夢物語284 6.3.3
お父さんがお母さんと顔を見合わせて頷き
2人とも
ミンのことを真剣に見て
『きっかのことをよろしくお願いします。』とお父さんから頼まれるミン
きっかの両親から直々に頼まれてびっくりするミン
『あっ、すみません。こちらこそよろしくお願いします。』と嬉しそうに微笑むミン
その後、俳優での面白い話とかミンの両親のこととか、いろんな話で盛り上がる4人
話が盛り上がり過ぎて、気づいたらだいぶ時間が経ってしまった………
きっかとミンは時間に気づいたのが遅く
東京に帰る新幹線を逃してしまう
そんな困っていた2人を見て
きっかの両親たちは気を使ってくれ
『よかったら、うちに泊まりに来ませんか?』と微笑んで聞いてくれる
2人は顔を見合わせて頷き
きっかの実家に行くことに
きっかの両親は車で来ていたので
4人で車に乗り
いざ、きっかの実家へ
ミンは日本の古い家にあまり行ったことがなかったので全部が新鮮で嬉しい
2階のきっかの部屋がそのままになっているのでそこを使うことに
部屋に入ると
きっかのいろんな思い出の品がたくさん置いてある
ミンは、それを見ながら
『良いご両親に育てられたんだね。』ときっかのことを見て微笑む
『だから、大丈夫って言ったでしょ。』と笑顔で応えるきっか