yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

大切.19

『そんなことないよ』と澄ました顔で言うミン

 

『彼女がそれだけ特別なんだね』とボソッと言うシン

 

『そんなことないよ。』と冷静に応える

 

スタイリストが口紅をきっかに塗ろうとする

 

ミンがそれを見て

 

きっかに近づき

 

 

そして、

 

いきなりきっかの手を掴み

外に連れ出す

 

スタイリストさんがシンにミンときっかの関係を聞く

 

『やっぱり、、、ミンってあんなにわかりやすかった??』と笑う

 

 

手を強引に引っ張られ連れて行かれるきっか

 

ある程度歩き

きっかがミンの手を払い退ける

 

『ミンだめだよ。私はミンのためにやってるのに、、、』と怒り涙目になるきっか

 

ミンがきっかを見て『ごめん、、、』と謝る

 

『もうしないよ、、。』と寂しい表情をする

 

その姿を見て

きっかがミンの手を握る

 

『私は凄く嬉しいよ。ミンのこと大好きだから。でも、わかって、、、』と優しく言う

 

 

『うん。でも、あれはちょっと、、、』

 

『ミンってほんと可愛いね』とからかいながら言うきっか

 

 

『僕は、、、、

 

なんでもない、』と拗ねる

 

 

シンがやってきて、、、

『ミンどうする?やめる??』と冷静にきく

 

『いや、、、』と渋々あきらめる

 

『あんまり拗ねるときっかちゃんも嫌がるとおもうけど』と笑って言うシン

 

その言葉を聞いて余計に拗ねるミン

 

拗ねながら『みんなして虐めてくる』とボソッといいショックを受けるミン

 

みんながそれを見て笑う

 

スタイリストさんが『はい。じゃあ、きっかちゃん借りるね』と上から目線で言って連れて行く

 

ミンがそれに余計嫉妬する

 

けど、我慢するミン

 

そして、化粧の続きへ

 

スタイリストさんに『きっかちゃん、本当にミンに愛されてるね』と小さい声で言われる

 

きっかが『そう見えますか?』と不思議そうに聞く

 

『うん。凄く大事にしてるなぁって思うよ。』と微笑みながら髪の毛をセットするスタイリストさん

 

『そうですか。最初、会った時からミンはあんな感じなんです。軽い人かなぁと思ってたんですけど、いつも真剣で、、、後、表情がコロコロ変わって可愛くて、素直すぎてなんかほっとけなくて』と嬉しそうに応えるきっか

 

『そうなんだね。きっかちゃんも凄い大好きなんだね。あんなミンは見たことないよ』と笑いながら言うスタイリストさん

 

 

『私には凄すぎて、もったいない人です』と真剣な表情で応えるきっか

 

『ミンのことよろしく頼むよ』と声をかけられる

 

『ミンは本当にみんなに愛されてるんですね』と微笑む、また嬉しく思うきっか、、、

 

 

化粧と服装、全部が整ったきっか

 

 

でも、

 

ミンが拗ねている

 

きっかがミンに近寄り後ろからそっと抱きしめる、、、

 

『ごめんね』とミンの顔を覗き込む

 

目が合い

笑顔になるミン

 

いきなりみんなの前でキスをする

 

『もうミン、、、ダメって言ったのに』と呆れながら言うきっか

 

周りの人もなぜだかその光景を見て和む、、、

 

スタイリストさんとシンが本当に羨ましいぐらいラブラブだなぁと笑って話をしている

 

『でも、気をつけないといけないよ。ミンが大人にならないとこれからが大変かもね』と笑って応えるスタイリストさん

 

『今回のこともあるから大丈夫だと思うけど、本人は、あまり気づかないで行動してるから少し心配なんだ』とシン

 

『でも、ミンのこれからの活躍が本当に楽しみだよ』とスタイリストさんが笑って言う

 

 

ミンがきっかに戯れている、、、

『ミン。そろそろいいかなぁ』と間に入るシン

 

 

ミンがため息をつき急に冷静になる

 

『さぁ、行こうか』と俳優モードに

 

きっかはその行動が面白くて笑っている

 

その姿を見て微笑むミン、、、

 


………

 

そして、夜のイベントへ行く

 

 

メガネを掛けてOLモードのきっか

 

けど、すごく綺麗

 

きっかが歩くとみんなが振り返る

 

緊張しているきっかは周りを気にしている余裕がまったくない

 

むしろ考え事をして1人でぶつぶつなんか言っている

 

ミンは、きっかの行動を見て面白くて笑っている

 

シンが『大丈夫?』ときっかに聞く

 

きっかは『大丈夫かなぁ?私、韓国語話せないし』と不安になるばかり

 

『大丈夫だよ。ほとんどのマネージャーが日本語を話せるから』とニコッと笑いながら言うシン

 

 

『そうなんだね。』といいながらまだ心配で落ち着かない

 

『こんな事になるなら韓国語をちゃんと覚えておけばよかったよ』と泣きそうになるきっか

 

『きっかなら大丈夫だよ。シンの後ろに隠れてればいいし』と優しく微笑むミン

 

ミンのことを見つめ急に引っ付きたくなるきっか

 

その様子を見ているミン

 

スタジオに着き

 

ミンがシンに頼みごとをしている

 

そして、人気のないところへ移動し

ミンときっかが2人っきりになる

 

いきなり何も言わず抱き締め『きっか』と優しく名前を呼んでくれるミン

 

泣きそうになるきっか

『ごめんね。こっちで連れ回してばっかりで』と頭を撫で撫でする

 

『私は、大丈夫だよ』と微笑むきっか

 

そして、

顔を見合わせ見つめる2人

 

目を閉じてキスをする

 

すごく優しいキス

目を開けお互いを想い会い、、、

 

もう1度、顔を見合わせまた微笑む2人

 

 

時間が刻々過ぎて行く

 

 

シンが様子を見に来て

『ミンそろそろ準備よろしく』と微笑む

 

ミンは服を着替え、準備をする

 

その姿をきっかが近くで見守る

 

 

シンがきっかに挨拶をさせたい人がいるから付いて来てと声を掛ける

 

うんと頷き

ミンの様子を遠目で見ながら部屋から出て行く2人

 

 

きっかは、シンに連れられステージの上へ

 

ちょうどその時

ステージで2人の男の人が話をしている

 

若いけどスーツを着ていていかにもどっかの社長さん

 

シンに気づき声をかける

 

きっかはステージを見渡してはしゃいでいる

 

 

シンとその男の人はきっかの話しをしている

 

その男の人がきっかに近寄り声を掛けてきた

『ようこそ、会いたかったんだ』と微笑む

 

『えっ?』とびっくりするきっか

 

『本当噂以上だなぁ。韓国で女優にならない?』とニコッと笑いながら言う

 

『わたし、、、』と話をしようとするが

 

そこへ

 

ミンがやってくる

 

(韓国語で)

『こんばんは』と男の人に深々とお辞儀する

 

『久しぶりだなぁ〜。今日の賞楽しみにしてるよ。あと、彼女の事なんだけど』とニコニコしながら言う

 

『なんですか?』と冷静に応えるミン

 

『女優にしたいんだけど、、、ミンはどう思う?』とニコッと微笑む

 

『彼女は、僕のアシスタントなんでダメです』と冷静に言う

 

『そうなんだ。僕が気に入ったから彼女を欲しいんだけど、、、』と急に挑発的に言う男

 

『気に入ったんですか?でも、彼女はダメです』とニコッと笑いきっぱり断るミン

 

『ミンっ!!社長に失礼だろ、すみません』とシンが謝る

 

『いいよ。気にしなくて。なんで、この子はダメなの?』と聞き返してくる社長

 

『それは、、、』と言葉が詰まるミン

 

 

その行動を見て笑いながら『ごめんごめん。冗談だよ。彼女のことはマネージャーから聞いてるよ』と笑う

 

『そうですか、、』

 

『そんなに大切なら結婚すればいいのに』とさらっと言われる

 

『えっ?!いいんですか?』と真剣に尋ねるミン

 

『今のお前なら安心できるしいいよ。』とあっさり

 

『ならそうしたいんです』と真剣に応えるミン

 

そして一言『ミンが早く結婚しないなら、、、僕がこの子をもらうから』と笑いながら宣戦布告してくる社長

 

『本気なんですか?』と真剣に聞くミン

 

『冗談に聞こえる?僕は本気だよ。彼女を気に入った』と挑発してくる社長

 

『そんなこと絶対させません。』と真剣に言う

 

きっかが3人で話しているのを聞いている

 

 

がまったく言葉がわからないので

つまらないきっか

 

(日本語の会話)

ミンの服を引っ張り『どうしたの?』と聞くきっか

 

『何にもだよ。』と笑顔で応えるミン

 

『あの人は?』とミンに聞くきっか

 

男の人が『僕?』と自分を指差し、ニコッと笑い話しかけてくる

 

『僕はミンの事務所の社長だよ。お嬢さん』とすごい笑顔で話しかけてくる

 

『社長だったの?、、、失礼しました。』と慌てて謝るきっか

 

『きみにお願いがあって、明日10時に会いたいんだけど』と笑顔で話しかけてくる

 

『私にですか?』と不思議に思うきっか

 

ミンが話をしようと口を開けようとしたとき

シンが『わかりました。明日絶対連れて行きます』と韓国語で即返答した

 

きっかも『わかりました。』と頭を下げ応える

 

『明日楽しみにしてるから』と社長に肩をポンポンとされ

ミンにも『今日は頼むよ』と言い会場を去る

 

 

そして、授賞式へ、、、