初めての恋愛.４
『あの〜、、琴音ちゃん？、、、携帯の電源落としたらメール届かないよ、、、』と頭を抱えて呆れる由美
『だって、だって、、どうしたらいいかわからない、、、』と焦る琴音
そんな琴音を見て
爆笑する由美
『本当、、可愛すぎて。私が男だったら琴音と付き合うよ』と笑っている
『えっ？？』とハテナになる琴音
『こんなウブな子いないってことだよ。大丈夫だと思うけどなぁ〜。』とニコニコで笑っている由美
『由美、、、どうしよう、、携帯電源入れたくない』と泣きそうな琴音
『でも、、メール送ったから、、ゆづるは絶対見ると思うけど、、』と琴音をじっと見つめる由美
『そうだよね、、、。』となぜか落ち込む琴音
『家に帰ったら必ず携帯の電源入れるんだよ！』と忠告する由美
『あっ、、うん。がんばる、、』と由美を見つめる琴音
『大丈夫だよ。』とニコッと微笑む由美
そして
電車に乗り家に帰る2人
琴音の降りる駅のホームに着く
『琴音、、大丈夫だから、、、じゃあ、がんばってね』と微笑みバイバイと手を振る由美
『うん。ありがとう。、、由美、、じゃあね』と琴音も手を振り電車を見送り
琴音はホームを歩き出す、、、
足取りが段々と重くなる琴音
ため息も何回もつき
やっと家に着く、、、
由美と一緒に
頑張ってメールを送った琴音
もう１度ため息をつき、、
携帯を出し
電源を入れる、、、
けど、
怖くて
携帯に電源を入れたけど
携帯が見れない琴音、、、
遠くから携帯を眺めている
じっと携帯を眺めていると
メールの受信音が鳴る、、、、
恐る恐る携帯に近づき
ため息をもう１度つき
そして、
メールを開く、、、
メールの内容は
そうだったんだね^ ^実は、僕も好きなんだ。
琴音はどうしたい？？
という内容だった
そのメールを見てびっくりする琴音
嬉しくて嬉しく
メールを見ながら泣いてしまう、、、
少し時間が経ち
落ち着く琴音、、、
早速メールを返すことに
よかったら、、付き合ってください>_<
とメールを返す琴音
メールを待っていると
すぐに返事が返ってくる、、、
いいよ(^-^)こちらこそ付き合ってください
とメールが返ってきた
そのメールを見て
凄く嬉しくて嬉しくて興奮する琴音
今度は1人で部屋で浮かれる
琴音の周りには幸せオーラでいっぱいになる
夢を見てるみたいで
その日は興奮して中々寝られなかった、、、
次の日
朝練に向かう琴音
音楽室に行くと
ゆづるが1人で早く練習に来ていた、、、
『あっ、、、おはよう、、///』と恥ずかしくなる琴音
ゆづるがクスッと微笑み
『おはよう。琴音早かったんだね』と笑う
『う、、、ん。なんか寝られなくて、、早めに来たんだ』とゆづるを見つめて応える琴音
『そうなんだね。僕も一緒だよ』と微笑むゆづる
『昨日はごめんね、、。メールして』とドキドキしながら話す琴音
琴音を見つめ
『凄く嬉しかったんだ、、。まさか琴音が僕のこと好きだったとはね。てっきり悠人だと思ってたから、、』と頭を掻きながら照れくさそうに話すゆづる
『えっ？？悠人？？』と不思議に思う琴音
『うん、、悠人とばっかり最近帰ってたでしょ？』と話すゆづる
『だって、、あれは、ゆづるが忙しそうだったから、、、』とびっくりする琴音
『琴音が告白してくれなかったら、きっと諦めてたよ』と真剣に話すゆづる
『えっ？！』
『僕にとっては2人とも大事なともだちだからね、、、でも、よかった、、』と呟くゆづる
その言葉を聞き
余計にハテナになる琴音
不思議な表情をしている琴音を見て
耳元で
『好きってことだよ。悠人がライバルじゃなくてよかった、、』と囁くゆづる
顔が真っ赤になる琴音
『あっ、、、私』と話ができなくなる琴音
『琴音って本当可愛いね。』とゆづるが微笑む
『あ、ありがとう。』と下を向く
『琴音、、こっち見てよ、、』と優しく声を掛けるゆづる
『わかってはいるんだけど、、』とチラッとゆづるを見る琴音
そんな可愛らしい琴音を見て
クスッと微笑み
『琴音、、早くしないと人が来るよ』と声を掛けるゆづる
『うん///』と恥ずかしそうに顔を上げ
ゆづるを見つめる琴音
すると
ゆづるが
顔を近づけ
そっとキスをする、、、
そして、ニコッと微笑む
その行動に
ドキドキして顔が赤くなる琴音
すぐ
また下を向く琴音、、、
『ことね〜。大好きだよ』と耳元で最後に一言囁くゆづる
『あっ、、///、、ゆづる、、それ以上言わないで、、、///』と顔を赤くしながらゆづるを見つめる琴音
こうして、
2人は付き合うことになった、、、
琴音の初めての恋愛は
まだまだ試練がありそうな感じです、、、(￣▽￣)
（おしまい❤︎）
