夢物語212 5.8.3
いろんな所を見ながらあれやこれやとドラマの撮影の話や面白い話で盛り上がる2人
大晦日ということもあってか
あんまり人がいない………
『ミンがキャーキャー言われないのって初めてだね。』と微笑むきっか
『そういう時もあるよ。・・でも、きっか。僕は偉大なんだぞ~』とふざけて、いきなりきっかを背中から抱き締める
きっかは『もう・・ミンは』と笑って
視線を前に向ける
すると
2人組の女の子達がこっちをじっと見ているのに気づき
焦ってミンから離れるきっか
『あの~。俳優のミンさんですよね?』と2人組が近寄って聞いてきた………
やっぱりミンのファンだったみたい
隠す様子もなくファンの子に
『はい。そうです。』とニコッと笑うミン
ファンの子はすごい興奮している
『あの、よかったら握手してください。ファンなんです』とミンを見つめ喜んでいる
『いいですよ。』とニコッとスマイルをする
それを見てきっかが後ろを振り向き爆笑している
『写真もお願いできますか?』と目をキラキラさせながらミンに頼むファンの子達
爆笑しているきっかに向かって
『ほらっ、アシスタント!!写真を撮ってあげて』とファンの子の携帯をきっかに渡す