夢物語363 7.5.6
すると
ミンが笑っている
『どうしたのきっか?』とずっとニコニコしているミン
『あれ?』と考え込むきっか
さっきのは夢だったの?結構リアルだったんだけど、と考え込むきっか
『きっか~、いつもミンくんなんて言わないのに、なんの夢みてたの?』と笑いながら話しを聞くミン
『最初出会った時のこと?でも、場面が違うから』と不思議に思うきっか
身体を起こし辺りを見渡す
どう見ても自分の部屋………
ふ~っとため息をつき
(夢だったんだね。めっちゃキスをした夢をみたのに・・・。
やだ。欲求不満?まさかねと)笑うきっか
『お酒はほどほどにね』とおでこにキスをするミン
『うん。気をつけるよ。でも、お酒が飲めるようになりたいの』といきなり泣きそうになりながらミンに訴える
『そんなにお酒飲めるようになりたいの??』と真剣に聞くミン
『うん。』と頷くきっか
『じゃあ、僕といる時だったら一緒にお酒飲んでもいいよ。毎日飲んでたら強くなるよ』と笑顔で応えるミン
『いいの?』とミンの顔色を伺うきっか
『うん。僕がいるときなら』とニコニコで応えるミン
(お酒を飲んでいる時の方がきっかが引っ付いてきてくれるから、そのほうが嬉しいと実は思っているミン)
『よしっ!!じゃあ、頑張る。今年はお酒飲めるようになるぞ~』と張り切るきっか
(本当に可愛いなぁ~)ときっかを見て
そのまま
ずっときっかを見つめるミン………