yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

金木犀の香りに誘われて、、、8

バイトの時間

『蓮生おはよう。』と手を肩にかけ声を掛けるオーナー

 

『さわんじゃねぇよ。』と機嫌が悪い蓮生

 

『あら。怖いね。昔はそんなんじゃなかったのに、、』と笑うオーナー

 

『昔は昔、、今は今、、それに俺は変わってないよ』と蓮生

 

『そうだね。まぁ、いいや。今日バイトの人数少ないからしっかり働てよ。蓮生がいるだけで客が増えるんだから』と微笑むオーナー

 

『俺は、、見せもんじゃない!』

 

『そうだね。よろしく〜。』と手を振るオーナー

 

本当イライラする

落ち着かないと、、、ため息をつく蓮生

 

そこへ

大輝がくる

 

『蓮生おはよう。何荒れてるの??いつもより。』と微笑む大輝

 

その顔を見てもっと腹が立つ蓮生

大輝を睨むが

 

ため息をつき控え室から出て行く蓮生

 

それを見送る大輝

『だから、、言ったのに、、、本当殴られるかもなぁ』と笑う大輝

 

蓮生と大輝はBlue moonというBARでバイトをしている

 

昔からずっと仲が良くてずっと連んでいる

 

『大輝!お客さん増えてきたから。早く!!』

 

『すいません!急ぎます』

 

実はこのお店

蓮生と大輝が働くまではあんまり人気がなかったけど

 

2人がバイトをしだしてから

凄く繁盛するようになった

 

蓮生と大輝がバイトに一緒に入るときはまたお客がたくさん入る

 

バタバタして気づいたらもう19時を回っていた、、、

 

時計を見て

もうすぐのあちゃんくるかぁ〜と大輝が物思いに更けていると

 

『大輝、、あのさぁ〜。』と蓮生に声を掛けられる

 

『何??蓮生??』と聞き返すと

 

言いにくそうに

『のあ、、と昨日言ってた、、、』と声が小さくなる

 

『のあちゃんもうすぐここにくるよ!』と応える大輝

 

『えっ、??』とびっくりする蓮生

 

『大輝〜お願い!!』

 

『あっ、、俺呼ばれてる、、、じゃあ。いくわ』と微笑んで蓮生から離れる

 

えっ、、のあがここに来るの、、、ヤバイ、、俺帰りたいんだけど、、、

 

そこに先にバイトを上がる直人がやってくる

 

『直人お前俺の代わりにバイト入ってくれない?』といきなり頼む蓮生

 

『ごめん。今日は無理〜。彼女が待ってんの』と直人

 

『でも、、なんでそんなに焦ってるの?珍しい、、、それに蓮生目当てで来てる人多いいでしょ??、、だから、やだ!』とはっきり言う直人

 

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