yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

社長との話.22


次の日、ミンは朝早くから支度して出掛ける

 

 

きっかは寝ぼけながら『ミン今何時?』と起きる。がミンの姿がない

 

辺りを見渡し

 

机の上のメモを見つける、、、

 

そこには

 

 

ひらがなで

ようじがあってさきにでるけど、しんぱいしないで(๑ᴖ◡ᴖ๑)と書かれている

 

そうなんだと思い時計を見るきっか

 

『やばいっ!!』と慌てる

 

前もこんなことがあった笑

 

私って大事な時にいつもこうなんだもん

とショックを受けながら慌てて支度する

 

 

 

その頃ミンは

 

社長のいる会社に先に来ていた、、、

 

 

社長が窓の外をじっと見つめている

 

 

そこへノックする音が聞こえてくる、、、

 

『どうぞ』と社長

 

『やっぱりきたのか?』と笑っている

 

『ミンが先に来たってことはきっかから話をきいたのか??』と微笑みながらミンに聞く

 

『全部ききました』と真剣な表情で言うミン

 

『そうか、、黙っていて悪かったなぁ』と微笑む

 

『いやそれはいいです。』とずっと真剣な表情で話をするミン

 

『何かききたいことがあるんだろう?きっかのことで』とミンをじっと見て話を聞く社長

 

 

 

 

『きっかと結婚したいんです。』と真剣に応えるミン

 

『昨日も言ってたが、本気なのか??』と真剣に問う社長

 

『本気です。』と真剣な表情でずっと話をする

 

『ミンは羨ましいなぁ』と微笑む社長

 

『はい?』と不思議そうに聞く

 

『きっかは、ミンのこと本当に愛してるよ。』とニコッと微笑む

 

『??』と変な顔をするミン

 

『きっかのことを頼むよ、、、』と真剣な表情で伝える

 

『社長?』

 

『きっかは、いつも人のために行動しているから自分のわがままは絶対言わない。辛くても耐える。人前でも泣かない。だからミンが守ってあげてくれ、本当は俺がずっとそばにいたかった、けど、、、きっかはミンを選んだから、、、本当羨ましいよ。』と悔しい顔をする社長

 

『社長、ありがとうございます。』と頭を下げる

 

『きっかのこと頼むよ』とミンの肩を叩き微笑む

 

『あと、ミンが気になってること、、、あれは本当にあったことだよ』と笑ってからかう

 

『そのことについては一切触れる気はありません。僕と出会う前の話ですから、、、』と素っ気ないミン

 

『へ〜。まぁ、ミンがダメだったら奪うからね。、あの子は私の人だから』と澄まして言う

 

『その心配は絶対ないかと』と真面目に応えるミン

 

『認めるから早く結婚しろよ。じゃないとまた寝とるからな』と悔しくて冗談を言う社長

 

………

 

社内をバタバタと走っている人がいる

 

廊下が騒がしい、、、

 

『きっかちゃん、今社長はお客様とお話中です。』と受付嬢が焦って応える

 

『遅刻したからハンソに怒られる。許して。入るからね。』と話を聞かず、おもいっきり扉を開け部屋に入る

 

『また、やったなぁ』と呆れるハンソ

 

『ごめん遅刻しちゃった』と息を切らしている

 

『本当俺が約束するといつもそうなんだから、ほらっそこに座って』と少し怒りながら指を指す

 

『ごめん、、。怒らないでよ』とほっぺを膨らまして拗ねるきっか

 

そして

ソファーを見る

 

『えっ?ミンなんで先にいるの??用事ってハンソに??』と凄くびっくりするきっか

 

『ちょっと話したいことがあってね』と微笑むミン

 

『そっかぁ〜。まぁいいやぁ。、、、

じゃあ、あのお話お願いします』と頭を下げるきっか

 

手を叩き『わかった。ミンはどうする?』と社長

 

『僕もいてもいいかなぁ??』ときっかの顔を見る

 

『うん。私はいいよ。』と笑顔で話すきっか

 

『まず、アシスタントの話なんだけど、、、きっかはどう思う?』

 

『 私はアシスタントやらないほうがいいんじゃないかなぁ?このあいだのこともあるし』と下を向く

 

『ミンは?』

 

『僕は近くにいて欲しいので、できればやってほしいです。唯一側に入れる一番な手段だと思いますから』と真剣に応えるミン

 

 

『あっ!!ミンのマネージャーは?どこにいった??』と秘書に聞く社長

 

『急いで来させます』と秘書が頭を下げその場を離れる

 

 

3分後走ってシンがやってくる

(どいつもこいつもすぐに呼ぶんだから。どうなってるんだと怒っている)

 

『社長どうしましたか?』と心とは反対に平然と聞くシン

 

『お前の意見を聞きたいんだ。』と腕を組みながら聞く社長

 

『僕の意見ですか?きっかちゃんの事ですよね??』ときっかをチラッと見て社長を見る

 

『そうだ。どう思う』と真剣に聞く社長

 

 

『こないだのことを思うと私は避けたほうがいいと思います。違う形にしたらどうでしょう?』と提案するシン

 

『違う形とは、どう言う風だ??』

 

社長の耳元で『結婚させて側に居させるのが1番ベストかと。ミンもそれなら文句言いませんよ。』

 

『確かにそれが1番いいアシスタントの形かも知れないなぁ。ミンもそれを強く望んでいるし。』となんか面白くない社長

(でも、きっかのためにもなる。仕方ないかぁと諦め)溜め息をつく

 

『ミン悪いけど、きっかと2人きりで話をさせてくれ』と頼む社長

 

『30分だけなら、、、』

と席を立ちシンと一緒に外へ出て行く

 

 

ふぅ〜とため息をつき

『シン珈琲買ってきて』と微笑んで頼むミン

 

『変な行動はしないほうがいいよ。また、社長に怒られるよ』と心配しながらミンに言う

 

『大丈夫もうしないよ。ちゃんと30分待つよ』と落ち着いた様子できっかを待つ

 

 

中では、きっかと社長

 

『ハンソ、、、話って何?』

 

『結婚のことで話があるんだ。』ときっかを見つめる

 

『昨日も言ったけど、私はミンのそばから離れたくない』と横に首を振るきっか

 

『わかってるよ。だから、2人を結婚させようっていってるんだ』と微笑む

 

『えっ??誰と誰の結婚??』とびっくりするきっか

 

『きっかとミンのだよ』と微笑んで応える社長

 

『私とミンの??でも大丈夫なの?』と心配で仕方がないきっか

 

『さっきミンとも話をしたんだが、ミンがどうしても君を側に置きたいと言っていて。できれば結婚もしたいと言い張ってる。だから君には側にいてミンを支えてもらう形を取って欲しいんだ。それが、結婚って言う形になるんだが、どうかなぁ?ミンのマネージャーもそれを望んでいる。』

 

『私はミンが芸能人だから、結婚は無理だと思っていたから、すごく嬉しいです。』と泣きそうになるきっか

 

『ならOKだね。そっちの形で話を進めるよ。』とニコッと微笑む社長

 

『はい。お願いします。』と笑顔で応えるきっか

 

『よしっ。わかった、、、そういえばもう時間だなぁ。ミンが入ってくるから頼みがあるんだけど』と手招きする社長

 

『なに?』と話を聞く

 

30分たったのでミンが部屋に入ってくる

 

 

が部屋の中を見てびっくりする

 

社長がきっかに迫ってる姿を見せられたからだ。今にもキスしようとするぐらい近い、、、

 

 

ミンが慌てて

 

割り込む

 

『一体何の話をしてたんだ?』ときっかに怒りながら聞くミン

 

『結婚の話だけど』とさらっと言うと

 

『2人の?』と誤解をするミン

 

『違うよ。ミンと私のだよ』と笑顔で言うきっか

 

『えっ?』と疑いながら聞くミン

 

『ごめんごめん。きっかに聞いて決めたよ。これからは、きっかをミンの婚約者として扱うことに決めた。けど、きっかの女優業が終わったら結婚するという形にするから、そのつもりで』

 

『女優??女優をやるのきっか??』とびっくりするミン

 

『う、、、ん。』と言いづらそうなきっか

 

『その仕事の話だけど、きっかはどんな役ででるの?』と気になるミン

 

『えっと、どんなって言われると、、えっと、ねぇハンソ』と聞き返すきっか

 

『ミンは知らないほうがいいかと、、、』と社長が応える

 

『どういうこと??もしかしてキスシーンが多いとか?』と疑問に思うミン

 

『えっと、

キスというか、なんというか』

 

『もしかして、そういうシーンがあるとか、、』と心配するミン

 

『う〜んじつは、、花魁役なんだ。わたし』と言いづらそうに言う

 

『花魁??ってことは前、京都でやった写真のやつ??』とびっくりする

 

『そうなの』と申し訳なさそうに言うきっか

 

『それって、、、もしかして、、、妓生、、、

なんでそんな役なんだ』と怒って言うミン

 

『でもでも、舞妓さんみたいな感じだから』と慌てて言うきっか

 

『それで引き受けたの?』と真剣に聞くミン

 

『うん』と申し訳なさそうに応えるきっか

 

『相手は??』

 

『相手は、、、ソヌさん』と小さい声でボソッと言う

 

名前を聞いて落ち込むミン

 

(ソヌとは、ミンの後輩俳優で今は1番のライバルと言われている。2人が出るドラマは大体数字が取れるので、この2人の共演を楽しみにしてるファンが多い。)

 

『ごめん。でも、この役だけはやらしてお願い。』と凄く頼むきっか

 

 

黙るミン、、、

 

過去の事.21


沈黙のまま家に帰る2人

 

ミンが怒ってるのに気づく

 

ミンに何て話をしていいかわからず辛いきっか

 

 

隣では溜め息をつき考え事をしているミン

 

きっかがミンに『ごめんね。』と口を開く

 

ミンは何も言わない

 

『なんで何にも言ってくれないの?』と泣き出すきっか

 

『きっか、僕のこと本気で好き?』と真剣に聞いてくる

 

『大好きだよ。、、、凄く。いつもそばにいたい』と自分の気持ちを一生懸命伝える

 

『実は、さっき自動販売機のところで話をきいたんだ』と真剣な顔でいうミン

 

 

『さっきって、もしかしてハンソのこと?』


(ちなみにハンソは、ミンの会社の社長さんです。)

 

うんとミンは頷く

 

『わかった。全部話すよ』ときっかはミンをじっと見つめて話をする

 

『ミンは、私とハンソがどんな関係か知ってるの?』と真剣に聞く

 

『知らない。けど、知り合いなんだよね?もしかして、元彼?』と心配そうなミン

 

『付き合ってないよ。ただの友だちなの。ミンの会社の社長って言うのはさっき知ったけど、、』と目をそらし口を噛み締め申し訳なさそうに言う

 

『でも、さっきの話だと、、、』と心配なミン

 

『私がハンソと出逢ったのは1年前、、私が歌手のバックバンドをしていた時に出逢ったの、、、』

 

『バックバンド?』

 

『これも聞かれなかったから言わなかったんだけど、、、実は、、、私ミュージシャンなの』

 

『趣味で楽器やってるんじゃなかったの?』と不思議そうに聞く

 

『今は仕事でやってて、、、ミンに隠していたわけじゃないんだけど、タイミングがなくて、いつ言おうか悩んでたんだ。けど、まさかこんな誤解されるような事をしてしまって』と申し訳なさそう言うきっか

 

『じゃあ、韓国語がわかるのは本当?』

 

『ハンソが私に教えてくれたのは確かだよ。言葉を覚えるのが面白かったから、けど、簡単な言葉だけ、、難しい言葉と話すことはできない。』と必死に伝える

 

『今までのは嘘じゃないんだよね?』

 

『うん。それだけは信じて、本当に嘘はついてないし、ミンのこと大好きだから』とじっとミンを見つめる

 

ふ〜っとため息をつき

『わかった。なら許すよ』とニコッと笑顔で応えて許すミン

 

『でも、本当に何もなかったの?』と釘をさすミン

 

『えっと、実は、、、一回だけあんまり覚えてないことがあって』

 

『えっ?』

 

『お酒を結構飲んでたから、、、記憶が曖昧で。ハンソしかわからないんだ』と申し訳なさそうに言うきっか

 

『明日じゃあ、そのこと直接本人に聞くよ』と少し冷たい態度でそっけないミン

 

『聞かないほうが一番いいと思うけど、、』と焦って言うきっか

 

『それいつの話?』

 

『ミンと出会う1ヶ月前かなぁ?、、』

 

『あいつ、、、』

 

『ごめんね。どうやってわかって貰えばいいかわからないけど、本当になんでもするから許して』と謝るきっか

 

ニコッと笑い『なんでも?』

 

『うん。』真剣に応えるきっか

 

『きっかは僕のことほんと大好きなんだね』と自信満々に言う

 

『じゃあ、まず、、、お仕置きとして

抱かせて』と真剣な顔で言うミン

 

『えっ?』

 

『やなの??』と上から目線で言うミン

 

『そう言うわけじゃないけど、、、』と困惑する

 

『ならいいでしょ??』とニコニコ笑顔で応えるミン

 

『そこなの?』と凄く困るきっか

 

『大事なことだと思うけど、、、今日は寝かさないから覚悟してね』とニコニコで言うミン

 

『えっとやっぱり今日はちょっと、、、』

 

『きっか、さっきなんでもって言ったよね』と強気なミン

 

『わかったけど、、えっと優しくしてね』と上目遣いで言うきっか

 

『うん。わかってるよ。』とそのままベッドに押し倒され強引にキスをされるきっか

 

 

ミンがリードして

 

きっかはなるがままに

 

そのまま朝までそれが続く、、、

 

きっかが不思議な顔で『ミン、前から思ってたけど、、、子どもできたらどうするの?』と真剣に聞く

 

『そうだよね。本当はこのタイミングで言いたくはなかったんだけど、、、きっか、、、結婚しよう』と恥ずかしがりながら笑顔で微笑む

 

『なんでこのタイミング?』と笑って言うきっか

 

『本当はもう少し時間が経ってからきちんと言おうと思ったんだけど、、、いろいろ考えたらやっぱり早めにしたほうがいいかと思って』と申し訳なさそうにきっかを見つめる

 

『ミン、パパになりたいの?』と驚くきっか

 

咳払いをしてきっかを見つめ

『やっぱり欲しいと思うよ。最近は特に』と真剣に言う

 

『俳優さんだからそんなこと考えてないかと思ってたよ』とびっくりする

 

『きっかに会ってからだよ。そうやって思うようになったのは』と微笑んで応えるミン

 

『だから、結構引っ付いてくるの?』と真面目に聞くきっか

 

『いや〜。いつもはきっかを見るとどおしてもダメで』と恥ずかしがるミン

 

その姿を見てニコッと微笑むきっか

 

『本当に早く結婚しよう。それでなんだけど、、、今度日本に行く時に、、、きっかの両親に挨拶しに行きたいんだ』と真剣に応えるミン

 

『あっ、、、うん。わかった伝えておくよ』と笑って応えるきっか

 

『きっかの両親に会うの実は凄く楽しみなんだ』とはしゃぐミン

 

その姿が可愛くて

『私ミンに会えて幸せだよ。こんなに幸せなのは初めてだよ。』と笑顔満開で応えるきっか

 

『絶対叶えるから、幸せにするよ』ときっかを見つめキスをする

 

『約束』と韓国式の約束をする

 

安心したのかきっかはそのまま寝むってしまう

そんなきっかを見つめ愛おしく見守りながら一緒に眠るミン

 

そして、次の日、、、

 

 

知り合い.20

授賞式が始まる

 

きっかとシン、ミンがスタンバイする

 

ミンが呼ばれ

ファンやみんなに手を振り微笑みながら席に座る

 

それを

袖から見守るきっか

 

まずは、新人賞

文化賞、演技賞などいろんな賞があげられる

 

ミンの名前が呼ばれる

 

そして、インタビューへ

 

いつもは彼氏として見ているミンだけど、

今日は仕事モード

 

全然違う姿に心打たれるきっか

 

シンがそれを見て

『ミンはもっと上に行く存在だよ。きっかちゃんにはそれをサポートしてほしい』と真剣な表情で言われる

 

『私ができるんですか?』と心配そうに聞く

 

『サポートの形はいろいろあるから、まずはミンを応援して信じて欲しいんだ、、、できるよね?』

 

『それなら大丈夫』と笑顔で応えるきっか

 

『なら大丈夫だよ。お願いします。ミンのこと本当に頼みます』と深々とお辞儀をされる

 

インタビューも終え

 

表彰式も終わり控え室に戻ってくる芸能人達

 

ミンがきっかに気づき手を振りWinkする

 

シンがミンに『お疲れさま〜』と声を掛けて話をしている

 

そして、廊下でもインタビューを受ける

 

その時、他のマネージャーさんがきっかに気づき声を掛ける

 

 


だけど、、、

 

韓国語があんまりわからないので挨拶はするが笑ってごまかすきっか

 

それを見てシンが

韓国語で

『新しく入ったアシスタントなんだよ。』と説明する

 

 

『でも、この子、、、日本人だよね?』と聞かれる

 

シンが『そうだよ。韓国に興味があって手伝ってもらっているんだ。ただ、まだ言葉がわからなくて今勉強中なんだよ』と説明する

 

『そうなんだね。可愛い子だから女優にしたらもっといい感じになると思うんだけど、、シンの事務所を辞めてうちの事務所で女優をやらない?』ときっかを見て微笑むマネージャー

 

『それは、困るよ。大事なアシスタントだから、、、』と困惑するシン

 

『でも、彼女に聞いてみないとわからないだろう?』とシンと話しをしてる

 

シンの困っている様子を見て

きっかが凄く心配になり話を聞いている

 

 

そこへ

社長が話を割って入ってくる

『何の話をしているんだい?うちのアシスタントはそっちの事務所にも入らないし、女優にもならないよ。彼女は僕にとって必要な存在だからね』とにっこり笑う

 

『イ社長が気に入ってるんですか?そうですか』と申し訳なさそうに謝るマネージャー

 

そして、きっかを見て

『これからはいろんなところで顔を合わせると思うから仲良くやろうね。』と笑い、声を掛けるマネージャー

 

きっかは『ありがとうございます。何かあったらお願いします。』と微笑んで応える

 

他のマネージャー達もきっかをじっと見ている

 

ミンがインタビューを終えたので

 

きっかとシンはみんなに挨拶をしてその場を離れる

 

社長にも目で挨拶をするきっか

 

その行動を見て社長は笑顔で手を振って見送る、、、

 

 

ミンの控え室に入り

 

シンが溜め息をついてる

そして『ごめんね。きっかちゃん』と土下座する

 

それを見てミンが『なんかあったのか?』と心配な顔で聞く

 

きっかが『なにもないよ。気にしないで』と笑顔で応えシンを立たせる

 

そして、

『私こそごめんね。ありがとう』と耳元で小さく囁きニコッと笑う

 

ミンは心配だったけど、きっかが何も言いたそうじゃなかったのでそれ以上は聞かない、、、

 

ミンは、心配してきっかをじっと見つめている

 

でも、

 

心配とは裏腹にきっかがニコニコでミンに声を掛ける

『ミン!!やっぱり凄いね。近くで見れるなんて私本当にラッキーだね。』と目をキラキラさせ笑顔で話してくるきっか

 

『これからいつでも見れるよ。』とニコッと笑って応えるミン

 

『そうだね。あっ!!ごめん。ちょっとトイレに行ってくるね』と慌てて部屋から出て行くきっか

 

 

部屋から出ると

社長が近くできっかをじっと見つめていた

 

そんな視線に気づき

きっかが社長に近寄る

 

そして、

『話があるの』と真剣な顔をしているきっか

 

『わかった』と休憩広場に移動、、、

 

たまたまミンが飲み物を買いに行こうかと部屋を出て自販機へ向かう

 

自販機の前まで行くときっかと社長の声が聞こえてきた、、、

 

なぜかとっさにミンは隠れ

2人の会話をそのまま聞くことに、、、

 

『さっきはありがとう。でも、助けてって頼んでない。あんな事言って、、、』 とちょっと強い口調で言うきっか

 

『俺が好きでやったことなんだからいいだろ』と社長

 

2人の会話がやけに親しい

ミンはそれにびっくりする

(2人は知り合いなの?どうして??)

 

2人は言い合ってる

『きっかは、なんではっきり言わないんだ。韓国語の言葉だって全部わかってるだろう。俺が教えたから知らない理由がない。本当に知らなかったのか?あんなに言われて、、、ミンと一緒にいるからわかるだろう。、、、俺の気持ちだってお前はわかってるのか?』と少し怒って言う

 

ミン、、、(社長は昔からきっかのことが、、そう言えば日本の話したことあった、、、な。あれは、きっかのこと?)

 

『ハンソの言う通り何となくは言ってることわかるけど、、、でも、ハンソが出てくる必要はなかったと思うよ。、、、あと、私あの時言ったでしょ。私は、ハンソの気持ちに応えられないって。』と困るきっか

 

『じゃあ、ミンは、いいのか?』と真剣に聞く

 

『ミンは、、、』と黙るきっか

 

『俺は、今も君を愛してる。』と真剣にはっきり言う社長

 

『やめてよ。私は友だちとしてしか見られないって知ってるでしょ?』と社長を見つめる

 

『それでもいいよ。一緒にいたいんだ。』と真剣に応える

 

『もうやめて!!明日は、絶対この話しをしないで。』と忠告するきっか

 

ミンはこの会話を聞いて呆然として部屋に戻る

(きっかはなんで何も言ってくれないんだ?僕がのぼせていただけ?社長がきっかを好き?)

 

考えるとパニックになるミン

 

何もなかったかのように部屋に戻ってきて片付けをするきっか

 

ミンの様子が変なのに気づく

 

『ミン』と顔を触ろうとすると手を跳ね除ける

 

きっかは、今までそんなことをされたことがなかったからびっくりしてしまう、、、

 

『今日は疲れたから先に帰る』とミンが部屋を出て行く

 

きっかは何が起こったかわからず静かに涙をながす、、、

 

大切.19

『そんなことないよ』と澄ました顔で言うミン

 

『彼女がそれだけ特別なんだね』とボソッと言うシン

 

『そんなことないよ。』と冷静に応える

 

スタイリストが口紅をきっかに塗ろうとする

 

ミンがそれを見て

 

きっかに近づき

 

 

そして、

 

いきなりきっかの手を掴み

外に連れ出す

 

スタイリストさんがシンにミンときっかの関係を聞く

 

『やっぱり、、、ミンってあんなにわかりやすかった??』と笑う

 

 

手を強引に引っ張られ連れて行かれるきっか

 

ある程度歩き

きっかがミンの手を払い退ける

 

『ミンだめだよ。私はミンのためにやってるのに、、、』と怒り涙目になるきっか

 

ミンがきっかを見て『ごめん、、、』と謝る

 

『もうしないよ、、。』と寂しい表情をする

 

その姿を見て

きっかがミンの手を握る

 

『私は凄く嬉しいよ。ミンのこと大好きだから。でも、わかって、、、』と優しく言う

 

 

『うん。でも、あれはちょっと、、、』

 

『ミンってほんと可愛いね』とからかいながら言うきっか

 

 

『僕は、、、、

 

なんでもない、』と拗ねる

 

 

シンがやってきて、、、

『ミンどうする?やめる??』と冷静にきく

 

『いや、、、』と渋々あきらめる

 

『あんまり拗ねるときっかちゃんも嫌がるとおもうけど』と笑って言うシン

 

その言葉を聞いて余計に拗ねるミン

 

拗ねながら『みんなして虐めてくる』とボソッといいショックを受けるミン

 

みんながそれを見て笑う

 

スタイリストさんが『はい。じゃあ、きっかちゃん借りるね』と上から目線で言って連れて行く

 

ミンがそれに余計嫉妬する

 

けど、我慢するミン

 

そして、化粧の続きへ

 

スタイリストさんに『きっかちゃん、本当にミンに愛されてるね』と小さい声で言われる

 

きっかが『そう見えますか?』と不思議そうに聞く

 

『うん。凄く大事にしてるなぁって思うよ。』と微笑みながら髪の毛をセットするスタイリストさん

 

『そうですか。最初、会った時からミンはあんな感じなんです。軽い人かなぁと思ってたんですけど、いつも真剣で、、、後、表情がコロコロ変わって可愛くて、素直すぎてなんかほっとけなくて』と嬉しそうに応えるきっか

 

『そうなんだね。きっかちゃんも凄い大好きなんだね。あんなミンは見たことないよ』と笑いながら言うスタイリストさん

 

 

『私には凄すぎて、もったいない人です』と真剣な表情で応えるきっか

 

『ミンのことよろしく頼むよ』と声をかけられる

 

『ミンは本当にみんなに愛されてるんですね』と微笑む、また嬉しく思うきっか、、、

 

 

化粧と服装、全部が整ったきっか

 

 

でも、

 

ミンが拗ねている

 

きっかがミンに近寄り後ろからそっと抱きしめる、、、

 

『ごめんね』とミンの顔を覗き込む

 

目が合い

笑顔になるミン

 

いきなりみんなの前でキスをする

 

『もうミン、、、ダメって言ったのに』と呆れながら言うきっか

 

周りの人もなぜだかその光景を見て和む、、、

 

スタイリストさんとシンが本当に羨ましいぐらいラブラブだなぁと笑って話をしている

 

『でも、気をつけないといけないよ。ミンが大人にならないとこれからが大変かもね』と笑って応えるスタイリストさん

 

『今回のこともあるから大丈夫だと思うけど、本人は、あまり気づかないで行動してるから少し心配なんだ』とシン

 

『でも、ミンのこれからの活躍が本当に楽しみだよ』とスタイリストさんが笑って言う

 

 

ミンがきっかに戯れている、、、

『ミン。そろそろいいかなぁ』と間に入るシン

 

 

ミンがため息をつき急に冷静になる

 

『さぁ、行こうか』と俳優モードに

 

きっかはその行動が面白くて笑っている

 

その姿を見て微笑むミン、、、

 


………

 

そして、夜のイベントへ行く

 

 

メガネを掛けてOLモードのきっか

 

けど、すごく綺麗

 

きっかが歩くとみんなが振り返る

 

緊張しているきっかは周りを気にしている余裕がまったくない

 

むしろ考え事をして1人でぶつぶつなんか言っている

 

ミンは、きっかの行動を見て面白くて笑っている

 

シンが『大丈夫?』ときっかに聞く

 

きっかは『大丈夫かなぁ?私、韓国語話せないし』と不安になるばかり

 

『大丈夫だよ。ほとんどのマネージャーが日本語を話せるから』とニコッと笑いながら言うシン

 

 

『そうなんだね。』といいながらまだ心配で落ち着かない

 

『こんな事になるなら韓国語をちゃんと覚えておけばよかったよ』と泣きそうになるきっか

 

『きっかなら大丈夫だよ。シンの後ろに隠れてればいいし』と優しく微笑むミン

 

ミンのことを見つめ急に引っ付きたくなるきっか

 

その様子を見ているミン

 

スタジオに着き

 

ミンがシンに頼みごとをしている

 

そして、人気のないところへ移動し

ミンときっかが2人っきりになる

 

いきなり何も言わず抱き締め『きっか』と優しく名前を呼んでくれるミン

 

泣きそうになるきっか

『ごめんね。こっちで連れ回してばっかりで』と頭を撫で撫でする

 

『私は、大丈夫だよ』と微笑むきっか

 

そして、

顔を見合わせ見つめる2人

 

目を閉じてキスをする

 

すごく優しいキス

目を開けお互いを想い会い、、、

 

もう1度、顔を見合わせまた微笑む2人

 

 

時間が刻々過ぎて行く

 

 

シンが様子を見に来て

『ミンそろそろ準備よろしく』と微笑む

 

ミンは服を着替え、準備をする

 

その姿をきっかが近くで見守る

 

 

シンがきっかに挨拶をさせたい人がいるから付いて来てと声を掛ける

 

うんと頷き

ミンの様子を遠目で見ながら部屋から出て行く2人

 

 

きっかは、シンに連れられステージの上へ

 

ちょうどその時

ステージで2人の男の人が話をしている

 

若いけどスーツを着ていていかにもどっかの社長さん

 

シンに気づき声をかける

 

きっかはステージを見渡してはしゃいでいる

 

 

シンとその男の人はきっかの話しをしている

 

その男の人がきっかに近寄り声を掛けてきた

『ようこそ、会いたかったんだ』と微笑む

 

『えっ?』とびっくりするきっか

 

『本当噂以上だなぁ。韓国で女優にならない?』とニコッと笑いながら言う

 

『わたし、、、』と話をしようとするが

 

そこへ

 

ミンがやってくる

 

(韓国語で)

『こんばんは』と男の人に深々とお辞儀する

 

『久しぶりだなぁ〜。今日の賞楽しみにしてるよ。あと、彼女の事なんだけど』とニコニコしながら言う

 

『なんですか?』と冷静に応えるミン

 

『女優にしたいんだけど、、、ミンはどう思う?』とニコッと微笑む

 

『彼女は、僕のアシスタントなんでダメです』と冷静に言う

 

『そうなんだ。僕が気に入ったから彼女を欲しいんだけど、、、』と急に挑発的に言う男

 

『気に入ったんですか?でも、彼女はダメです』とニコッと笑いきっぱり断るミン

 

『ミンっ!!社長に失礼だろ、すみません』とシンが謝る

 

『いいよ。気にしなくて。なんで、この子はダメなの?』と聞き返してくる社長

 

『それは、、、』と言葉が詰まるミン

 

 

その行動を見て笑いながら『ごめんごめん。冗談だよ。彼女のことはマネージャーから聞いてるよ』と笑う

 

『そうですか、、』

 

『そんなに大切なら結婚すればいいのに』とさらっと言われる

 

『えっ?!いいんですか?』と真剣に尋ねるミン

 

『今のお前なら安心できるしいいよ。』とあっさり

 

『ならそうしたいんです』と真剣に応えるミン

 

そして一言『ミンが早く結婚しないなら、、、僕がこの子をもらうから』と笑いながら宣戦布告してくる社長

 

『本気なんですか?』と真剣に聞くミン

 

『冗談に聞こえる?僕は本気だよ。彼女を気に入った』と挑発してくる社長

 

『そんなこと絶対させません。』と真剣に言う

 

きっかが3人で話しているのを聞いている

 

 

がまったく言葉がわからないので

つまらないきっか

 

(日本語の会話)

ミンの服を引っ張り『どうしたの?』と聞くきっか

 

『何にもだよ。』と笑顔で応えるミン

 

『あの人は?』とミンに聞くきっか

 

男の人が『僕?』と自分を指差し、ニコッと笑い話しかけてくる

 

『僕はミンの事務所の社長だよ。お嬢さん』とすごい笑顔で話しかけてくる

 

『社長だったの?、、、失礼しました。』と慌てて謝るきっか

 

『きみにお願いがあって、明日10時に会いたいんだけど』と笑顔で話しかけてくる

 

『私にですか?』と不思議に思うきっか

 

ミンが話をしようと口を開けようとしたとき

シンが『わかりました。明日絶対連れて行きます』と韓国語で即返答した

 

きっかも『わかりました。』と頭を下げ応える

 

『明日楽しみにしてるから』と社長に肩をポンポンとされ

ミンにも『今日は頼むよ』と言い会場を去る

 

 

そして、授賞式へ、、、

 

 

お母さんとの会話.18

泊まることになったきっかとミンは

 

部屋に戻り

ベッドの上で横になりながら

ミンの思い出話や韓国での話をする

 

きっかは新鮮でとっても嬉しい

 

それを聞いているだけでほんと幸せなきっか

 

 

気づいたらきっかは寝っていた、、、

 

ミンはそれに気づき

『今日はほんとつきあってくれてありがとう』と唇にキスをする

 

そして、じっときっかを見つめる

 

少し経ってから何を思ったのか部屋から出て行くミン

 

外の塀のところに腰掛け物思いにふける、、、

 

 

そこへたまたまお母さんが通りかかり

 

ミンが遠くを見つめ座っているのに気づく、、、

 

(韓国語での会話)

『だいじょうぶ?ミン』と優しく声を掛けるお母さん

 

『だいじょうぶだよ』となにか寂しげに言うミン

 

『彼女を傷つけるのが怖いんだろう?彼女にちゃんと言葉で言わなきゃダメだよ』と心配するお母さん

 

『さすが母さんだね。』と微笑む

 

 

『あんたの事はずっと応援してたから、幸せになって欲しいんだよ』と真剣に応える

 

『わかってるよ。』と冷静に応えるミン

 

『この際、早く結婚したらどうだい??言いにくいなら母さんが言ってあげるよ』

 

『母さん大丈夫だよ。来年ぐらいにはそうするつもりだから、、、』とニコッと笑い応えるミン

 

『ほんとあんたにしては珍しいね。私は賛成だからいつでも2人で遊びにおいで』と肩をポンポン叩く

 

『ありがとう。本当に心強いよ。きっかも凄く喜ぶと思う。母さんの手料理もすごく気に入ってたよ。』と微笑むミン

 

『あの子は本当に優しいね。可愛いし。あの子との写真はないのかい?』とお母さん

 

『これならあるよ』と花魁写真のきっかと2人で写ってるのを見せる

 

『これもらってもいいかい?玄関に飾りたいんだ。』と嬉しそうに話しをするお母さん

 

ミンは笑いながら『いいよ』と写真を渡す

 

 

『母さんはいつも応援してるからね。あんたは恋愛も仕事もがんばってね。』と応援してくれるお母さん

 

『ありがとう。自信が持てたよ。今日は、きっかを連れてきてほんとよかった。がんばるよ、、、、、じゃあ、もう寝るよ』と微笑むミン

 

『あぁ、おやすみ』と微笑みながら声を掛けるお母さん

 

 

部屋にそっと戻るミン

 

きっかが目をこすりながら『どうしたの?寝れないの?』と寝ぼけながら目を覚ます

 

『違うよ。久々の実家だったから、母さんと話ししてた』とニコッと笑うミン

 

『ミンのお母さんってほんと優しいよね。私好きだよ。』とニコッと微笑んで言う

 

『ありがとう。そうやって言ってもらえると嬉しいよ。連れてきてよかった。』ときっかを見つめ微笑む

 

そして、きっかにキスをする、、、

 

幸せそうに微笑むきっか

 

そのままくっつきながら就寝

ホントラブラブな2人

 

 

次の日、、、

 

 

きっかとミンは朝ごはんを食べる前に自分のマンションに戻ることに

 

ミンが車を駐車場から取ってくる

遠くから『きっか〜行こう』と手を振って呼んでいる

 

きっかも手を振り返す

 

そして、

きっかは『ありがとうございました』とミンのお母さんに挨拶をする

 

『また、いつでも遊びに来てね。あなたに会えてよかったわ。』とお母さんも笑顔でお見送りしてくれる

 

きっかの手を握り『ミンのことよろしくね』と小さく囁く

 

『はい。わかりました。』と笑顔で応えるきっか

 

中々、車に来る気配がないので心配して

ミンも様子を見にやって来る

 

お母さんときっかの微笑んでいる様子を見て

『母さんありがとう。また、来るよ。体に気をつけてね』と挨拶をする

 

『あぁ。またね』と笑顔で手を振っているお母さん

 

きっかとミンも手を振り車に乗り込む

 

 

そして、マンションへ

 

 

マンションに着くとなぜかシンが立っていた

 

ミンが『おはよう。ごめん。まだ仕事じゃないよね?』と聞いている

 

『そうだけど、昨日のことが心配で見に来たんだよ。だいじょうぶだったか?』と心配しているシン

 

『いや。心配はないよ。やっぱりきっかでよかったって確信した。』と安心した表情でいうミン

 

『ならよかったよ。今日の仕事の打ち合わせもしたいんだ。きっかちゃんのことも』

 

『まだ、きっかには言ってないから、、、』と真剣な顔で応えるミン

 

『わかった。じゃあ、僕から説明するよ』とシン

 

『ごめん。頼むよ』と微笑むミン

 

3人で部屋に入る

すごいシンプルな綺麗な部屋で

間取りは3LDK

 

どこにいてもミンの匂いがする

 

その部屋にいるだけで幸せになるきっか

 

シンがそれを見て『きっかちゃんてホントかわいいよね』と言ってくる

 

『そうかなぁ。ありがとう』と笑顔で応えるきっか

 

シンに『ソファーに座って』と言われ話をすることに

 

ミンは、服を着替えるため自分の部屋に入って行く、、、

 

 

きっかとシンの2人で話をすることに

 

 

シンは、韓国に来させた理由を話す

 

きっかは真剣な顔でその話を聞く

 

ミンは部屋からでてきてコーヒーを淹れている

 

 

途中でミンも参加

 

『話終わった?』と笑顔できっかに引っ付くミン

 

『まだ、終わってないよ』と冷静に言うシン

 

ミンがきっかに戯れてるを見て、

『ちょっとあっちに行っててミン』と遇らう

 

『意地悪だなぁ。』と拗ねるミン

 

『仕事のことだからきちんとしないと』と真面目に話すシン

 

『わかった。ごめん。』と言いながら一向に離れないミン

 

ミンのその姿を見て

『ミン!!』と呆れて怒るシン


渋々離れて自分の部屋に行くミン

 

 

きっかは、今日の仕事のことについて話を聞く

 

今日の仕事は日本でいうFM祭みたいな仕事らしい

 

 

『そうなんだね。』と他人事みたいに聞くきっか

 

『えっと、それに一緒に参加するんだよ。』と念押しするシン

 

『えっ?私が⁇』と戸惑うきっか

 

『なんで、私が参加するの⁇』とびっくりして聞き返す

 

『さっきの話聞いてた笑

君にはミンの全部を見てもらいたくて、だから参加して欲しいんだ』と真剣に言われる

 

 

『ダメかなぁ?』

 

『いえ。参加できるならしたいです。』と真剣な表情で応えるきっか

 

『よし決まり。じゃあ、早速準備しに行こうか』とにっこり笑う

 

 

『ミン。留守番する??』と笑って聞くシン

 

『行くに決まってるだろう』とふてくされて言うミン

 

3人でビルオフィスへ

 

 

きっかは何もわからずついて行き

ビルの中に入る

 

どうもスーツのお店らしい

 

お店に入ると

『いらっしゃいませ、こちらへどうぞ』とVIP席へ

 

きっかは初めてのことが多いので不安になってくる、、、

 

ミンと店員さんが話をしてる

 

話が終わり店員さんがきっかの元にやっくる

 

『こちらへどうぞ』と言われついて行くことに

 

『日本語話せるんですか?』と聞くきっか

 

『私の友達が日本でスタイリストをやっているのでそれで話せるんですよ』と笑顔で応える

 

それもミンと同じで結構イケメン

 

 

『笑顔素敵ですね』とぽろっというきっか

 

雑誌を読んでいたミンの手が止まる

 

きっかとスタイリストさんの話が盛り上がる


ミンがシンに話をしてる

 


(韓国語で)

『だいじょうぶだって』とため息をつき呆れるシン

どうも、きっかとスタイリストさんが盛り上がってるのが嫌らしい

 

『心配性だなぁ。仕事だからしかたないだろ』となだめるシン

 

『でも、ほら顔近いし』と拗ねるミン

 

それを見てシンは笑う

 


スタイリストもミンの様子に気づき

わざと近く寄ってメイクをする、、、

 

見ているとイライラしてくるミン

 

『ミン、最近本当に変わったね』と笑うマネージャー、、、