yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

金木犀の香りに誘われて、、、9

『そんなことないって、、なぁ、頼むよ。このとおりでてよ』と必死に頼む蓮生

 

すると

『蓮生!今日はだめっていったでしょ!!』とオーナー

 

『あっ、、ちょっと急用が、、、』と逃げようとする蓮生

 

『ダメに決まってんでしょ!ほらっいくよ!!』と連れて行かれる蓮生

 

『ちょっと、、、!』と猫のように連れて行かれる蓮生

 

『直人くん。今日はもう上がっていいよ。おつかれさま〜』と手を振って微笑むオーナー

 

………

『ほらっ、ちゃんと働いてね。』と微笑み奥に戻って行くオーナー

 

『ちょっ、、と、ちょっと!!』と慌てていると

 

そこに

のあが1人でやってくる、、、

 

不安そうにキョロキョロしてお店の中を歩くのあ

 

髪が伸びて

お化粧もして

 

高校の時とは全く違う

 

けど、、のあ

 

『ほらっ、、何ぼけっとしてるの?彼女に注文聞いてきて!!』とオーナー

 

『はい?!俺が??』

 

『あんたしかいないでしょ!!みんな接客についてるんだから』と呆れるオーナー

 

しっしっと手で扇ぐ

 

仕方なく

のあに注文を聞きに行く蓮生

 

メニューを見ている彼女

『あの、、何にしますか??』とドキドキしながら声を掛ける蓮生

 

のあは何かに気づいたのか、、

パッと顔を上げて蓮生を見る

 

『や、、やっぱり、、、。』とのあ

 

それの意味がわからない蓮生

 

『こんばんは、、』と微笑むのあ

 

いつもと変わらない

のあが目の前にいる、、、、

 

『ここでバイトなの??』と付き合っていた時と変わらない表情で話しかけるのあ

 

『う、、ん。そうだよ。、』と一言

 

『そうなんだね。えっと、、、注文。じゃあ、オレンジジュースありますか??』と恥ずかしそうに応えるのあ

 

『相変わらず、、お子様だなぁ〜。のあが飲めるの貰ってきてやるよ』と蓮生

 

『あっ、、、お願いします』と微笑むのあ

 

そんなやりとりを遠くから見ている大輝

 

そのまま厨房に入って行く蓮生

 

その彼の姿をずっと見つめるのあ

 

………

蓮生、、

 

よかった、、普通に話せた、、

本当ヤバイよなぁ

なんでこんなに緊張するんだ

 

はぁ〜とため息をつく

 

『はい。これ!!』とオーナー

 

『えっ?まだオーダー頼んでないけど、、、』

 

『あの子だろ、、昔の彼女』と笑って話すオーナー

 

『げっ、、なんで、、』と気まずそうに話す

 

『見てればわかるよ、、、お前の態度』と笑うオーナー

 

 

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