夢物語299 6.6.2
『やっぱり言うのやめるよ』ときっか
『仕事の時でしょ?きっかはクールな僕がいいんだよね』と澄ました顔で言う
『違うよ。確かに仕事のほうがかっこいいけど』としまったと思い慌てて口を塞ぐきっか
『やっぱり・・・』と呆れるミン
慌てて『どんなミンも大好きだよ。嘘じゃないもん』ときっか
その慌てぶりを見て『わかった。わかった』と微笑む
『本当きっかと一緒にいると楽しいよ。仕事が始まったら忙しくなるね』ときっかを見る
『結構女優さんって大変なの?』と不安になるきっか
『初めてだから大変かもね。毎日眠たいかも。撮影の時どこに泊まるの?』
『えっと・・・ハンソの家に行くことになってる・・・』と言いにくそうに応えるきっか
『それってどういうこと?』ときっかを見つめ返す
『ハンソの家から現場が近いから、それで通うことになってるよ』と申し訳なさそうに応えるきっか
『僕が送り向かいするよ。』と真剣に応えるミン
『それは、絶対ダメだよ』と手を振り断るきっか
『社長の家にいたら何があるかわからないだろう?』と口調がきつくなるミン
『何にも起きないと思うよ・・・』とミンを見つめる
『きっか、もし社長が酔っ払ってキスしてきたらどうする?』と聞いてくる
『どうするも何もしないけど・・・』と困る
『絶対ダメ。社長には僕から言っとくから』ときっぱり応えるミン
『ミンは、心配しすぎだよ。ハンソだってもうそんなことないよ』と必死に応える
『きっかこれだけは絶対ダメ!』と怒りながらきっかをベッドに押し倒す
『こうやってしてきたらどうするの?、、、きっか拒めないでしょ?』と真剣な顔で話すミン
『なんでわかるの?』と困りながら聞き返すきっか
『きっかは、お願いされると断れないから、ダメっ!』と強く言われる
『えっ?!大丈夫だよ。』と言いながらベッドを立とうとするきっか
けど、また押し倒され