yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 辛い.42

『楓が、、撮影の監督なの??』と顔つきが変わる準

 

『うん。そうだよ、、。久しぶりだね。準元気にしてた?』と微笑む楓

 

『あぁ、、、。』とずっと楓をみつめる準

 

その様子をずっと見ているひろみ

 

準のよそよそしい行動を見て

 

すぐ

どう言う関係かわかった気がしたひろみ、、、

 

 

声を掛けたかったけど、、

 

言葉が出なくて

 

 

すると

 

『準、、、撮影始まるぞ〜』とマネージャーさんが呼びに来る

 

『あっ、、、ごめんなさい。すぐ行きます。、、ひろみ。一緒行こう』と微笑む準

 

でも、なぜか

動かなくなっていたひろみ

 

『ひろみ、、、?』と顔を覗く準

 

準の顔を見て

『あっ、、私、、後で見に行くから、、、先に行って』と微笑むひろみ

 

『そっかぁ〜。わかったよ。じゃあ、撮影頑張るね』と微笑んで手を振り撮影場所に戻る準

 

『うん』とひろみも微笑み手を振っている

 

楓と2人で残る、、、

 

『準の彼女って、、、ひろみちゃん?』と聞かれる

 

その言葉にドキッとするひろみ

 

楓を見つめ

『あっ、、、はい。』と言いづらそうに応えるひろみ

 

『そうなんだね。ならよかった』と微笑む楓さん

 

心が潰されそうになるひろみ

 

『楓さんは、、、』と聞こうとした時

 

『楓さん、撮影の確認お願いします』とスタッフから声が掛かる

 

『ごめんなさい。また、話ししましょうね。じゃあ後で』と急いで現場に戻る楓

 

その姿をずっと見てることしかできなかったひろみ

 

『あっ、、ひろみこんな所にいたの?』とニコニコで花音がやってくる

 

『あっ、、うん、、』とそわそわしているひろみ

 

『どうしたの、、?』と花音

 

『ううん。何でもないの。ほらっ撮影見に行こう』と微笑み

 

花音と撮影を見に行く、、、

 

 

複雑な気持ちのまま撮影を見に行くひろみ

 

準の姿を見て

改めてカッコ良さを知る、、、

 

 

初めて撮影するわりには

 

うまく撮影をしているメンバー達

 

途中で楓とのやり取りもあり

 

それを見ているときは

 

胸が苦しくなるひろみ

 

 

初めて感じる気持ちにドキドキするひろみ

 

撮影が終わったのは

 

それから4時間たった後だった、、、

 


『あぁ〜。疲れた〜』と達也

 

『やっぱりデビューとなると本格的だよな』と笑って話す釼

 

『お前達今までで1番かっこよく見えたよ』と笑う結

 

『本当みんな頑張ったなぁ〜。意外に楽しいな』と誠

 

『誠が1番決めてたんじゃない』と笑う釼

 

『余計だよ。お前は』と怒る誠

 

『でも、やっぱりボーカルには敵わないなぁ〜』とメンバーみんなで準を見る

 

『えっ?なになに??』と焦る準

 

『お前が1番かっこよかった』と笑う誠

 

みんなで頷く


『そんなことないって。みんなも一緒だよ』と話が盛り上がるメンバー達

 

その様子をひろみと花音は近くで見守る

 

『あっ、、ひろみちゃん。準が凄くかっこよかったよね??』とニコニコで話す釼

 

『う、、、ん。そうだね。かっこよかったよ』とじっと準をみつめるひろみ

 

それを聞き凄く照れる準

 

その後またみんなで話が盛り上がる

 

ひろみは

みんなの楽しそうな場所からそっと離れ

バレないように

 

タワーのベンチに座って外の景色を眺めていた、、、

 

撮影が終わり話が盛り上がり

ひろみが近くにいないことに少し経ってから気づき

 

急いでひろみを探しに行く準、、、

 

 

その頃

外を眺めてため息をついているひろみ

 

 

そこへ

釼がやってきた、、、

『ひろみちゃん、、?どうしたの??』と優しく声をかける釼

 

『あっ、、釼くん撮影お疲れ様〜』と微笑むひろみ

 

『ありがとう、、。ひろみちゃんあの、、何かあったんだよね??』とひろみの顔を覗く釼

 

『ううん。何にもないよ、、、。』と下を向くひろみ

 

『やっぱり、、、もしかして楓さん??』と心配して聞く釼

 

『えっ??』

 

『ごめん。実はさっき、、3人で話してる時に見ちゃって、、、』と笑う釼

 

『そうだったんだね、、、』と小さい声で応えるひろみ

 

『でも、大丈夫だよ。準は、、ひろみちゃんのことしか見てないから、、、』と微笑む釼

 

『あっ、、、バレてるんだね』と涙声になるひろみ

 

『ひろみちゃん、、』とそっと抱きしめる釼

 

『大丈夫だから、、』と背中をさする釼

 

たまたま

その様子を遠くから準が見ていた、、、

 

 

準はひろみが凄く泣いていたこともわからず

 

ただ、釼とひろみのやり取りを見て
こころが折れそうでどうしてらいいかわからなくなっていた、、、

 

 

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