夢物語156 4.3.3
その時たまたまモップを持っていた掃除婦がきっかとかすみの近くにいた
きっかが『このモップ貸してください』といって持って行く
仕方ないのでモップの先を取り棒にする
かすみが『もしかして・・やるの?』と真剣に聞く
『仕方ないでしょ。あの子を助けないと危ないもん。』ともう一本のモップをかすみに渡す
『はぁ~。仕方ないなぁ・・・。きっか怪我しないでよ』とため息をつくかすみ
『ありがとう。了解』と笑って応える
棒を構えた瞬間顔つきが変わるきっかとかすみ………
かすみがまず犯人を挑発する
犯人がかすみに気をとられている間にきっかがバレないように背後に回り刃物を持っている手をおもいっきり叩く
すると
犯人はきっか達の思惑通り刃物を落とす
怯んでいるうちに
刃物を蹴って遠ざけ
かすみときっかで挟み撃ちをして追いつめる
周りの人たちもそれを見ていてびっくりしている
そこへシンとミンがやってきて
シンが『どうしたんですか?』と慌てて聞いている