夢物語218 5.9.2
そんな姿がみんなには可愛く見えたみたいで、きっかのことが気になるみんな
余りにもきっかの事をじっと見るので
『わ、わたし・・・韓国語あまり得意じゃないんです。』と頭を下げて謝る
『言葉なんて関係ないよ。大丈夫』とみんなが優しい声を掛けてくれきっかを誘って席へ連れて行く
ミンは、それを微笑んで見守る
韓国語で
『ミン兄とはどこで知り合ったの?』と後輩がニコッと笑い聞いてくる
『大学ですよ。』と笑って応えるきっか
『本当に韓国語わからないの?』と不思議そうに聞いてくる
『やっぱり話せると思いますよね。少しなら大丈夫ですよ。』と苦笑いして応えるきっか
『じつは少しならにほんごが話せるんですよ』と片言で話してくれる後輩
『そうなんですか??韓国の人って本当に勉強してて凄いですね』とニコッと笑うきっか
その笑顔を見て
(韓国語)
『兄さんが好きになった理由がわかった気がする・・・』と微笑みながらボソッと呟く
きっかはその言葉がわからず不思議に思い
隣に座っていたミンに
『今何て言ったの?』と聞く
『大したことじゃないよ。』と笑って応えるミン
『もうっ!!』とほっぺを膨らまして怒るきっか
そのやり取りをずっと見ているみんな