yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

卒業7

そして………

 

今日は

 

涼也が帰ってくる日………

 

ベンチでドキドキしながら

涼也が乗っている新幹線を待つ夢

 

1人で待つのは嫌だったので美夜に頼んでいた

 

けど、

『ごめん!私デート入っちゃったから。その日無理になっちゃったの・・・』と手を合わせて謝る美夜

 

『そっかぁ〜。大丈夫!いいよ。私ひとりでも大丈夫だから』と微笑む夢

 

『本当にごめんね』と謝る美夜

 

なので

結局1人で待つ………

 

 

何故かドキドキが止まらない

 

う〜んと何度もスマホを見る夢

 

その時突然

『夢そんなにスマホ見て何やってるの??』と今1番聞きたかった声が隣から聞こえてくる……

 

えっ・・・

と思い

 

思い切り横を振り向くと

 

涼也が笑顔で笑っている………

 

『えっ!?なんでここにいるの?!』と驚きベンチから立ち上がる夢

 

『夢。シッ!声でかいよ。・・さっきついたんだけど。夢全く気づかないから。』と微笑む涼也

 

『あっ・・。ごめん///』と周りをキョロキョロしながら恥ずかしくてベンチに急いで座る夢

 

 

『いつからいたの・・・』と涼也を見つめる夢

 

『クスクス。夢がため息ついて。スマホずっと見て・・。そこからかなぁ』と微笑む涼也

 

『ひどい!!恥ずかしいじゃん』とほっぺを膨らまして涼也を怒る

 

『ごめんごめん夢。・・夢』と笑いながら話す涼也

 

けど

途中で真剣な顔になる……

 

その表情を見て

『涼也・・??』と不安になる夢

 

『夢・・。あのさぁ・・。』

 

『あっ・・何・・??』と戸惑う

 

『いや!なんにも』と微笑む涼也

 

『もう。涼也は』と微笑む夢

 

『ほらっ!行こう夢』といきなり手を繋ぐ涼也

 

『えっ?!涼也。待って〜』と慌てるが

 

ニコッと微笑み

そのまま歩き出す………

 

 

………

 

ついたところは

 

 

学校………

 

『涼也・・?!学校に用事なの??』と不思議になり涼也に聞く

 

けど、

何も言わずにニコッと微笑み

 

夢の手を繋いで校舎に入る…………

 

 

中に入ってまた

校舎を歩きだす涼也

 

夢も手を繋いだまま一緒に歩き出す…………

 

『ねぇ。涼也・・どこに行くの??』と聞くが

 

何も答えず

また、

微笑みただひたすら歩く2人………