yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

仲直り.80

きっかの楽屋に戻るミン

 

椅子に座って

ずっとぼっ〜と鏡を眺めているきっか

 

『きっか、お疲れ様。さっきの演技凄くよかったよ』と笑って話し掛けるミン

 

ミンの方を振り返り

『そう?どんな風に見えたの??』といつもの調子で話すきっか

 

でも、

あきらかに無理をしている、、、

 

 

そんなきっかをじっと見つめるミン

 

 

ミンは

ニコッと微笑み

 

きっかに近づき、、、

 

 

 

キスをしようとする

 

 

 

でも

 

 

ぎりぎりのところで

 

きっかがハッとして
ミンを見つめ

そのままミンを押しのけ

『ごめん。、、ごめんね。』と楽屋から慌てて出て行く、、、

 

 

ミンは目を瞑り

深いため息をつき壁を叩く、、、

 

 

 

楽屋から飛び出し


扉の外で下を向き
深いため息をつくきっか

 

 

その時

『きっか、、??さっきの撮影だけど、とってもよかったよ。だから今日は撮影は終わりだよ。』とニコニコで話す監督

 

『あっ、、本当ですか?よかったです。』と笑顔で応えるきっか

 

『明日も今日みたいな調子でよろしく頼むよ。お疲れ様〜。』ときっかの肩を叩き手を振って笑顔で去って行く監督

 

『ありがとうございました』と監督が見えなくなるまで深くお辞儀をする、、

 

 

その後

 

ふらふらっと

さっき撮影した現場に戻るきっか、、、

 

 

ため息をつき

同じ場所をゆっくりともう1度歩く、、、

 

 

ふと、

ミンにさっき教えてもらったことを思い出すきっか

 

その事を思い出し

少し微笑む、、、

 

 

ミンは、

頭を冷やすため

きっかの楽屋から外に出て

 

ブラブラと外を歩く、、、

 

 

 

そんな時、、、

 

 

ちらちらと

雪が降ってきた、、、

 

 

空を見上げ

きっかのことを考えるミン

 

 

気がつくと

 

きっかが撮影した場所に立っていた、、、

 

ため息をつき

 

辺りを見渡すミン

 

 

 

そこで

 

 

 

きっかが雪と戯れているところに遭遇する、、、

 

 

その姿がとっても愛おしいミン、、、

 

 

 

きっかは

雪に夢中になっているので

 

ミンが近くにいることに全く気づいていない、、、

 

空に手をやり

雪を眺めているきっか

 

そんなきっかを愛おしく見つめ

後ろからそっと抱きしめるミン、、、

 

目を大きく見開き

びっくりするきっか

 

『きっか、怖がらなくていいよ。』と一言

 

きっかがミンの方を振り向き

 

『あっ、、、ミン違うの。ごめんね、、ミンは何も悪くないのに、、、私が悪いの。ごめんなさい。ミンを傷つけたくないの』と泣きながら謝るきっか

 

『そんなこと。大丈夫だよ、、、。』と優しく抱きしめるミン

 

『知ってるの?』と泣きながら話すきっか

 

『さっき、ちらっときいたんだ』と真剣な顔をして応えるミン

 

『きっか、、悪いと思って避けられる方が凄くきついんだけど、、、』と笑って応えるミン

 

『あっ、、ご、ごめんなさい。』と真剣に謝るきっか

 

にっこり微笑み『じゃあ、悪いと思うなら』と口に指をさすミン

 

きっかが恥ずかしくなりながら『あとじゃダメ?』と上目使いで聞く

 

『あとっていつ?』と顔を近づけながらニコニコで話すミン

 

『もう、、、』といいながら

 

そっとキスをするきっか、、、

 

キスを離そうとすると

『まだダメだよ。』と応え

 

ニコニコ微笑みながら

今度はミンからキスをする、、、

 

 

そして

 

『あいしてるよ』ときっかを見つめ真剣に応えるミン

 

 

まるでドラマ撮影をしているみたい、、、

 

 

シンと監督がその2人の様子を見ている

 

急に『明日もミンここにくるのか?』とシンに聞く監督

 

『たぶん、自分の仕事が終わったらくると思いますが、、何かありましたか?』と監督に聞くシン

 

『ミンに頼みたいことがあるんだ。明日ここに来るなら俺のところに始めに来るよう頼んでおいてくれ』と頼む監督

 

『わかりました。本人に伝えておきます。』とお辞儀をする

 

監督は『お疲れさん』と言って現場から去って行く

 

 

シンはきっかとミンを遠くから見守っている、、、

 

 

2人が仲良く戻ってくる

 

『そんなとこにいたの?』とシンに話し掛けるミン

 

『ほらっ!!2人とも帰るよ。早く準備して!』とぐちぐち言いだすシン

 

ミンがきっかの耳元で
『たまには早くしないと。シンがあんなに怒ってるし』と笑って話す

 

きっかはミンを見つめ
『そうだね。』と微笑んでミンに応える


そして、
急いで楽屋に走って行くきっか

 

まだブツブツ言っているシン

 

韓国語

『本当しつこいなぁ〜』とからかって話すミン

 

『あんなところでキスをして。みんな見てたよ』と呆れるシン

 

『見てたの?ヤラシイ』とふざけて笑って応えるミン

 

『ソヌが見てたら大変だよ。』とため息をつく

 

『先帰ったから大丈夫だよ。いたのは監督だけだし』とニコニコで笑っているミン

 

呆れるシン

『あっ!ミン。そう言えば監督が明日話あるって言ってたよ。明日も顔出すだろう?』

 

ミンは笑って『わかったよ。』と応える

 

きっかが着替えて戻って来る

 

『おまたせ』と息を切らしている

 

ミンがそんなきっかを見て笑っている


笑っているミンを見て
『えっ?何??もしかしてシンくん私の悪口言ってたの?』と問い詰めるきっか

 

『いや、、。そんな話まったくしてないよ。』と焦り出すシン

 

『ミン。お前からも違うって言ってくれ。』とミンに頼むシン

 

『そんなん知らないよ。帰ろう』と笑って応え

きっかと手を繋ぎ車に向かうミン

 

『ミン!!待ってよ、、』と走って追いかけるシン

 


車に乗り

そのまま家に帰る3人、、、

 

家に着き


すぐソファーに座り寛ぐきっか

 

きっかが台本を見て不思議なことを突然言い出す

 

『ミン、、、私がやってるドラマなんだけど、ちょっと不思議で』と困っている

 

『わからないとこがあるなら教えるよ。』と微笑むミン

 

『そうじゃなくて。このドラマ前から思ってたけど、花魁の子が思っている人のことがまったく出てこないの』と不思議に思いながらミンに話すきっか

 

『そうなの?どの辺』と台本を最後まで読むミン


確かにその答えはどこにも書いていない

 

『辺な台本だね??』とミンも不思議に思う

 

『でしょ?いったい誰を待ってるんだろう?好きな人は確かなんだけど、、ソヌくんではないみたいだし』と考えるきっか

 

『まぁ、、取りあえず大切な人を思って演じれば確実だね。僕のこと考えて演技して』と笑って応えるミン

 

『どうしようかなぁ?』と微笑みいつもの調子に戻る2人

 

 

さっきの変な空気間はまったく無くなっていた、、、

 

 

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