソッと呟き拗ねる

 

そして、

『きっか〜こっちにきて』といきなり手を引っ張り連れて行く

 

 

『おいっ!ミン、、、』とシンが呼び止めようとするが

 

 

ミンはそのまま

 

きっかと手を繋いで水族館の奥の方へ入って行ってしまう、、、

 

シンはため息をつき

仕方ないなぁ〜と頭を掻きながら

 

2人の様子を見守ることにする、、、

 

 

そこへ

かすみも現れる

 

『シン。ミンくんの仕事うまくいったみたいだね』とかすみがシンに微笑んで話す

 

すると

『うん。話もうまいことまとまったよ』とかすみを見て一緒に微笑むシン

 

 

その頃、、、

 

ミンはずっ〜と

隣にいるきっかのことをじっ〜と見つめている

 

あまりにもじっ〜と真剣に見つめてくるから急に恥ずかしくなるきっか

 

『きっか、凄くカッコいいよ』と微笑んで応えるミン

 

 

その言葉を聞いて

 

きっかは嬉しくなり

『よかった〜。だめって言われると思ってたから』と笑って応える

 

『僕が?ダメっていうと思ったの?』とニコッと笑って応えるミン

 

『う、、ん。短いの嫌いかなぁ〜って』と髪を触りながら応えるきっか

 

『いや。凄く似合ってるよ。襲いたくなるくらい』と冗談で応えるミン

 

その言葉に

急に顔が赤くなるきっか

 

『本当に可愛いね。』と愛おしく見つめるミン

 

『あっ、そういえば、何でここなの?』と話を急に逸らすきっか

 

ミンはその姿を見てクスクス笑い

『なんで話変えるの?』と笑って応える

 

『全然変えてないよ』と目をそらすきっか

 

2人でいろいろ言いながら

じゃれ合っていると

 

周りが騒めいているのに気付く、、、

 

『ほらっ、きっかのことみんな見てるよ。やっぱり目が離せない』とニコニコしながら話すミン

 

『もう、そんなことないって』と恥ずかしがるきっか

 

周りの人たちがあの子綺麗だね

 

かっこいいと口々に言いだす

 

そこへ

シンが慌ててやってきた

 

『2人とも目立ちすぎだよ。ほら!こっちへ』と手招きされ案内される

 

そして、

水族館の一廓へ移動する、、、

 

 

『ミン。水族館の仕事の話なんだけど、、、』とシンがきっかの顔をじっと見て話しだす

 

『どんな感じになった?』とさらっと聞くミン

 

『それが2人にでてほしいみたいで、、、』と言いづらそうに応えるシン

 

『えっ??誰と誰?』とびっくりして聞き返すミン

 

『えっと、ミンと、、、』

 

 

きっかの顔をもう1度見て

 

『きっかちゃんです』とはっきり応えるシン

 

『えっ?!わたし?』とびっくりするきっか

 

『そうなんだよ。どうかなぁ?』ときっかに真剣に聞くシン

 

『私は大丈夫だよ。でも、なんで?』とハテナになるきっか

 

ミンがきっかに撮影依頼の説明をする

 

『私って本当に運がいいね〜。水族館大好きだもん。』と喜ぶきっか

 

『でも、いい話には。気をつけないと』と注意するかすみ

 

『わかってるってミンもシンくんもいるから大丈夫だよ。』と微笑むきっか

 

『きっかは、人を信じすぎるからいつも心配なのよ、、、』と凄く心配するかすみ

 

『大丈夫だよ。僕が見張ってるから』と微笑んで応えるミン

 

『そうだね。、、、今回はミン君もいるし。きっと大丈夫だね。』と微笑んで応えるかすみ

 

『ごめんね。いつも心配かけて、、、』と真剣に謝るきっか

 

シンの耳元で

『なんか今日かすみ心配しすぎだよね』と小さい声でシンに話すきっか

 

『きっか〜!』とふてくされて応えるかすみ

 

『ごめん。ごめん。もう何も言いません。』と両手を合わせて目を瞑りながら謝るきっか

 

『あっ!!そういえば、きっか。その髪型凄く似合ってるよ』といきなり笑って話すかすみ


かすみの笑った顔を見てホッとして

『かすみ〜。ありがとう。』と嬉しそうに抱きつくきっか

 

『高校の時みたいだね。』と微笑むかすみ

 

『久々にバッサリだからね。どう懐かしい??』と微笑むきっか

 

『そうだね。あの時もだけど、、きっかは凄くモテてたもんね』とニコッと笑って応えるかすみ

 

『かすみ〜。それを今言うの?』と笑って話すきっか

 

シンもミンもその話をじっと聞いている

 

『そんなにモテてたの?』と急に話に入ってくるミン

 

『うん、、、』とびっくりするかすみ

 

『それで付き合った人は何人?』と真剣にかすみに聞くミン

 

『確かあの時は、、、けど、みんな振られてたよ。きっか彼氏がいたから。』とサラッと応えるかすみ

 

『かすみ〜。余計なこと言わなくてもいいよ』と慌てるきっか

 

ミンがそれを聞いてもっと拗ねる

 

かすみとシンがそのやり取りを見て笑っている

 

きっかはため息をつき

ミンを仕方なく外に連れ出す

 

 

そして

 

みんながいないのを確かめ

 

 

首に手を回し
ミンに抱きつく

 

きっかがごめんねとミンの顔を見て言おうとした時

 


いきなり


ミンがきっかに

 


キスをする

 

 

それも結構深いキス、、、

 

きっかはそれにびっくりするが

ミンを受け入れる

 

だんだんキスが激しくなり

『ミン、、。』と甘い声で声を掛けるきっか


すると、

ミンはその言葉でハッと我に返り

 

きっかを見つめる、、、

 

そして、

『ごめん。』と謝るミン

 

その2人のやり取りをたまたま通りがかった女の人に見られる、、、

 

 

女の人が見ているのに気づく2人

 

『えっと、、、これは違うんです』と慌てて話すきっか

 

『二人はやっぱり恋人なんですね』と笑顔で応える女の人

 

『あの、、、』となんていったらいいかわからないきっか


きっかが困っていると


『そうなんです。僕がこの子の事。凄く大好きで』とサラッと微笑んで応えるミン

 

余計パニックになるきっか

 

『そうなんですか。、、じゃあ、よかったです。恋人なら無茶なお願いもできそうなので』と微笑んで応える女の人

 

『えっ??』と顔を見合わせるきっかとミン

 

『今度のCMを担当することになった。あすかです。よろしくお願いします』と頭を下げる

 

『そうだったんですか。こちらこそよろしくお願いします。』と頭を下げるきっか

 

『ミンさんは、やっぱり外国の方なんですね。すごく大胆で素敵です。』と微笑むあすか

 

『ありがとうございます。これからよろしくお願いします。』と笑って応えるミン

 

 

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