夢物語147 4.1.7
30分たったのでミンが部屋に入ってくる
が部屋の中を見てびっくりする
社長がきっかに迫ってる姿を見せられたからだ。今にもキスしようとするぐらい近い…………
ミンが慌てて
割り込む
『一体何の話をしてたんだ?』ときっかに怒りながら聞くミン
『結婚の話だけど』とさらっと言うと
『2人の?』と誤解をするミン
『違うよ。ミンと私のだよ』と笑顔で言うきっか
『えっ?』と疑いながら聞くミン
『ごめんごめん。きっかに聞いて決めたよ。これからは、きっかをミンの婚約者として扱うことに決めた。けど、きっかの女優業が終わったら結婚するという形にするから、そのつもりで』
『女優??女優をやるのきっか??』とびっくりするミン
『う・・・ん。』と言いづらそうなきっか
『その仕事の話だけど、きっかはどんな役ででるの?』と気になるミン
『えっと、どんなって言われると・・えっと、ねぇハンソ』と聞き返すきっか
『ミンは知らないほうがいいかと・・・』と社長が応える
『どういうこと??もしかしてキスシーンが多いとか?』と疑問に思うミン
『えっと、
キスというか、なんというか』
『もしかして、そういうシーンがあるとか・・』と心配するミン
『う~んじつは・・。花魁役なんだ。わたし』と言いづらそうに言う
『花魁??ってことは前、京都でやった写真のやつ??』とびっくりする
『そうなの』と申し訳なさそうに言うきっか
『それって・・・もしかして・・・妓生・・・
なんでそんな役なんだ』と怒って言うミン
『でもでも、舞妓さんみたいな感じだから』と慌てて言うきっか
『それで引き受けたの?』と真剣に聞くミン
『うん』と申し訳なさそうに応えるきっか
『相手は??』
『相手は・・・ソヌさん』と小さい声でボソッと言う
名前を聞いて落ち込むミン
(ソヌとは、ミンの後輩俳優で今は1番のライバルと言われている。2人が出るドラマは大体数字が取れるので、この2人の共演を楽しみにしてるファンが多い。)
『ごめん。でも、この役だけはやらして。お願い。』と凄く頼むきっか
その姿を見て黙るミン………