初めての恋愛.１
高校に入ってすぐ仲良しの友だちができた
女2人、男2人の４人組
（由美、琴音、ゆづる、悠人）
いつもそれから一緒に帰ったり
学校に行ったりしていた
遊ぶ時も４人で遊ぶことが増え
毎日一緒に過ごすことが多くなっていった、、、
たまに４人の中の2人で行動することもあったり
とっても仲良しな４人
ある日、、
女メンバー2人で帰っていると
由美が琴音に
『実は、、私好きな人ができたの、、』と告白してきた
琴音は
『えっ！？誰々？？』と嬉しそうに話を聞く
『えっと、、ゆずるくん』と恥ずかしそうに応える由美
その時、、
琴音は何かドキッとした、、、
『そうなんだね〜。ゆずるは優しいし。可愛いもんね』と応える琴音
『そうなの〜。本当かっこよくて凄く好きなの』とニコニコで話すゆみ
話を聞いていたはずだったけど
途中からなんの話をしているのかわからなくなってきた琴音
そして、
なぜか
素直に喜べない自分がいた、、、
由美と別れ
家に着く琴音
自分の部屋に行き
ベッドにダイブする、、、
『なんで、、今になって気づくんだろう、、ゆづるのこと、、好きだってことに』と枕に顔を埋めて泣きながら呟いていた、、、
でも、琴音は
決めていた
ゆづるのことは諦めると、、、
そして、
由美の応援をするようになった
もうすぐ体育大会が行われる
みんな準備に追われ
帰りも遅くなり
４人で帰ることも次第に少なくなっていった、、、
ある日
たまたまゆづるなしの３人で帰ることになった
けど、、
由美はソワソワしている
バスに乗ろうとした時
由美が
『ごめん、、私一緒に帰れない』と言い出し
琴音と悠人は2人で帰ることに
なぜか、、
琴音はソワソワして仕方がなかった、、、
悠人が
『ゆみどうしたんだろうね？？』と不思議がる
『さぁ、、？忘れ物かなぁ？？』と適当に応える琴音
『ふ〜ん。まぁいっかぁ〜』と
そこから何気ない会話をして家に帰る2人
琴音は家に帰ってから
やっぱり
由美のことが気になって仕方がなかった、、、
けど、連絡する手段もなく
次の日、、、
学校へ行き
すぐ由美の元へ向かった
『おはよう。ことね。、、私ね、、振られちゃった』と笑って応える由美
『えっ？？、、、やっぱり告白したの？？』と琴音
『うん、、けど、好きな人がいるんだって』と笑う由美
『そっか〜。ゆづる好きな人がいるんだね、、』と琴音も一緒に落ち込む
『よしっ！！カラオケ行こう！！今日は、学校サボろう』と笑う琴音
『う、、ん。そうだね。よしっ！行こう』と2人で学校をサボりカラオケに行く
琴音はそれから自分の気持ちを絶対に言わないと決めた、、、
その次の日
たまたま帰りのバスでゆづると一緒になった
『あっ、ことね。一緒に帰ろう』と微笑んで話すゆづる
由美のことがあったけど、、
『うん。いいよ〜』と微笑み一緒帰ることになった琴音
何気ない話で盛り上がる2人
『そういえば、ゆづる最近忙しそうだよね。』と微笑んで話す琴音
『うん。体育大会の役員になっちゃったから、忙しくて、、、久々に一緒に帰れてよかったよ』と微笑むゆづる
いきなりあの話題を出す琴音
『ゆづる、由美に聞いたんだけど、、、』と直接本人に聞いてみる事にした琴音
『うん？何を？？』と不思議な顔をしながら聞くゆづる
『えっ、、、と、告白、、？』と言いづらそうにする琴音
『あ、、あぁ、それね、、、断っちゃったよ。ゆみ、、泣いてた？？』と聞き返すゆづる
顔を横に振り
『ううん。泣いてはいなかったよ、、』と話す琴音
その時バスが目的地に到着する、、、
バスを降りる2人
『ことね、、。ちょっと、今日大丈夫？？』と話すゆづる
『う、、ん？うん。大丈夫だよ』と微笑むことね
『じゃあ、ご飯食べに行こう』とゆづる
ゆみには悪いと思ったけど、、
この時はどうしても付いて行きたかった琴音
2人でご飯を食べに行く事に
それから2人で出掛けることも
なぜか増えて行った、、、
でも、琴音はゆづるの事を諦めると
決めていたので絶対に気持ちを言わないようにしていた、、、
