夢物語172 5.1.4
周りのスタッフが2人を見だす
ミンは急いで顔を隠し
シンはみんなに『すみません』と頭を下げ謝る
シンは小さい声で『なんでいるの?入ってきたらダメだよ』と心配する
『わかってるよ。でも気になって・・・隠れてるから黙ってて』とさらっと言うミン
『そんな格好じゃ、すぐバレるって』と仕方なくスタッフ帽子とジャンパーを渡す
『ありがとう。気がきくじゃん。』と笑って応えるミン
『ミンが来るような気がしてさっき用意しといたんだよ』と呆れて話すシン
『よくわかってるじゃん』と楽しそうなミン
『電話してくるから気をつけろよ』と注意する
『わかったよ』とニコニコなミン
シンが現場からいなくなる
ミンはそれを狙って
きっかに近づこうとする
1人のスタッフが『そこの君、女優さんに飲み物を持ってきてあげて』とミンにお願いする
『わかりました。・・あの、すみません。飲み物ってどこでしたっけ?』とスタッフに聞くミン
スタッフは指を指し『あっちに飲み物と食べ物がおいてあるから持ってきて』
『すみません。手際が悪くて』と謝るミン
『いいよ。じゃあ、お願いね』とスタッフはバタバタしてその場から離れる
『はい』と頭をさげ、飲み物を取りに行くミン
シンが現場に戻ってくる………
さっきいた場所にミンの姿がなく辺りを探すシン
探していると
差し入れの飲み物やお菓子が置いてあるところでミンを発見する
それを見て慌てるシン………