夢物語252 5.15.2
『えっ?!・・・ごめん。そんなこと言われると思ってなかったよ。』と凄く困るミン
きっかの手をそっと握る
『明日仕事に本当に行ってきてもいい?』と今度は真剣に聞くミン
少し間が空き
ミンを見て微笑み
『冗談だよ。ミンの仕事をしている姿が1番好きだから大丈夫。』と応えるきっか
少しホッとするミン
『ごめんごめん。ミンがからかって言うから』と微笑むきっか
『でも、半分は本心でしょ?』と真剣に聞くミン
『そんなこと本当に思ってないよ。だってミンは、いつも仕事の合間に電話やメールしてくれるから。それがあるだけで近くにいる感じがして嬉しいの。』とニコニコ笑顔で応えるきっか
疑うミン
『それに私ミンのファンだよ。ミンが仕事しているところの動画や写真を見るだけで凄く嬉しいの』と真面目に応えるきっか
『わかった。・・・本当に信じるからね。』ときっかを見つめて微笑むミン
『うん。』ときっかも一緒に微笑む
『あっ!そういえば、明日はお昼過ぎまで仕事があるけど、夕方の飛行機でも間に合うよね?』ともう1度きっかに確かめる
『うん。私はその時間で大丈夫だよ。』と微笑むきっか
ふ~っとため息をつき
『きっかの両親に明後日会うからしっかりしないと』と気合いを入れるミン
ミンの張り切る様子が面白くて爆笑しているきっか
きっかが笑っていると
遠くの方からきっかに手を振る女の人が目に入る
不思議に思いながら初めは勘違いだと思い目をそらす
けど、
なぜか気になりもう1度女の人を見る………