夢物語350 7.3.4
『あの子・・・。きっとミンが好きだと思う』といきなり呟く
『えっ?』とみんなしてきっかの顔を見る
『いきなりどうしたの?』とかすみが応える
『絶対、ミンのファンだと思う』と断言するきっか
『CMを撮る子が・・?直接聞いたの?』と不思議になるミン
『いや。行動が・・・目がミンを追ってたから』とはっきり応えるきっか
『観察力すごいね。きっか』と感心するミン
その言葉に変な顔をするきっか
ミンがきっかの様子を見て
『何かあるの?』とサラッと聞く
『ううん。ミンのこと好きなのに、何で私を相手役に選んでくれたんだろうと思って・・・。』とミンをじっと見つめて話すきっか
クスッと笑い
『きっかのこと気に入ったんだよ。』と単純に応えるミン
『う~ん。後、あの子どっかで見たことがあるような気がするんだけど、思い出せない』と悩むきっか
『そのうち・・・思い出すよ。』と微笑んで応えるミン
『そうだね。・・・撮影も面白そうだし。ミン。一緒に頑張ろうね。』と微笑むきっか
『でも、本当にかっこよくなったよね。綺麗すぎる。』ときっかを見つめて突然言い出すミン
『そう。やっぱりかっこいい?』と髪を触りながらニヤニヤするきっか
『髪バッサリ切ってよかったよ。』とミンを見つめて応える
『きっかちゃん、めちゃかっこいいもんね。僕・・。絶対にファンクラブに入るよ』とデレデレで応えるシン
『えっ?!私のファンクラブに入るの?』と笑って応えるきっか
『そういえば、ファンクラブ・・・。』とシンの顔を見るミン
『ごめん。まだ登録してなかった。今すぐやります』と焦って応えるシン
『ミン、誰かのファンクラブに入るの?』と気になるきっか
『ないしょ・・・』と照れるミン
『ふ~ん。ミンがファンクラブ入るなんて』となぜかショックを受けるきっか
『なんで、落ち込むの?』とニヤニヤ微笑むミン
『何でもないよ。さぁ、ご飯食べに行こう』とそっけなく応え
スタスタ歩いて行くきっか