yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

夢物語137 3.5.1

 

沈黙のまま家に帰る2人………

 

 

ミンが怒っているのに気づき

 

 

ミンに何て話をしていいかわからず辛いきっか………

 

 

隣では溜め息をつき考え事をしているミン

 

 

きっかがミンに『ごめんね。』と口を開く

 

 

ミンは何も言わない

 

 

『なんで何にも言ってくれないの?』と泣き出すきっか

 

 

『きっか、僕のこと本気で好き?』と真剣に聞いてくる

 

 

『大好きだよ。・・・凄く。いつもそばにいたい』と自分の気持ちを一生懸命伝える

 

『実は・・・さっき自動販売機のところで話をきいたんだ』と真剣な表情で話すミン

 

 

『さっきって、もしかしてハンソのこと?』

(ちなみにハンソは、ミンの会社の社長さんです。)

 

 

うんとミンは頷く

 

『わかった。全部話すよ』ときっかはミンをじっと見つめて話をする

 

『ミンは、私とハンソがどんな関係か知ってるの?』と真剣に聞く

 

『知らない。けど、知り合いなんだよね?もしかして、元彼?』と心配そうなミン

 

『・・・付き合ってないよ。ただの友だちなの。ミンの会社の社長って言うのはさっき知ったけど・・』と目をそらし口を噛み締め申し訳なさそうに言う

 

 

『でも、さっきの話だと・・・。』と心配なミン

 

 

『私がハンソと出逢ったのは1年前・・私が歌手のバックバンドをしていた時に出逢ったの・・・』

 

 

『バックバンド?』

 

 

『これも聞かれなかったから言わなかったんだけど・・・。実は・・・私ミュージシャンなの』

 

 

『趣味で楽器やってるんじゃなかったの?』と不思議そうに聞く

 

『今は仕事でやってて・・・ミンに隠していたわけじゃないんだけど、タイミングがなくて、いつ言おうか悩んでたんだ。けど、まさかこんな誤解されるような事をしてしまって』と申し訳なさそう話すきっか

 

 

『じゃあ、韓国語がわかるのは本当?』

 

 

『ハンソが私に教えてくれたのは確かだよ。言葉を覚えるのが面白かったから、けど、簡単な言葉だけ、、難しい言葉と話すことはできない。』と必死に伝える

 

 

『今までのは嘘じゃないんだよね?』

 

 

『うん。それだけは信じて、本当に嘘はついてないし、ミンのこと大好きだから』とじっとミンを見つめる

 

 

ふ~っとため息をつき

 

『わかった。なら許すよ』とニコッと笑顔で応えて許すミン

 

『でも、本当に何もなかったの?』と釘をさすミン