夢物語104 2.4.4
部屋に着き
きっかはなんか怒っている
ミンが『どうしたの?』と言うと
去年の番組の動画を見せて
『ミンは、ファンにほんと優しいよね』と急に拗ねている
『気にしてるの?』と笑って言うミン
『気にしてないよ』とまだ拗ねているきっか
突然
『ミンは私のこと本気なの?』と不安そうに聞く
『えっと、これは本当は言っちゃいけないことなんだけど・・・。』と言いにくそうに応えるミン
『やっぱり違うんだね・・・。』と下を向き落ち込むきっか
そんなきっかの姿を見て仕方なく
『きっかと付き合う前までは特に気にしてファンと関わっていたわけじゃないからハグしても抵抗はなかったけど。……最近はファンの子にファンサービスする時、いつもきっかのことが頭にあって悪いなと思いながらハグをしたりしてるよ』と芸能人らしくないことをきっかに言う
きっかは、ミンの話をじっと見つめて聞いている
『ぼくはきっかのことほんきだよ。1番大切な女の子だから』と真剣に話すミン
その言葉を聞いてホッとするきっか
『仕事だから辛い思いをさせるかもしれないけど、僕を信じて』と真剣なまなざしで応えるミン
偽りのない真剣な言葉………