yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは素敵??1

ついに!

 

今年は・・・・

 

あそこに行けるっ!!

 

…………

 

もうすぐでクリスマス

 

街中

 

どこもかしこもクリスマスムード

 

音楽もイルミネーションも全部

 

 

私はこの時期が1番大好き

 

今年はまた

特に楽しみ

 

なんてったって

 

初めて彼氏とクリスマスを迎えるんだから………

 

…………

 

浮かれながら廊下を歩く私

「ハノンっ!!待って〜!!」と親友の七海が後ろから走ってくる

 

『ふぇ??・・・どうしたの??』と振り返ると

 

親友が息を切らして

「はぁ・・・はぁ・・。クリ・・ス・・・マス。」

 

『うん?クリスマス??・・何かあったの??』

 

「ほらっ!やっぱり話聞いてなかったでしょ」と呆れてため息をついている七海

 

『???』

 

「かなり変な顔になってるよ」と笑う七海

 

『あぇ・・・。あっ!ごめん!!あれ私もなの??』と聞き返してしまったハノン

 

「当たり前でしょっ!何言ってるの・・・w」と爆笑する七海

 

『あっ・・・。』

 

「あれ〜・・・もしかして」とニヤッと微笑む七海

 

『あっ・・えっと・・実は、彼氏ができて』とモジモジしだすハノン

 

「だよね!やっぱり!!同じクラス??」

 

『違うよ。音楽科なの・・・。』と顔を赤くして応えるハノン

 

その反応を見て

「えっ??もしかして・・・。松永君??」

 

そう彼は高校の中でとっても有名人なのだ

そもそもなぜ

私の彼氏が有名人だと言うと・・・

 

ただ単に

音楽科は女の子が多い

 

だから、男の子はなかなかいない

 

そして

彼はドラムを叩ける

 

このあいだの文化祭で何人ファンができたか

 

だから

彼は有名なのだ!

 

 

「へ〜。松永君とね・・・。確か役員一緒だったもんねw」とニヤニヤして七海が話す

 

『う・・・ん。そうだね』と顔が赤くなるハノン

 

「ハノン誘われてたもんね。バンド見にきてって・・・。カッコイイって言ってたもんね。」

 

『あっ・・・あのね。でも、よくわからないっていうか』と慌てる

 

「本当。松永君可愛いそう〜wまあ、そこがいいところよね」と笑う七海

 

『あっ・・・。あのね。やっぱりまだ信じられなくて・・・』

 

「えっ?彼のこと??」

 

『あっ・・・えっと、憧れ的な感じかなぁ・・・』

 

ハノンがそう思ったのは

文化祭の時のことを思い出したから………

 

 

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