yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは素敵??8

『う〜ん・・・。』と目が覚めるハノン

 

「ハノン・・。」と顔を覗き込み

真斗が心配な顔をして隣に立っていた

 

『あっ!!ご・・ごめんね』と反射的に誤ってしまったハノン

 

「ハノン・・・。もう大丈夫??」と不安そうに見つめる

 

『うん・・。寝不足だったから・・』と

この時はさっきの話を思い出して笑顔で応えることができた

 

すると

いきなり抱きしめられる

 

「ごめん!本当にごめん!!」と謝る真斗

 

『いいよ。真斗は忙しかったから』と微笑むハノン

 

「ハノン・・。僕ハノンのことちゃっと見てなかった・・。ほんとは僕に言いたいことあるんだよね??あの時だって」

 

『ううん。なにもないよ。気にしなくていいから』と微笑むハノン

 

「ハノン・・・。わかった。一緒に帰ろう・・ダメかなぁ?」と珍しく不安そうに聞く真斗

 

『ううん。私も一緒に帰りたい』と微笑む

 

ほっとした表情を見せる真斗

「さっき七海ちゃんがカバン持ってきてくれたから。このまま帰ろっか」と微笑む真斗

 

『うんっ!』と満面の笑みで応えた

もうこの時には心の底から笑っていた……

 

ベッドから降りて

先生たちにお礼を言い

 

家に帰る2人

 

校門をでるとさっと手を繋いでくる真斗

 

少し照れてるのか

耳が真っ赤だった……

 

それがなんか嬉しくて

クスッと笑ったハノン

 

けど、そのあとは沈黙になり

緊張しながら歩いていた

 

沈黙を破ったのは真斗だった………

「ねぇ。ハノン・・・。クリスマスコンサート見に来ない?」と微笑みながら話す

 

(あっ・・

クリスマス・・

私の行きたい場所・・・)

 

「ハノン??」と顔を覗き込む真斗

 

『あっ・・うんっ!見に行く』と微笑んで話すハノン

 

(もう私の行きたいところはいいや・・・)

真斗のこと本当に好き

 

「よしっ!じゃあ・・・24日空けといて。一緒に行こう」

 

『えっ??クリスマスコンサートって真斗でないの??』

 

「あぁ。そういえばその話もしてなかったね・・・。ほんと僕ってダメだなぁ・・・ごめん。」と凄く謝る真斗

 

『ううん。いいの』と微笑むハノン

 

「ハノンって・・・。やっぱり可愛い。」とボソッと呟く真斗

 

『うん?ごめん。今聞こえなかったけど・・・??』とハテナになりながら楽しそうに聞くハノン

 

「いや・・・。なんでもない・・。あっ!えっとコンサートのことなんだけど、企画は2年生がすることに毎回なってて、それで僕が担当なったんだ。だから、今回はでない予定・・・。来年は参加になるけどね」と微笑む真斗

 

『そうだったんだ。じゃあ、一緒に入れるんだね』と凄くはしゃぐハノン

 

「うん。だから、一緒に過ごそう」

 

 

 

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