yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは彼と・・・7

『優奈ちゃん・・・あの蓮のことなんだけど』と小さい声で話しかけてくる貴之

 

『あっ・・はい・・・。なんでしょう?』と優奈も小さい声で話す

 

『蓮ちゃん・・。軽い男じゃないからね』と微笑む

 

『えっ?!』

 

『あぁいう顔してるからよく勘違いされるけど・・。本当に真面目なやつだから。口悪いけどかなり優しいから。・・・俺がいうのもなんだけど、あいつのこと真剣に考えてあげて』と微笑む貴之

 

『あっ・・はい。わかりました。』と頷く

 

本当に真面目な人なんだ………

さっき悪いこと言っちゃったなぁ………

 

でも、私に対して意地悪ばっかりしてくるし

たまに優しいのがドキッとするけど……

 

えっ……待って私今ドキッとするって思ったよね………

 

でも、会ったばっかりだし

 

付き合うことにもなったけど………

 

とまたグルグル考える

 

『ほらっ・・。優奈っ!また・・・貴之お前なんかいったのか??』と蓮は優奈の横に座り話す

 

『いや。なんにも。・・・あえていうなら・・挨拶?しただけだよね。優奈ちゃん』とニコニコで応える貴之

 

『ほんとに??』と優奈の顔を見つめる蓮

 

『う・・ん。ほんとです!』と頷きながら応える優奈

 

『そっかぁ~。ならいいけど・・。なんかあったら言ってね優奈』と微笑む蓮

 

『あの~。俺いるんですけど・・・。イチャイチャするならまた出直すよ』と貴之

 

『あっ・・違います!ごめんなさい』と謝る優奈

 

『えっ・・・。優奈ちゃんに言ったわけじゃないよ』と蓮を睨む貴之

 

『まぁ、まぁ、さっそく本題の話』

 

『はい。はい。・・・まずこれプレゼント』と優奈に紙袋を渡す貴之

 

『えっ?!・・・もらっていいんですか??』とびっくりしながら紙袋をもらう

 

『あっ、それ中見て』と微笑む貴之

 

『はい。じゃあ・・・』と袋の中を見ると

 

あっ………

これ…………

 

『これって、ドレスですか・・・??』とはてなになる優奈

 

『そうだよ。』とニコニコする貴之

 

『???』

 

蓮は優奈の様子を見て左手にそっと手を置く

 

するとびっくりしながら蓮を見る優奈

『ゆうな・・。えっと・・・

実は今日は協力してもらいたくて・・・』と真剣に話す蓮

 

『協力って・・?何をです・・・』

 

『えっと・・・』と言いずらそうな優奈を見つめる蓮