yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは彼と・・・4

彼のその眼差しはどうしても嘘をついているようには見えない

 

でも、イケメンだよ?

それに私だよ??

 

『私は愛人なんですよね??』なんて言葉を返してしまった優奈

 

『ごめん。僕・・・恋愛に興味もったことないから』と微笑む彼

 

『だ・・だって、こんなにかっこいいのに??』と彼を見つめて真剣に言う優奈

 

『優奈ありがとう。うれしいよ。かっこいいとか可愛いとかよく言われていっぱい寄ってくるけど・・・大事な人はいないかなぁ・・・。それに』

 

『それに?・・・何??』

 

『彼女としかそういうことしたくないし』と微笑む彼

 

『??』

 

『優奈だったから、昨日抱いたのに・・・』と微笑む彼

 

それを聞いてもっと顔が赤くなる優奈

『もう1度・・・言うよ。僕と付き合ってください』と微笑む彼

 

『あっ・・う・・・ん。わかった。』と顔を赤くする優奈

 

『よしっ!そうとなったら・・・昨日の優奈は覚えてないみたいだから・・・。』とまたいきなり押し倒されキスが始まる

 

甘~い甘いキス

そのキスに酔いしれる優奈

 

優奈の乱れていく姿を見て彼は何度もキスをする………

 

 

すると

 

そこに陽気な曲が流れてくる………

 

どうもそれは彼のスマホの着信音

彼はキスを辞めたくなかったみたいだけど………

 

電話が鳴り止まないので

 

キスをやめ

『絶対ベッドにいてっ!』と念押しをして

リビングで電話をしにいく

 

 

 

………

 

 

彼が出ていって

ホッとした半分

寂しい気持ちにもなる優奈

 

はぁ~とため息をついていると

チリン……と優奈のスマホの音がなり

優奈はすぐにスマホを取りメールを見る

 

すると

メールがたくさんきていた………

 

"昨日あれから大丈夫だった??"と花音のメール

 

"あんなイケメンな知り合いがいるなら紹介してよ!!今度合コンね^_^"と彩乃

 

"えっずるい・・・。私も紹介お願いします"と美咲

 

なに?

彼と私が知り合い??

 

えっ?どう言う意味??

 

なんかよくわからない………

 

すると彼が戻ってくる

 

『優奈ごめん。電話終わったよ』と微笑む彼

 

『そうなんだね・・あの・・・名前教えて』

 

するとクスッと笑い

『名前・・昨日あんなに呼んでくれたのに』と微笑む彼

 

昨日・・

昨日・・・私思い出せ・・・

 

すると

昨日のことが少し浮かんでくる・・・

『あっ・・れん』………

 

『何?優奈・・ほんと可愛いね・・・。もう一回名前呼んでよ』と優しく微笑む彼

 

『う・・ん。れん。・・・大好き』と抱きしめる優奈

 

あっ・・思い出した

 

やだ・・・

思い出し急に恥ずかしくなり真っ赤になる優奈

 

『思い出した・・・??』とニヤッと笑う彼

 

『うん・・・蓮くんだよね・・・』と彼を見上げる