yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 大切.18

ピアノに座って鍵盤をさらさら弾くひろみ

 

ピアノの音につられて

 

奥にいた

マスターが出てくる

 

準に声を掛ける

 

『準久しぶり〜。最近凄いらしいじゃないか。メジャーデビューするって、今お前達の話でもちきりだぞ。』と嬉しそうに話すマスター

 

『ありがとうございます。そんな風に言ってもらえて、僕凄く嬉しいですよ。』と微笑んで応える準

 

ピアノを弾いてるひろみを見て

『準あの子、、、もしかして、彼女??』と真面目に聞くマスター

 

『そうなんですよ。可愛いでしょ?』と微笑む準

 

『ついに彼女ができたのかぁ〜。やったなぁ。、、、けど、今日ここにきたってことはなんかあるんだろ』と笑うマスター

 

『本当マスターは凄いなぁ〜。』と準も一緒に笑う

 

『よしっ。貸切にしてやるよ』とグッドサインをだすマスター

 

『ありがとうございます。じゃあ、あと1つ頼みがあるんですけど、あの、マスター、、、。言いづらいんですけど、少し外に出て行ってもらえないですか?』と手を合わせて頼む準

 

『えっ!!貸切にしてやるし、絶対誰にも言わないから、いさせてよ。』とマスターも必死

 

『そこまで言うなら、、、絶対誰にも言わないでくださいよ』と念押しして微笑む準

 

 

ピアノに座っているひろみに近づく準

 

『お願いがあるんだけど、この前言ってたひろみが作った曲が聞きたいんだけど、、、』と話す準

 

準を見て不思議に思いながら

『私の??うん。いいよ』と準を見つめて応えるひろみ

 

『ひろみって弾き語りできるの??』と目を丸くして話す準

 

『うん。できるよ。あんまり上手じゃないけど、、、聞いててね』と微笑むひろみ

 

前奏を弾きだし、歌い出すひろみ

 

さっきとは全然雰囲気が違う

 

 

準がびっくりしながらひろみの曲を聴いている

 

 

曲が終わり

 

準を見つめ

『どうかなぁ?』と照れながら話すひろみ

 

 

『めちゃくちゃいい曲だね。この曲絶対いいよ』と絶賛して微笑む準

 

『ありがとう。、、、この曲初めて私が書いた曲なんだ〜』と微笑むひろみ

 

『あっ、ごめんさっきの曲やるよね?』とニコニコで聞くひろみ

 

『うん。お願いします』と微笑む

 

 

ひろみがピアノので伴奏を弾く

 

準が隣に来て歌を歌う

 

 

その曲を聴いて

 

ひろみは涙が止まらなくなる

 

『準、、ごめんね。』と泣きじゃくるひろみ

 

『何もそんなに泣かなくても、、、』と抱きしめる

 

『だって、、、この曲』と準を見つめる

 

 

 

たまたまspadeのメンバーが会場にきた

 

『マスター。今日お店休みなの?』とお店の戸を開けて聞く剱

 

慌ててマスターが外に出てくる

 

シッーとやっている

 

『えっ?何??』とそっと会場を覗く

 

準がひろみを抱きしめている

 

 

『えっ!!なんでひろみちゃんここにいるの?』とびっくりする剱

 

『静かにしろよ。相変わらずだなぁ〜』と呆れるマスター

 

結がクスッと笑い

『準、、大丈夫そうだなぁ。』と微笑む結

 

そっとライブハウスに入り見守る4人

 

 

 

『もう、泣かないで、、』と背中をさする準

 

 

そして、じっと見つめて

 

キスをすると思いきや

 

ひろみの耳元で

『ごめん。本当はキスしたいんだけど、、、みんな見てるから、家に帰ったらね』と微笑む準

 

その言葉を聞いて

顔が真っ赤になるひろみ

 

その可愛い姿を見て

 

手を伸ばしギュッと抱き締める

 

 

そして、その場から離れ

 

 

メンバーのもとへ近づく準

 

『あれっ?みんな、、もしかして覗き見??』とさらっと言う準

 

『準、今のは絶対キスするところだろ!』と真剣に応える達也

 

『あのなぁ〜。お前らがいるのにキスするわけないだろ、、、』とため息をつく準

 

『別に気にしなくてもいいよ。続きをどうぞ』と冷静に応える剱

 

『お前ら本当に、、、ごめん。準、、、で、大丈夫なのか?』と心配する結

 

『ありがとう。大丈夫だよ。、、、僕の勘違いだったから』と微笑む

 

『でも、何であんなに泣いてたんだ?』と不思議に思う誠

 

 

『新しい曲を書いたんだ』とニコッと笑う準

 

『えっ??』と聞き返す結

 

『あぁ、マスターにさっき録画してもらったから聞くといいよ。』と微笑む準

 

『じゃあ、そういうことで、、、僕は帰るよ』と笑う準

 

その姿を見て

 

みんなホッとする

 

『準、、今日は早く寝ろよ、、、明日はライブだから』と真剣に応える誠

 

『ありがとう。起きれなかったらごめん』と笑う

 

『準だけずるい〜!!俺もあんな彼女がほしい』と拗ねる剱

 

『お前は、、、また話がややこしくなるだろう?黙っとけ』と呆れて話す結

 

剱があるものを準に渡す

 

『おまえ!!これっ』と呆れる

 

 

『今日は絶対いるだろう?大事な日だから』と準を見る

 

『心配してくれてありがとう』と笑う

 

『じゃあ、明日。』と微笑みひろみのところへ戻る準

 

 

『ひろみ、帰ろう』と微笑む

 

うんと頷き

 

メンバーに挨拶をしてライブ会場から抜ける

 

 

車に乗り家に向かう

 

『ひろみ、今日うちに泊まって行ってよ』と微笑む準

 

『う、、、ん』と顔を赤くするひろみ

 

『ひろみ、こっちきて』と赤信号になったので手招きする

 

 

その瞬間

 

準がひろみにキスをする

 

 

 

びっくりするひろみ

 

『僕の大切な人、、、お帰りなさい』

 

 

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