yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 文化祭.51

文化祭当日がやってきた、、、

 

 

ついにその日がやってきた、、

 

 

spadeのみんなといろいろ作り上げてきた今日

 

 

そして、

 

あっという間にその日がやってきたのだ

 

 

舞台の袖で

『お〜い。ひろみ??』とニコニコしながらひろみの顔を覗く準


『あっ、、、じゅん、、』とぼ〜っとしているひろみ


『どうしたの??』と笑顔で話しかける準


『あっ、、えっと、、、』と凄く緊張しているひろみ


そんなひろみを見て


準はニコッと微笑み

いきなりひろみの腕を掴み


ひろみを引っ張り

自分の元へ引き寄せ

 

 

そのまま抱きしめる、、、


『あっ!!』とびっくりして準の顔を見つめるひろみ


準もひろみを見つめて


『大丈夫、、。今日は一緒に頑張ろうね』と優しく声を掛ける


その言葉をきいただけで

 

肩の力が抜けるひろみ、、、


『う、、、ん。そうだよね。なんか今日は緊張しちゃって、、、』と準を見つめる

 

『そうだよね。、、、ひろみ手を貸して』とひろみをじっと見つめて話しかける準

 

『うんっ!』と元気よく返事をしてニコニコで準に手を渡す

 

手を繋ぐと

微かだか準の手が震えていた、、、


『準っ!?』と顔を見つめびっくりするひろみ

 

するとニコッと微笑む準

 

緊張していたのは自分だけじゃないと知るひろみ、、、


『ありがとう、、、』と準を見て微笑むと

 

みんなにバレないように

 

準がそっと

 

顔を近づけて

優しいキスをする、、、

 

 

軽いキスをして

お互い見つめ合う2人

 

そして、

 

緊張のあまりプッと吹き出す2人


緊張が一気にほぐれたみたい、、、


『あっ!こんなところにいた!!』と花音が様子を見にきた

 

準から離れ

『ご、、ごめん。花音、、もう出番??』と心配そうに花音に聞くひろみ

 

『ひろみ??、、やけに緊張してるのね、、、さっきのモデルコンテストの時は全然緊張してなかったのに、、』と不思議そうにひろみを見つめる花音

 

『だって、、』と準を見つめるひろみ

 

『花音ちゃん、、ひろみは緊張してないよ。僕とずっと離れたくないみたい』と微笑んで話す準


『えっ?!じゅん!!』と顔が赤くなるひろみ


『はぁ〜。もうあんたちバカップルには敵わないわ』と呆れる花音

 

そこに

『か〜のん。何話してるの??』と後ろからハグをして微笑む結


『あっ、、、ゆい、、』と顔が赤くなる花音


いつもは凛々しい花音だけど、

 

結の前だとすっかり女の子になる花音

 

2人の戯れている姿を見て

微笑むひろみ

 

『2人の方が十分ラブラブだと思うけど、、、』と微笑み

 

もう1度

準を見て

 

一緒にライブの最終確認をしに行く

 

『よしっ!これで全部OKだぞ』ときちんと仕事をこなす誠


『ありがとう。これで心配はないなぁ〜。、、ついにデビューか、、』とボソッと呟く準

 

準備は全部整い


空を眺めている準、、、

 


その姿を近くで眺めているひろみ

 

そして

 

時間がやってきた、、、

 

 

spadeのライブが始まる

 

今日はspadeのデビューという事もあって

 

生放送でテレビと中継も入っている、、、

 

 

spadeのメンバー達はいつもと変わらない様子で自己紹介をし

 

そして、

 

歌が始まる、、、

 

 

打ち合わせはあまりなかったけど

 

いつも通りカッコよく決めるspade

 

ひろみは、、

自分が始めてspadeを見た時のことを思い出した、、、

 

準との1番始めの思い出を、、、

 

そのことを思いながら

ギュッとギターを握りしめ

準を見つめるひろみ、、、

 

『ひろみ、、大丈夫??』と後ろからひろみの様子を見ていた花音


『う、、ん。大丈夫だよ』とニコッと微笑むひろみ


spadeの生中継は終わり


今度はひろみ達も参加するライブが始まる、、、

 

『さぁ、みんな気合入れるよ!!』とみんなの顔を見て意気込む花音

 

軽音部のみんなは

 

それに合わせて

『お〜!!』と掛け声をかけ会場に上がる

 

spadeを見にきたお客さん達も興奮が覚めない

 

そして、

ライブが最高潮になる、、、

 

 

みんなで盛り上がり

笑い合い楽しいライブになるこの文化祭

 

あっという間に最後の曲へ

 

最後の曲はspadeだけで演奏する、、、

 

 

その曲は

 

 

準がひろみに贈ったバラード、、、

 

準は新曲にこれを選んだのだ

 

ひろみはそれを聞きびっくりする

 

気づいたら

涙が出ていた、、、

 

『ひろみ、、よかったね』と隣で微笑む花音

 

『う、、ん。本当にうれしい』と花音に抱きつくひろみ

 

そのまま

 

ライブが終了する、、、

 

 

『はぁ〜。終わった〜!』と背伸びをする剱

 

『本当おつかれ〜』とニコニコでメンバーたちに話しかける準

 

みんなで盛り上がり話をたくさんしていると

 

結がそっと準に近づき肩を叩き

『準、、ひろみちゃんが待ってる』と耳元で声を掛ける結


『あっ、、、ありがとう』と恥ずかしそうに応える準


みんなに気づかれないようにそっとその場から離れる準、、、

 

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