yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 付き合う?.9

顔が赤くなるひろみ

 

そして、泣いてしまう、、、

 

そんなひろみを見て

 

『付き合ってくれるなら、手を繋いで、、、』と優しい声を掛け微笑み手を差し出す準

 

準の顔をじっと見つめているひろみ

 

『ほらっ、絶対離したりしないから、、、』とニコッと笑う

 

その優しい真っ直ぐな眼差しを見つめ

 

『う、、ん。』と小さい声で頷き

 

涙を指で拭いて

 

準の手を取る

 

『やっと来てくれた〜』と優しい声で微笑み

 

いきなり手を引っ張られ

 

そして、抱き締める、、、

 

まさか抱きしめられると思っていなかったのでびっくりするひろみ

 

目を丸くして準を見つめる

 

『ごめん。でも、抱き締めるだけならいいでしょ?』と微笑む

 

『うん』とニコッと微笑むひろみ

 

抱きしめるだけと言ったことに

 

準は後悔した、、、

 

近くに抱き寄せるんじゃなかったと

 

あまりにもひろみの顔が近くて、、、

 

まともに顔が見れない準

 

『準?』とひろみ呼ばれ

 

さっきまではひろみが緊張していたのに

 

今度は準が緊張している

 

このままだと理性が飛びそうで

 

そっと抱きしめていた腕を離し

 

顔を背き咳払いする

 

『準、、、?』と凄く優しい声で名前を呼ぶひろみ

 

それが準には甘えてくる声に聞こえて

 

反対にドキッとする

 

顔を横に振り

 

顔を叩き

 

気合いを入れ直し『ほらっおいで』とニコッと微笑む

 

ひろみは安心したのか

 

今度はすんなり準の手を取る

 

ひろみのことが可愛くて仕方ない準

 

でも、
ひろみの事が大切で大切で

 

そっとひろみを見つめる、、、

 

ひろみも満面の笑みで準を見つめ

 

そして、

2人で微笑む

 

『じゃあ、行こうか〜』と手を繋ぎ結の元へ向かう

 

………

 

『あっ!!いたいた』と心配して追いかけてきた花音

 

『ごめんね。私のせいで、、、』と2人を見る

 

2人が手を繋いでいることに気づく

 

 

そういうことかと悟って

 

『ひろみ〜。おめでとう』と微笑む

 

その言葉に反応して顔が赤くなり準の後ろに隠れるひろみ

 

クスクスと笑い

『本当可愛いわね。』と微笑む花音

 

準は、その言葉を聞きひろみの顔を見つめ微笑む

 

優しい眼差しで見つめる準を見て

『準くんって、イメージと違うね』と笑う花音

 

『はははっ、そうかなぁ?、、でも、』ともう一度ひろみをみつめ

 

『大切な人が目の前にいるからそのせいかも』とさらっと応える準

 

『えっ?!』ともっと顔を赤くするひろみ

 

『ずるい〜。準くんかっこよすぎ』と羨ましむ花音

 

『ありがとう。そういえば、、結は打ち合わせに行った??』と花音に聞く

 

『はい。さっき行かれましたよ』と微笑む

 

『じゃあ、花音ちゃんにお願いが、、、』と真剣に話す準

 

『さっき意地悪しちゃったからなんなりと、、、』と申し訳なさそうに応える花音

 

『僕の打ち合わせが終わるまでひろみをお願いします』と頭を下げられる

 

『そんな畏まらないでください。わかりました』とガッツポーズを決める

 

ひろみと向かい合い

『ひろみ後でまた連絡するから、、、待ってて』と微笑む

 

『う、、ん。待ってる、、、』とじっと準を見つめる

 

準が手を離そうとした時

 

ひろみは嫌だったのか

 

手を離してくれない

 

『ひろみ?』と顔をじっと見て微笑む

 

準の顔を見て

ハッと気づくひろみ

 

手をいきなり離す

 

『あとで、また手を繋ごうね』と耳元で囁き

 

顔が赤くなるひろみ

 

『じゃあ、お願いします』と花音に頼み

 

急いで結の元へ

 

 

学長室

『すみません。遅くなりました。』と頭を下げる準

 

『準君、遅かったね。ほらっ座ってくれ』と微笑む学長

 

『結ごめん。助かったよ』とウィンクする準

 

『ちょうど本題を話そうとしてたところだったから早速本題なんだが、、、』

 

文化祭で自分たちの出るタイミングや

場所など詳しい説明を受ける

 

『わかりました』と真剣に説明を聞く準

 

『楽しみにしてますね。』と微笑む結

 

『告知もたくさんしていいかなぁ?』と笑って聞く学長

 

『はい。お願いします。』と笑って応える準

 

『あと、今回の企画なんだが、、軽音部が仕切ることになってて、部長の石原花音さんと副部長の上野ひろみさんが担当することになったから、よろしくお願いします。さっき連絡したからこっちにそろそろ来るかと、、、』

 

トントンとドアをノックする

 

『ちょうど来たみたいですね。、、、どうぞ〜』と学長

 

『失礼します。』と頭を下げる花音とひろみ

 

ひろみは花音に学長に呼ばれたからついて来てと言われただけなので、何で呼ばれたかわかっていない

 

部屋に入り

 

結と準がいてびっくりする

 

『石原さん、こちらが一緒に企画してくださる。spadeのメンバーです。』

 

『よろしくお願いします。』と微笑んで応える花音

 

ひろみも『よろしくお願いします』と頭を下げる

 

『石原さんは、生徒会長もやっているんです。上野さんはモデルをやってるのと学校の相談役をやってます。2人とも信頼できる方なので困った事があればおっしゃってください』

 

『あっ、、よろしくお願いします』と頭を下げる準

 

『では、私達はそろそろ』とニコッと微笑み頭を下げる結

 

『はい。お願いしますよ。』と笑って応える理事長

 

spadeのメンバーが部屋から出て行く

 

ひろみ達も理事長に頭を下げ外へ、、、

 

 

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