yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは素敵??9

『うんっ!凄く嬉しい』と満面の笑みで応える

 

「ハノン・・・。あと、お昼なんだけど・・。」と言いにくそうに話す真斗

 

『ごめん。私のせいだよね・・・。一緒に食べたい。』

 

「よかった。避けられたから。振られるかと思ったよ」

 

『えっ??』とびっくりするハノン

 

「だって・・・。ハノン電話もメールもくれないし。学校でも避けてただろ?」

 

『あっ・・。ごめん』

(だって、

迷惑かけたくなかったから

 

離れた方が今はいいと思ったんだもん)

 

「こらっ!ハノン・・また一人で考えてただろう」とおデコにデコピンする真斗

 

『いったぁ〜。真斗がいじめる』とおデコを抑えて涙目で訴えるハノン

 

すると

 

 

真斗の顔が近づいてきて

 

口にちゅっと軽いキスをされる………

 

その瞬間顔が真っ赤になるハノン

 

「ハノンって本当素直だよなぁ〜。そこが可愛い」と微笑む真斗

 

『まさとがいきなりキスするから///』とマフラーで顔を隠すハノン

 

「だって可愛いから。やっぱりハノンじゃないとダメだなぁ」と微笑む真斗

 

『あ・・ありがとう』

 

「クリスマス楽しみにしてて。一緒に過ごそう」

 

『うんっ!』と笑顔で応えるハノン

 

それからは

真斗のことが信じられるようになって

 

とっても楽しい毎日を過ごしている

 

相変わらず彼はクリスマスコンサートで忙しくてバタバタはしているけど

 

ハノンが心配にならないように

お昼やメール、電話で今の状況を教えてくれるようになった

 

そして、

ついに………

 

クリスマスイブ………

 

待ち合わせ場所は学校

けど、

 

それ以上のことは聞かされていない

というか

聞くのを忘れてたw嬉しすぎてw

 

とりあえず学校に向うハノン

今日はお洒落をして気合が入る

 

学校に着いたけど

まだ真斗はいなかった・・・

 

まだ集合時間にも

余裕があるし真斗を待つことに

 

すると

後ろからいきなり抱きしめられるハノン

 

「ごめん。待たせたよね。じゃあ、行こうか〜

」と微笑む真斗

 

『う・・ん。お願いします。』と照れるハノン

 

手を繋いでそのまま学校を離れる

 

『真斗。前から思ってたんだけど・・・。どこでコンサートやるの??』

 

「それはついてからのお楽しみ」とニコッと微笑む真斗

 

『もう!いつも内緒なんだから』とほっぺを膨らまして怒るハノン

 

「ハノンが怒るなんて珍しいね」とクスクス笑う真斗

 

こんな彼だから

また好きになってしまう・・・

 

 

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