yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth いなくなって.16

ひろみと連絡が取れなくなったあの日から

 

ちょうど3日がたった、、、

 

 

ため息をつき外を見ている準

 

spadeメンバーはみんなコソコソ話しをしている

『おい、何?準もしかして振られたの??』と心配する剱

 

『聞いた話によると、、彼女といきなり電話も連絡も取れないらしいよ、、家にも帰ってないみたいだし、、、』と準を心配する達也

 

『大丈夫かぁ〜。明日は路上ライブだけど、、、あの調子じゃあ、、、』と心配する結

 

『おい。準。大丈夫か?』と誠が話し掛ける

 

 

ぼっ〜として

 

『うん、大丈夫だよ、、、。』と上の空

 

 

そこへ電話が鳴る

 

ぼっ〜としながら電話に出る準

 

 

『もしもし、、、。うん。それで!?うん?!、、、わかった!!急いで行くよ!!』と電話を切る

 

急いで荷物をまとめる

 

『準どうしたんだ??』とびっくりする結

 

『ごめん、、、。今日だけ帰らして、、明日の路上ライブはちゃんとやるから』と焦って楽屋から出て行く

 

心配するメンバー達

 

急いで車を運転して

 

桐島学園へ

 

 

桐島につき軽音部の部室へ急ぐ準

 

 

部室へ行く途中に

 

聞き覚えのある歌が聞こえてくる、、、

 

spadeの曲、、、

 

 

なぜかその歌声が気になり

 

歌が聞こえてくる方に行くと

 

 

 

ひろみが歌を歌っていた、、、

 

歌を気持ちよさそうに歌っていて、準に気づいていないひろみ

 

準は、ひろみに近寄り

後ろからそっと抱きしめる

 

 

『えっ!?あっ!』とびっくりするひろみ

 

 

『ごめん。ごめん。、、』とひたすら謝る準

 

ひろみは意味がわからず

 

『どうしたの準??何かあったの?』と聞き返す

 

 

その言葉を聞いてホッとする準

 

そして、きつく離れないように抱きしめる

 

『準?いたいよ。、、、それになんでここに??、、、あっ、、そうだ!私、準に伝えたい事があって、、、』とアタフタするひろみ

 

 

準は、じっとひろみを見つめ

 

いきなり

『心配したんだぞ!!何も言わずにいなくなるから、、、、僕は、、、』と泣きそうになり怒りながら応える準

 

『あっ、、、、ご、ごめんなさい。、、、えっと、本当にごめんなさい』とひろみも泣きそうになりながら謝る

 

 

………

 

 

実は、

 

 

あの日準と別れた日、、、

 

 

家に帰り

 

ネックレスを見ながら嬉しくていつも通り洗濯をするひろみ

 

ルンルン気分で洗濯をしていて携帯を途中で見ようとした時

 

どこにも携帯が無いのに気づく

 

 

どこに入れたか考えてみると

 

ズボンのポケットに入れっぱなしだったことを思い出す

 

 

でも、ズボンは洗濯機の中

 

すぐ携帯を洗濯機の中から探しだした

 

 

 

けど、、

 

携帯がびしょ濡れになって電源が入らなくなっていた

 

 

ショックを受けていると

 

たまたま家の電話が鳴る、、、

 

 

すぐ電話に出るひろみ

 

電話の相手はお母さんからだった、、、

 

電話越しで慌てている様子だったので話を聞くと親戚の訃報を知らせる電話だったのだ、、、

 

 

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