初めての恋愛 初デート2
会場に着くと
ゆづるの言った通り
凄い長者の列
『ゆづる凄い列だね』とびっくりする琴音
『そうだね。こんなに並ぶと思ってなかったなぁ。まぁ、指定席だし慌てることないよ』と微笑むゆづる
『そうだね。並ぼう』と列を並ぼうとすると
『あっ・・琴音先輩』と後ろから急に声を掛けられる
『えっ??』と振り向く琴音
『やっぱり先輩だ〜!!先輩も見にきてたんですね』と微笑む後輩
『あっ・・そうなの』と気まずそうに話す琴音
すると後輩の後ろにいたお母さんが
『みきの母です。いつもお世話になってます。よろしくお願いします。』と微笑んで話しかけてきた
『あっ・・こちらこそ。よろしくお願いします』と慌てて挨拶をする琴音
後輩は周りを見渡し
『先輩。あっ・・ゆづ先輩ときてたんですね。』とニコッと微笑む
『うん・・そうなの///』と恥ずかしそうに応える琴音
『お二人って・・』とすかさず後輩のお母さんが話しかけようとすると
『お!お母さん。もう。いいよ!!』
『えっ?でも・・』とハテナになるお母さん
『先輩すみません。また、部活で』とお母さんの手を引っ張り急いでその場から離れていく……
『あれ?今のって』とゆづるが話しかけてくる
『うん。私と同じパートの後輩だよ』と笑いながら話す琴音
『だよな。僕たちのこと見られたね』と笑うゆづる
『うん・・///』と顔を赤くする琴音
それを見てクスクス笑っているゆづる
『ゆづ〜!!』と照れ隠しで怒っていると
『本当。琴音は可愛いよね。ほらっ並ぶよ』と手を繋がれ列に並ぶ
『もう。ゆづる・・///』と緊張する
『な〜に。琴音』と微笑むゆづる
『何にもないよ///』と目をそらす
すれをまたクスクス笑って見ているゆづる……
その時
係員の人が『もう少し間隔を詰めてください』と声をかけてきて
みんなが一斉に前に詰めて動きだす………
すると………
『あっ!!琴音危ないよ。こっち』と手を引っ張られ
急にゆづるの腕の中で抱きしめられる………