yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

充実.81

『きっか』と顔をじっと見つめるミン

 

 

『どうしたの?』と微笑むきっか

 

『さっきみたいに辛いことがあったら言ってね。僕は、怒らないし傷つかないから。言われない方がいやだ』と真剣に話すミン

 

『うん。わかったよ、、、。今度からは何かあったらちゃんと隠さず話すね』と微笑んで応えるきっか

 

『でも、なんでソヌくんはあんなに私のこと好きなの?』とミンに聞く

 

『それを僕に聞くの?』とびっくりするミン

 

『男の人だから1番わかるかと、、、』

 

(きっかの接し方が近すぎるんだよな。親近感がわくっていうのか。なんと言うか。彼氏になる人は大変だなぁ〜)と思いため息をつく

 

『ミンなんでため息つくの?』とさらっと言うきっか

 

『彼氏の身にもなってくれ』と嫌味を言うミン

 

『私何もしてないよ、、??』とはてなになるきっか

 

『確かにそうだけど、、、』とため息をつくミン

 

ニコニコで話を聞いているきっか

 

その顔を見てため息を付き『やっぱり好きだよ』とボソッと呟くミン

 

嬉しそうに話をずっと聞いているきっか

 

こんな調子で大丈夫かと

また、ため息をつくミン

 

 

きっかは疲れて

今度はベッドに移りゴロゴロしている

 

本当に人の気も知らないでとため息が止まらないミン、、、

 

いきなり
『芸能人ってやっぱり私には向いてない』と独り言を呟くきっか

 

『急にどうしたの?やっぱり辛い?』と心配そうに聞くミン

 

 

首を振り

『撮影もコンサートも凄く楽しいよ。けど、縛られるのは向いてないみたい、、、。』と頷き応えるきっか

 

『確かに、、きっかには窮屈かもね。』と笑うミン

 

『明日もミン仕事?』と急にベッドに座り

ミンに真剣に聞くきっか

 

『うん。どうしたの?』と微笑んで話を聞くミン

 

『ううん』と下を向くきっか

 

そんなきっかを見て

そっと抱きしめるミン

 

『きっか〜。今度のお休みいつ?』ときっかの顔を覗きニコッと微笑んで聞くミン

 

『土曜日が一応休みなんだけど、、その日は日本に帰るからバタバタするの』と少し寂しそうに応えるきっか

 

『そっかぁ〜。今は撮影が始まって間もないから休みがないかもしれないけど、時間が少しでもある時は遊びに行こう』と誘ってくれるミン

 

『行きたいけど、、ミンに迷惑がかかるから、、、』とあんまり乗り気じゃないきっか

 

『あれ?きっかそんなこと心配してるの??僕のことわかってないなぁ〜。僕は素人じゃないよ』と自信満々に応えるミン

 

『それに、、さっきも約束したばかりだよ。もっと甘えていいよ。』と優しく微笑むミン

 

『ありがとう。ミン』とミンを見つめ嬉しくなるきっか

 

ミンも愛おしくきっかを見つめている

 

『明日も早いんだろう?、、お風呂に入って、今日はもう寝よう』と微笑んでおでこにキスをするミン

 

『うん、わかった、、///』と恥ずかしそうに微笑むきっか

 

ミンに言われた通り

お風呂に入り、寝ることにする、、、

 

 

次の日もきっかは撮影へ

 

ミンは、雑誌や新しいドラマ、映画の打ち合わせに励んでいる

 

2人ともそれぞれ忙しい

 

昨日ソヌにキスをされた事があったがミンのお陰で何も気にせず撮影に臨むきっか

 

『きっかちゃん、昨日はごめんね。でも、僕本気で君のこと好きなんだ』と真剣に話すソヌ

 

『ソヌくんのことは、好きだけど、、、恋愛とは、、ちょっと違うんだ、、、』と申し訳なさそうに応えるきっか

 

『そんなにはっきり言われると悲しくなるよ。でも、僕の気持ちは変わらないよ。きっかちゃんのこと大好きだからそれだけは覚えておいて。、、、』と優しく笑って応えるソヌ

 

『うん、、ごめんね。覚えておくね』と微笑んで握手を交わす2人

 

そして、

 

ドラマの撮影に集中し、ドラマを作り上げていく

 

 

ミンは仕事が終わった後

監督と会う約束をしていたので撮影現場に来てすぐ監督のいる部屋で話をする事に

 

(韓国語)

『監督。遅くなってすみません。話ってなんですか?』と真剣に聞くミン

 

『とりあえず、そこに座ってくれ』と椅子の方を指示する

 

『わかりました』とお辞儀をして椅子に座るミン

 

『きっかの台本読んだことあるか?』と監督が前屈みになりミンに聞く

 

『はい。少しは』と不思議になりながら話を聞く

 

『このドラマの最後は実はまだ誰も知らないんだよ。』と意味ありげに応える監督

 

『きっかもそんなこと言ってました。ヒロインは誰を想って、悲しんでいるんだろうって』と話すミン

 

『流石がきっかだなぁ〜。その想い人なんだが、、、』とミンの顔をジロジロ見る監督

 

『ミンに頼みたいんだ』と真剣に話す監督

 

『えっ!!僕ですか?』とびっくりするミン

 

『スケジュール的には4ヶ月ぐらい経ってからミンに頼もうと思ったんだが』と真剣に話す監督

 

『あの、、監督そんな感じでいいんですか?』とよくわからなくなるミン

 

『あぁ、ミンしかこの役できる人いないんだよ。頼むよ。』と頭を下げる監督

 

『僕になんか頭を下げないでください。僕で手伝えるならお受けしますよ。』と反対にミンも頭を下げる

 

『よかった。じゃあ、マネージャーにすぐ頼んでおくよ。よろしく頼む。あと、きっかにはお前が出ることは内緒で』と急いで部屋を出ていく監督

 

未だによくわかってないミン

 

とりあえずきっかと一緒にドラマにでることになった、、、

 

 

変な気持ちになりながら、きっかの撮影を今日は見ている

 

 

 

そして、

 

 

きっかは

 

次の日も次の日も仕事

 

土曜日は日本に帰り日曜日はコンサート

 

月曜日の朝には韓国に戻り

 

また撮影

 

こんな忙しい日が毎日続く

 

夜は、ミンと相変わらずラブラブ

 

そんなこんなで

気づいたらあっという間に4ヶ月が経っていた、、、

 

 

CEのコンサートも順調に楽しく3月末で終わり

 

大学の卒業も無事終えた、、、

 

きっかの卒業式に合わせて前々から約束していた水族館の撮影も行われ

 

きっかとミンのCMが凄く評判がよかったので

 

水族館の来場者数も前よりだいぶ増えていった

 

4月からはドラマ撮影一本で

 

休みの日も増え

 

韓国で充実した日々が続く、、、

 

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