yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

いろいろ重なる.85

2人して笑顔が絶えない、、、

 

家に帰ろうと

とぼとぼ歩くきっかとミン

 

『やっぱり社長には言ったほうがいいよね?』ときっかに話し掛けるミン

 

『うん。でも、どうするの?』とミンを心配そうに見つめるきっか

 

『今から会いに行こうかぁ』とニコッと笑って応えるミン

 

そして、

ハンソに電話をしようと携帯を出すミン

 

『お〜い。ミンときっか』と離れたところから声を掛けられる

 

声のする方を振り向くと

 

ハンソが車から手を振っていた

 

それを見て

びっくりするミン

 

『そんなにびっくりしなくても』と笑うハンソ

 

『あっ、あの、、ちょうど会いたかったんです。』と急に真面目になるミン

 

そのミンの顔を見て

『わかった。車を近くに止めてくるから待ってて』と真剣に応え

 

車を駐車しに行くハンソ

 

『ごめんごめん。どうした?』とハンソが走って戻ってくる

 

ちょうどショッピングモールのところにいたので


『あそこのお店で話をしようか』と指を指して応えるハンソ

 

『はい。』と真剣な表情で頷くミン

 

ミンはその後

きっかを見つめ

『社長と2人で話をしたいから、きっかはお店を見てて』と笑って応えるミン

 

『うん、、。ミンお願いね。』と優しく微笑むきっか

 

そして、

その場を離れる、、、

 

ハンソとミンがお店に入り話をする事に

 

『どうした?改まって』と真剣に聞くハンソ

 

『実は、きっかが、、、』と申し訳なさそうに応えるミン

 

『そうだったのか。タイミングばっちりだなぁ〜。よかったなぁ』と笑って応えるハンソ

 

『えっ?』とハンソの反応にびっくりするミン

 

『なんだよ。怒るとでも思ってたのか?』と笑って応えるハンソ

 

『はい。、、怒られるかと』と真剣に話すミン

 

『いや。きっかもそれの方が幸せだろ。、、そうと決まれば、ドラマの撮影が終わったら記者会見するか』と笑って応えるハンソ

 

『すぐにですか?』と真剣に聞き返す

 

『あぁ、早い方がいい。それと一応一般人だからきっかの名前は出さないから。』と微笑むハンソ

 

『わかりました。ありがとうございます。』と頭を深々と下げるミン

 

『いいよ。、、あっ、記者会見の文章だけ考えといて。』と笑うハンソ

 

『はい。ありがとうございます。お願いします。、、あと、話、、変わるんですが、、、アンさんとはあの後どうなりましたか?』と気になるミン

 

そこへ

いきなりハンソの電話が鳴る、、、

『あぁ。今喫茶店にいるから。わかった。待ってるよ。』と電話を切るハンソ

 

『あの後、ご飯やら遊びやらしているうちに気があって、、、』と笑うハンソ

 

アンがそこにやってくる

『ごめ〜ん。遅くなっちゃった。』と息を切らしている

 

アンの方を振り向くミン

 

『ミン兄⁈なんで??』とびっくりするアン

 

『こんにちは、たまたまさっきそこで会って話をしてたんだ』とニコニコで話すミン

 

『あっ、そうだったんですね、、、。』と気まずく笑うアン

 

『あれっ??もしかして、、2人って』とミンは2人を見る

 

『そうなんだよ。何か俺のことが好きになったみたいで。しつこくて、』と困った言い方をするハンソ

 

いきなり
ハンソをたたきだすアン

『そんなこと言って、自分から告白してきたくせに、、、』と冷たい目で見るアン

 

ミンがアンを見ていきなり笑う

『2人ともとっても仲がいいんだね。よかったよ。じゃあ、2人の邪魔をしちゃいけないのでそろそろ行きます。お願いします』と頭を下げお店から出て行くミン

 

『ミン兄、やっぱりかっこいい、、、。』と目がハートになるアン

 

 

その頃、きっかは

 

お店でミンの誕生日プレゼントを探している

4月15日、、、。
実は今日はミンの誕生日なのだ


いろんな事が発覚して
ミン本人は誕生日のことを忘れている

 

プレゼント探しで雑貨を見ているきっか

 

ミンと出会った頃のことを思い出し
微笑みながらいろんな雑貨を見てプレゼントを選んで行くきっか

 

いろんな雑貨から誕生日プレゼントを買い

 

ルンルンで歩いていると

 

男の人とぶつかってしまう、、、

 

『ご、、ごめんなさい。』と謝り頭を下げるきっか

 

顔を上げるとそこには

 

 

ジョンが立っていた

ジョンが嬉しくて『きっか』と抱きしめる

 

びっくりするきっか

 

『ごめんごめん。』と笑って応えるジョン

 

『ドラマの撮影順調って聞いたよ。楽しみにしてるよ。』と微笑むジョン

 

『ありがとう。絶対見てね』ときっかはニコニコで微笑む

 

いろいろな話を2人でしている時に

急に調子が悪くなるきっか

 

いきなりしゃがみこみ

 

 

そのまま倒れてしまう、、、

 

ジョンがきっかを支えて呼び掛ける

『きっか、きっか、、、大丈夫。きっか、、』と声を掛けるがきっかはそのまま意識を失う

 


………

 

 

『きっか、きっか、、、』とさっきまでとは違う声、、、

 

聞きなれた声が微かに聞こえてくる、、、


何度も呼ばれ


ミンの声に気づく、、、

 

その声をきき
眼を開けるきっか

 

気づいた時はベッドで寝ていた、、、

 

周りを見渡すとミンが手を凄く握りしめて心配している

 

『よかった。目が覚めたんだね。先生呼んでくるよ。』と心配しながらも先生を呼びに行く

 

ミンは、病院の先生と一緒に

きっかの元へ戻ってくる

 

顔色が悪いきっか

 

診察する先生

『もう、大丈夫ですよ。妊娠の初期による貧血です。だいぶ落ち着いてきたので点滴が終わったら夕方には退院していいですよ。』と応え部屋を出て行く医師

 

『ありがとうございます』と深々とお辞儀をするミン

 

上身体を起こし

『ミン?何があったの??思い出せなくて。プレゼントは??』と不安になりながら聞くきっか

 

 

『これのこと?』と白い袋を渡すミン

中を確認してホッとする

 

『きっか、ジョンと話したこと覚えてる?』

 

『う、、ん。あの後いきなり周りが白くなってそのあとは、、、』と考えるきっか

 

『そのまま倒れたんだよ。僕がきっかに電話した時ジョンがたまたま僕の電話に出てくれて。救急車でここに運ばれたんだ』と心配しながら話すミン

 

『大丈夫なの?』と凄く心配するきっか

 

『あぁ、ジョンが支えてくれたのときっかが自分でお腹を守ったお陰で大丈夫だったみたい。』と微笑むミン

 

『よかった、、、。こんな事が起きるんだね。』とびっくりするきっか

 

『ほんと何もなくてよかったよ。』と優しく声を掛けるミン

 

ジョンが病室に入ってくる

『きっか、目、、覚ましたんだね。びっくりしたよ』と心配するジョン

 

『ありがとう。助かったよ。』と微笑むきっか

 

『まだ、顔色が悪いね。無理したらダメだよ。』とお兄さんぽく注意をする

 

『ありがとう。ジョンがいてくれなかったら本当大変だったね。神様だね』と笑うきっか

 

『だろう。これからは神様と呼んでくれ』とふざけるジョン


きっかを見て
ニコッと微笑み

『じゃあ、そろそろ帰るよ。身体大事にしてね』と心配しながら帰るジョン

 

………

 

『きっか、、もう動けそう?』と心配するミン

 

『うん。できれば早く家に帰りたい、、、』とミンを見つめるきっか

 

点滴も終わり
準備をして家に帰ることに、、、

 

病院の廊下をゆっくり歩く2人

 

病院の入り口でハンソとアンが待っていた、、、

 

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