yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 心配.37

ひろみを見送り

 

さっきまでのニコニコな準とは違い真剣な表情になる準

 

席にもう1度座り

『すみません、、お願いします』と真剣にマネージャーと話しだす

 


『話なんだが、、、』とマネージャーと真剣な話をする

 


………

 

打ち合わせをした部屋から出て

 

とぼとぼ歩くひろみ

 

さっき浮かれてたひろみと全く違って

心配で心配で仕方がないひろみ

 

 

足取りも重くなり

 

深いため息が出る

 

『ごめん、、。花音。先に車に行ってて』と車の鍵を花音に渡す結

 

『あっ、、、うん。わかったよ』とひろみを見て結に頷く花音

 

『じゃあ、、後でね』と手を振っている結

 

他のメンバー達もひろみを見て目を合わせている

 

すると結が
『悪いけど、、お前達は今日は帰ってくれ』と真剣に話しをしだす結

 

メンバー達みんなでため息をつき
『そうだなぁ。わかった。、、結に任すよ』と微笑む剱


『悪い頼むよ〜。結』と笑う誠


『あっ、、、結お願いします』と頭を下げる達也


『じゃあ、また』とニコニコで手を振る結

 

みんなを見送り


『明日2週間後には文化祭だからなぁ〜。気合いを入れないと』と呟き気合いを入れる

 

そして、

ひろみに近づき

『ひろみちゃん、、準のことなんだけど』と声を掛ける

 

『あっ、、はいっ!えっ、、と、、なんですか?』と泣きそうになりながら話を聞くひろみ

 

『ここだと何だから、、、違うところで話ししようかぁ』と微笑む結

 

『そうです、、ね。あっ、、音楽室なら使えますよ』とひろみ

 

『そうなんだね。、、よし行こうか』と歩き出す2人

 

ひろみは準を凄く心配するあまり

歩いている時に結と色んな話をしたが

準のことが気になりすぎて
何の話をしたのか全く頭に入ってこない、、、

 

結はそんなひろみを見て

『ひろみちゃん、、?大丈夫??』と心配そうに話す結

 

『あっ、、はい。大丈夫です。』と微笑むひろみ

 

気持ちがふわふわと落ち着かなくて


音楽室に着き

ピアノに座り
1つの曲を歌うひろみ、、、

 

準が歌ってくれた曲


結はそっとその様子を見ている

 

少しアレンジしていたからか

 

最初準が作った曲だとは思わなかった、、、

 


サビを聞き

 

びっくりしながらひろみの歌ってるのを聞く結、、、

 

曲を歌い終わり


ふぅ〜とため息をつくひろみ


『ひろみちゃん、、凄いね』と微笑む結

 

『あっ、、ありがとうございます』と嬉しそうに微笑むひろみ

 

『ひろみちゃん、、大丈夫だよ。』と優しく声を掛ける結

 

その言葉を聞いて

 

不安で仕方なかった緊張が溶け

 

涙がぽろぽろとでてくる


『やだ、、大丈夫ですよ。わかってます』と笑うひろみ

 

『ひろみちゃん、、』と真剣な顔で見つめる結

 

『なんか私だけ浮かれてた気がして、、、何も私わかってなかったんです。準のこれからのこと全く考えてなくて、、自分のことばっかり考えてた』とひろみ

 

『それは違うよ。準はひろみちゃんと会って、、凄くいい感じに成長してるんだ』と真剣に応える結

 

『えっ??』と泣きながら結を見つめるひろみ

 

『これは、、本当は準にとめられてるんだけど、、、』と話しだす結

 

『何の話ですか??』と真剣に話しを聞くひろみ

 

 

…………

 

『すみません。ありがとうございました』と頭を下げる準

 

『いいよ。』と笑うマネージャー

 

『すみません。話し、、ありがとうございました。』と真剣に話す準

 

『そんなこと構わないよ。こっちこそごめんよ。急に真剣な話しをしたから、、、彼女、、きっと、、心配してるよね』とマネージャー

 

『大丈夫ですよ。後でちゃんと話しをするので、、。』と微笑んで話す準

 

『最初会った時より、よく笑うようになったなぁ、、準。きっと彼女のおかげだなぁ』と笑うマネージャー

 

『そうかもしれないですね。』と微笑む準

 

『だいぶ遅くなっちゃったなぁ〜。じゃあ、送ってくよ。』とマネージャー

 

『あっ、、マネージャー、たぶんひろみ待ってると思うので、、歩いて帰りますよ』とニコニコで応える準

 

『えっ、、でも、準の家から少し遠いだろ、、』とびっくりするマネージャー

 

『いいんです。ひろみと話したいことたくさんあるので。ひろみとのんびり帰りますよ。、、、それにタクシーもあるので途中で捕まえますよ』と笑う準

 

『わかった。気をつけて帰れよ。明日は雑誌の撮影をするから。忘れないでよ』と笑って話すマネージャー

 

『はい。じゃあ、すみませんがよろしくお願いします』

 

『は〜い。じゃあな』とニコニコで手を振るマネージャー

 


マネージャーを見送り

ひろみを探す

 

『さぁ、どこにいったかなぁ、、、?』と呟く準

 

 

夜の学園を歩く

 

 

文化祭が近いこともあって

 


みんな泊まりながら作業をしている人もいる

 

空を見上げながら

微笑んで歩く準

 

『ひろみ、、どこいっちゃったんだろう??』

 

すると

 

聞きなれた曲がふと聞こえてくる、、、

 

 

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