クリスマスは彼と・・・14
会場内を一緒に回り
蓮はいろんな人と挨拶をする
優奈も蓮と一緒になっていろんな人に挨拶をする………
すると
『おぉ!蓮くん。今日はパーティーに来てくれたのかい??』と背後から声を掛けられる
その声を聞き
蓮が振り返る
『桂木さま。いつもありがとうございます。今日はパーティーに誘っていただきありがとうございます』と笑顔で微笑む蓮
楽しそうにそこから少し話をする2人
すると
桂木さんが優奈に気づいたみたいで
『優奈。こっちにきて』と手招きする蓮
『あっ!!はい!・・』と応え緊張しながら蓮に近づく
『すみません。自己紹介が遅れました。こちらが僕のパートナーの優奈です。』と腰に手を回し話し出す蓮
『ほぉ~。蓮さんにはこんな素敵な方がいらしたんですね。残念だなぁ~』と優奈を見つめる桂木さん
『本当。綺麗な方ですね。』と微笑む
『そんなことないですよ・・・///』と顔が赤くなる優奈
『こんな方がいるのならあの話はなしにしたほうがいいですね』と微笑む桂木さん
『すみません。せっかくのお話だったんですが』と頭を下げる蓮
『いえ。いいですよ。』と微笑む桂木さん
『桂木さん。あの・・。お詫びと言ってはなんですが・・・。ピアノをお借りしてもいいですか??』と桂木さんの顔を伺う蓮
『もちろん。使ってください。』とびっくりしながらも喜ぶ桂木さん
『すみません。ではお借りしますね。』と微笑む蓮
『いえいえ。反対に気を遣わせてしまったみたいでごめんよ。噂で彼女がいないと聞いたものだから・・・。お節介を焼いてしまって。』と謝る桂木さん
『いえ。そんなことないですよ。僕がはっきり言わなかったのがいけないので。すみません。・・では、楽しみにしててくださいね』と微笑みピアノに向かう蓮
途中
優奈に近寄り
『優奈。ごめん。ちょっと待ってて』と優奈にも微笑み歩いていく………
その様子をじっと見ている優奈
すると
『お嬢さん。』と背後から声を掛けられる
その声に反応して
パッと背後を振り向く優奈
『お嬢さん。蓮さんに本当に愛されてるんですね』と微笑む桂木さん
『えっ??・・あの?どうしてですか??』と気になり聞いてみた優奈
『ふふっ。実はあなたと蓮さんが来た時からずっと見てたんですよ。』と微笑む桂木さん
『えっ??』とびっくりする優奈