yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは彼と・・・1

『優奈。今年のクリスマスは一緒に過ごせそうだよ』

 

『えっ?!!本当に?!』と目をキラキラさせて聞く優奈

 

『うん・・・。今回はこの時期に依頼がないから大丈夫』と微笑む蓮

 

『そうなんだね〜。初めてだね。クリスマス一緒に過ごせるなんて』と微笑む優奈

 

そんな優奈を見て

 

いきなり抱きしめる蓮

 

『あっ・・ちょっと・・・蓮・・///・・みんな見てるよ///』と顔を真っ赤にして蓮を見つめる

 

『だって可愛いから』と微笑む蓮

 

『もう・・///いつもはそんなこと言わないくせに・・・』と耳まで真っ赤にして話す優奈

 

『そこが可愛いの』と笑う蓮

 

『蓮・・家に帰ろう・・・。』と上目遣いで蓮を見つめる優奈

 

『えっ・・優奈・・・もしかして』とニヤッと笑う蓮

 

『ち・・違うよ。恥ずかしいから家のほうが・・・』と顔を赤くしながら話す優奈

 

もう…死んでしまう……

こんなドキドキいや………

 

『そうだよね。じゃあ』といきなり手をつなぎ直し引っ張られながら家に帰る優奈

 

家に帰ると言っても

この家は蓮の家………

 

蓮は一人暮らしをしている

 

なのでデートというと家でまったりするのがいつも………

 

私と付き合ってあと少しで3年

やっとクリスマスは一緒に過ごせそう

 

それもそのはず彼の仕事は有名なジャズピアニストなのだ

 

そのせいもあってクリスマスは毎年忙しいのだ

 

それも私が言うのもなんだけど

蓮はイケメンでかなりモテるファンもたくさんいる

 

ピアノも上手でイケメンなのでいつも仕事が引っ張りだこなのだ

 

なのに今年は一緒に過ごせる

 

嬉しすぎて

にやけてしまう………優奈

 

部屋に入りはしゃいでいると

 

背後から抱きしめてくる蓮

『蓮・・・。』と声を掛け

 

蓮を見る

 

すると蓮がそっとキスを落としてくる………

 

『もう・・蓮は・・・。』と照れながら正面に立ち蓮を見つめると

 

蓮はニヤッと微笑み

顎をくいっとあげて

 

もう一度キスをしてくる………

それもいつもながら甘い甘いキス

 

そのキスをされ

腰が砕けてヘナヘナになる優奈

 

『優奈??・・まだダメだよ』と優奈の腰を抱きかかえながら微笑む蓮

 

『もう・・無理・・・今日はダメ!!』と蓮の口を押さえる優奈

 

『えっ?!なんで今日は無理なの??』のニコニコして優奈を見つめる蓮

 

『お・・お腹が空いたから・・・。早く作りたいの・・・。』とぎこちない言い訳

 

その行動を見て

クスッと笑う蓮

 

『じゃあ・・後で・・・僕の言うこと聞いてね』とニコニコで話す

 

『あ・・・後でね』と急いでキッチンに向かう優奈

 

 

 

クリスマスは素敵??13

「ありがとう。なんかこうやって言われると照れるな///」

 

『ふふふっ、いつもは真斗が勝ってるからね。たまには私も上に立ちたい』とハノンが真斗の方を向く

 

ハノンの笑顔を見て

「ハノン最近やっと心を開いてくれたね。あの倒れた時は本当にびっくりしたよ。それも僕の目の前で倒れたから」

 

『えっ??目の前??』とびっくりするハノン

 

「やっぱり気づいてなかったんだね。ハノンあの時急に飛び出してきたから」

 

『じゃあ、真斗が保健室に運んだの??』

 

「あっ・・言うの忘れてた。そうだよ??」

 

その言葉を聞いて今度はハノンが顔を晒す

 

だから・・

みんな。私の事いいなぁ〜って言ってきたのか

 

なんか恥ずかしい・・・

 

「ハノン。こっち向いて」と今度はハノンの横に座る真斗

 

そして、

クスクス笑っている

 

「今日はハノン。本当表情がコロコロ変わるね。・・・ハノンちょっと手出して」

 

『手??』と真斗に手を渡す

 

その時

曲が変わり

 

花火の感じも変わる………

 

するとそれに合わせてか

「大好きだよ。ハノン・・・。これからもずっと一緒にいようね。」と微笑みながら手を触る

 

『真斗・・・??』と目を見開くハノン

 

ニコッと微笑み

「はい。クリスマスプレゼント。」

 

えっ??

とさっき渡した手を見るハノン

 

『これって・・・。私こんなの受け取れないよ。ここに連れてきた貰っただけで嬉しいのに』と泣きだすハノン

 

「ハノンそんなに泣かないでよ。クリスマスは特別なんだよ。」とハノンの顔を覗き込み微笑む真斗

 

『う・・ん。ありがとう。・・本当に最高なクリスマスプレゼントだよ』とまだ泣いてるハノン

 

「そんなに喜んでくれると思ってなかったから。めちゃ嬉しいけど」

 

『だって・・・。あっ!私もクリスマスプレゼントあるの!!』と急に慌てるハノン

 

それを見てもっと笑いだす真斗

「ハノンって本当最高だね。やっぱりあの時告白してよかった」と微笑む

 

『えっ??あっ・・・これっ・・気にいるかわからないけど』と小さい包み紙のプレゼントを渡す

 

「ハノンありがとう。開けてもいい」と微笑む真斗

 

『うん。私が適当に選んだから。気にいるかわからないけど・・・』と心配そうに見つめるハノン

 

包み紙を開ける真斗

そこがまた緊張する・・・

 

「あっ・・これ。ありがとう。ハノンは僕のことよく見てるね」と微笑む真斗

 

『ごめん。何がいいか・・本当にわからなかったから』と慌てるハノン

 

「そうだ。ハノンがこれをくれたし。朝と帰りも一緒に帰ろう」と微笑む真斗

 

『えっ?いいの??』と目がキラキラしだすハノン

 

「そのためにこれくれたんでしょ??」とプレゼントを見せる

 

『真斗って感がいいよね・・。私のしたこと全部見抜いてるなんて。ズルイ』とほっぺを膨らして怒るハノン

 

「ハノンのことずっと見てたから・・。今なら凄くわかるよ」と微笑む真斗

 

「それに僕があげたプレゼントは予約だからね」とニコッと微笑む真斗

 

『それって・・。けっ・・

と言おうとした瞬間

 

また口を塞がれる

 

「もう。容赦しないから・・・。覚悟してね」と微笑む真斗

 

その言葉を聞いて

急に顔が真っ赤になるハノン

 

2人の甘いクリスマスは

まだまだこれからみたいw

 

 

(お・し・ま・い☆)

 

*プレゼントは何かわかると思いますが想像でお願いします^ - ^

 

 

クリスマスは素敵??12

『そんなことないよ。僕なんてハノンにいつ嫌いって言われるんじゃないかといつもドキドキしてるけど』と苦笑いする真斗

 

『えっ??・・真斗が??』

 

「そうだよ。好きな子には嫌われたくないから、これでも必死だよ!」と拗ねる真斗

 

『真斗って可愛いね。本当大好き!』と微笑むハノン

 

「だから!そういうのがダメなんだよ///」と恥ずかしそうに応える真斗

 

『なんで??好きじゃダメなの??』と不安になるハノン

 

「その逆・・・。そんな可愛いこと言われると・・。僕の理性が飛びそうになるよ」と真剣に言われる

 

『あっ・・・。ごめん。そんなつもりはなくて・・・』と下を向く

 

「ハノンごめん。ちょっとこっちにきて!」と人気のないところの水槽に向かう・・・

 

『真斗くん?どこ行くの??』とはてなが飛ぶハノン

 

周りを確認して

「ハノン。僕絶対に幸せにするから・・・。」と見つめられて

 

また、キスを落としてくる真斗

 

今度は凄く甘く感じるキス

優しくて

本当真斗が大好き・・・

 

彼の魅力に虜になるハノン

もうとってもラブラブ………

 

それから違う水槽も見て

水族館を満喫して外へ出る

 

もう辺りは真っ暗

『もう。真っ暗だね』と微笑むハノン

 

「そうだね。あと少しで始まるから。行こう」とニコッと微笑み

 

ハノンと手を繋ぎ

仲良く歩きだす2人………

 

そして、

メインイベントへ

 

芝生広場に着き

「ハノンここでまってて!もうすぐ始まるから」と走ってどっかに行ってしまった真斗

 

すると17時半

いきなりオーケストラの生演奏の音楽が流れる

 

(えっ?なに??)と考えていると

 

花火が今度は上る

『うわ〜!凄くきれい〜』と目をキラキラさせ花火に夢中になっていたハノン

 

すると背後から抱きしめられ

「お待たせ〜。・・どうかなぁ?今回のクリスマスコンサート」と顔を覗かせながら笑顔で聞く真斗

 

『えっ??これっ?!真斗の企画なの??』

 

「うん。でも、元々あったのを少し変えただけだよ。生演奏だとやっぱりいいでしょ」と微笑む真斗

 

『真斗ってすごいね。』とはしゃぎながら花火を見る

 

すると

今度はさっきしたキスとは違う深いキスをしてくる………

 

キスで溺れそうになるハノン

 

くらくらしながら

『あのごめん・・・。まさと??』とぽ〜っとしながら声をかけるハノン

 

「ご・・ごめん。ってか、そんな顔で見つめるのなし」とハノンの顔を前にして隠れる真斗

 

『えっ??まさと??』

 

「ごめん。今ちょっとヤバいかも・・・。やっぱりカッコいい彼氏ではいれない。だから前向いてて」と話す真斗

 

『真斗は凄くかっこいいよ。私やっぱり大好きだもん!』とはっきり応えるハノン

 

 

 

クリスマスは素敵??11

『あっ・・あの人そんな人なの??』とハテナがとぶハノン

 

「ハノン・・・。もう絶対僕から離れないで」とため息をつく真斗

 

『うん・・。気をつけるね』と微笑む

 

「ごめんごめん。ほらっ!中行こう」と頭をポンポンされ

 

手を繋ぎ微笑む真斗

 

ハノンはその笑顔にドキドキが止まらない………

 

「ハノン何見たい??」とパンフを見て話す真斗

 

『えっとね。私イルカが見たいなぁ・・・』と微笑みながら応えるハノン

 

「イルカね。じゃあ、初めにイルカショー見に行く??」と微笑む真斗

 

『えっ・・うんっ!見に行きたい』と満面な笑みで応えるハノン

 

「よしっ!じゃあ急ごう。もうすぐ始まるみたいだから」と手をギュッと握られ

 

急いでイルカのいる水槽に向かう

 

「わぁ〜。凄い人だね。席どこ空いてるかなぁ」と席を探す真斗

 

『あっ!真斗っ!!あそこ空いてるよ!!』と指を指すハノン

 

「よしっ!じゃあ急ごう。」と微笑み席に座る2人

 

席に座ると

本当にデートしてるんだと実感するハノン

 

それが嬉しくて

思わずじっと真斗を見つめていた………

 

「ハノン。あのさぁ〜。えっと・・・。そんなに見つめられると照れるんだけど///」と真斗

 

(えっ?

あっ!私またやっちゃった・・・)

 

『ご・・ごめんね!なんか嬉しくて・・・つい///』とハノンも照れだす

 

2人してまた沈黙になる………

 

けど

『あの・・。真斗・・・本当に今日はありがとう』と心の底からお礼を言うハノン

 

「いいよ。それに夜がメインだから・・・。楽しみにしてて」と微笑む真斗

 

そこからだんだん緊張が溶け

いろんな会話をする

 

そして、イルカショーが始まる

 

『イルカだぁ〜!!本当に可愛いね』とイルカを見てはしゃぐハノン

 

そんなハノンをじっと見つめ

クスッと微笑む真斗

「ほんと。ハノンは可愛いね」と言われるが

 

ハノンはイルカショーに夢中で

『そんなことないよ。あっ!あれ見て・・・』とはしゃぐハノン

 

それを隣で見守りながら笑っている真斗

 

イルカショーも終わり

つぎの水槽を見に行く

 

「ハノンは、本当にイルカが好きなんだね」と微笑む真斗

 

『だって・・・。可愛いんだもん』と恥ずかしくなるハノン

 

「そこが可愛いね」と

 

またキスをされる

 

思わずびっくりして手で口を覆い

周りを見渡す………

 

「大丈夫だよ。確認してるから」と微笑む真斗

 

『真斗ってたまに意地悪だよね。わたしだけいつも余裕がない・・・。』と真っ赤になるハノン

 

 

 

お話について

クリスマスのお話も後3話になりました^_^

 

これが終わったらお話を載せるのを一旦お休みします^^

 

読んでくださった方ほんとにありがとうございます( ^ω^ )

 

また、お話がいろいろ書けたらあげていきたいとは思うのですが、しばしお休みします☆

 

 

長いこと続けたのでお休みはしたくなかったんですが

 

休憩ということで

 

 

今年はお休みします☆

 

読んでくださった方、スターをたくさんくれた方本当にありがとうございました^ - ^

 

また、来年お会いできたら嬉しいなと思ってます(*^^*)

 

本当にありがとうございました^^

 

 

 

 

クリスマスは素敵??10

真斗に言われるままついていくハノン

 

電車に乗り

目的地へ目指す

 

『真斗〜。ほんとにどこ行くの??』

 

「とってもいいところ。そういえばハノン。今日ってちょっと遅くなってもいいかなぁ??」

 

『うん・・・。お母さんにはそう言ってあるよ。真斗となるべく一緒にいたいから・・・』なぜか最後の語尾が小さくなるハノン

 

そんなハノンの言葉を聞いてクスッと微笑み

「僕もずっと一緒にいたいよ。さぁ、もうすぐだから・・・」とギュッと離さないように手を繋ぎ

 

目的地へ………

 

電車が目的地へつき

手を繋ぎながら

優しくエスコートされながら電車を降りる

 

そしてついたところは

 

 

『ここって・・・。』とビックリしながら

真斗を見つめる

 

「そうだよ。・・・ハノンが来たかった場所。・・・この間倒れた時にそれを知ったんだけどね。」と悪そうに応える真斗

 

『なんで。でも、クリスマスコンサートって』と涙目になりながら真斗に聞く

 

「実はね・・・。今回企画する時に場所をどこにするか迷ってて・・たまたま僕の知り合いがここの経営者でね。企画の話をしたらクリスマスコンサートとコラボをしよって話になって・・・だから・・七海ちゃんからハノンの話を聞いた時は本当に驚いたんだ。ハノンに本当は直接聞きたかったんだけど、ハノンは僕のせいで話してくれなかったから・・・内緒で企画したんだ」と真剣に見つめながら話す真斗

 

『そうだったんだね。・・・ほんと凄く嬉しい』と泣きながら話すハノン

 

真斗はハノンの涙を手で拭って

「ほんとごめんね。ほらっ、行こう」と手を繋ぎ

 

また歩き出す

(まさかここの場所にこれるなんて・・・)

 

「ハノン。夜の時間になるまで水族館で時間潰そうか〜」と微笑む真斗

 

『うんっ!行きたい』と凄く喜ぶハノン

 

「よしっ!じゃあ、チケット買ってくるから待ってて」と微笑みチケットブースへ向かう真斗

 

(真斗と本当にこれたんだ〜

凄く嬉しい

 

こんなクリスマス初めてだ〜)

とウキウキしながら待つハノン

 

「ねぇ。ねぇ。君」と突然声を掛けられるハノン

 

その男の人の方を向き

『えっ?私ですか??』と自分に指を指す

 

「うん。君だよ!ここに行きたいんだけどわかるかなぁ??」とハノンの隣に立ち聞く男

 

『ここですか。えっとここの道を真っ直ぐ行ってですね

「ごめんわからないや。教えてもらってもいいかなぁ?」

 

『あっ・・でも、あの』と困るハノン

 

「お願い!」と手を合わされ

 

『じゃあ、そこまでなら』とついて行こうとするハノン

 

するといきなり腕を引っ張られ

「すみません!この子俺の連れなんですけど」と大きな声を出して男の人を睨む真斗

 

周りの人達もそれに気づき

注目を浴びる

 

視線が痛かったのか男の人は

『あっ・・そうなんだね。ごめんね。ありがとう』と急いでハノンのところを離れ走っていく

 

その男の人を唖然と見るハノン

「ハノンっ!!」

 

『あっ!はい・・』と恐る恐る返事をする

 

すると

いきなり抱きしめられ

「よかった〜。変な人について行ったらダメだよ」と優しく声をかけてくれた

 

 

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