夢物語154 4.3.1
『うん。気をつけるよ。』とニコッと笑い返事をするきっか
きっかとかすみは手を振って楽屋から出て行く
ミンはシンと一緒にミンの家に戻ることに………
『きっかちゃんとどうなったの?』と心配そうに聞くシン
『シンが助言してくれたおかげで、きっかと婚約することになったよ。ありがとう』と笑顔で応えるミン
『よかった。これで結婚まで後少しだね。』と微笑むシン
『本当、いろいろありがとう。でも、まだ結婚したわけじゃないから気をつけないと・・・』と遠くを見つめるミン
『大丈夫だろ。2人なら』と微笑む
『そうだといいんだけど・・・』と考え込むミン
『そういえば、かすみときっかちゃんはどうして2人で買い物に行ったのかなぁ??』とシンが不思議に思う
『気になるのか?』とミン
『韓国語があんまりわからない2人だからちょっと心配で』と険しい顔をするシン
『そうだよな。よし、様子見に行こうか』と楽しそうに話すミン
『見つけられるの?』とびっくりするシン
『きっかに僕の携帯を1つ渡してあるからGPSで探せるから大丈夫だよ』
『えっ??それはよくないんじゃあ』と白い目で見るシン
『護身用に持たせているだけだから・・・』と気まずそうに言うミン
『本当にそのため??』と目を細めて疑うシン
『本当だよ。だから、今は居場所がわかるんだよ』と必死に説明するミン
『そうかぁ~。まぁ、ミンがそこまで言うなら。じゃあ探しに行こうか』と笑うシン
シンの笑っている姿を見て
はぁ~とため息をつき
『その前に変装していかないと・・・。』とシンの顔を見るミン………