yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは彼と・・・3

『やっぱり。昨日のこと覚えてないの??』とニコニコして話す男の人

 

私・・この人

ピアノの人だよね・・・

 

トイレ・・そうトイレ行って・・・

その後、彼にぶつかって

 

寝たんだ・・・

そう私あの時この人の胸で寝た………


そして、
彼をもう1度見つめる優奈

 

覚えてないなんて言えないよね・・・

私なんてことしたんだろう・・・

 

それも

私・・

初めてだったのに・・・

 

『優奈??』

 

『・・・・』と青ざめる優奈

 

『優奈は昨日あんなに酔ってたから仕方ないよね。あんなに誘われたの初めてだったんだけどなぁ~』と笑う男の人

 

私が誘った・・・?

嘘??

 

だってそういうことしたことないよ?

 

確かに

彼氏はいたし

キスも手も繋いだことあるけど・・・

 

初めてを覚えてないなんて・・・

それも私から誘った・・・

 

私って何なの?

 

と頭を押さえて

いろいろグルグル考える優奈

 

凄い考えていると

不意打ちでいきなりキスをされる

 

『優奈・・・。じゃあ、覚えてないなら、もういっかいする??』と笑顔で微笑む彼

 

その言葉に顔が真っ赤になる優奈

 

その姿を見て

またクスクス笑う彼

 

『あっ・・あの・・・』とやっとの思いで彼に話し掛ける優奈

 

『うん?何・・?優奈』と微笑む彼

 

『私帰ります・・・。』

 

『へ~。優奈って酷いんだね。』

 

『えっ??』

 

『だって、やったらぽいなんて僕かわいそうだよ』とウルウルと涙目で訴える彼

 

『あっ・・・ごめんなさい。そう意味じゃないです。本当にごめんなさい』と凄く謝る優奈

 

『じゃあ、どういう意味・・なの??』とまだ訴える彼

 

『えっと・・・私とそんな関係になって嫌かなぁ・・って・・・だから、私も覚えてないしなかったことに・・・』と言うと

 

蓮が悲しそうに見つめる

 

『・・なんて・・・出来るわけないよね・・』ともう1度彼を見つめる

 

『うん。無理かも・・・。それに僕優奈に惚れたから・・・絶対無理っ!』と微笑む彼

 

えっ?!

このイケメンで可愛い彼が私を………

 

この人きっと

私を騙してるよね・・・?

 

でも、

あんな目で訴えられると・・・

さっきまでカッコイイお兄さん風でめちゃ弄んでたくせに

 

彼はどっちが本性なの??

 

『優奈・・・。じゃあ、僕と付き合おう』とサラッと言う彼

 

今なんて??

『付き合う・・・?どこまで??』と優奈

 

その回答を聞いて

爆笑する彼

 

『愛の告白なんだけどなぁ~』とにこっと微笑む彼

 

『え~っ?!』と彼を見つめ

 

もう1度

『本気なの??』と聞いてみた

 

『うん・・・。本気だよ』と今度は真剣に応える彼