yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クランクアップ.87

結局、ミンの仕事を最後まで見て

 

帰ることにするきっかとかすみ、、、

 

『どう?気分転換になった?』と笑って応えるかすみ

 

『うん。ありがとう』と微笑むきっか

 

2人が話していると

遠くからすごい勢いで走ってくる人がいた、、、

 

いきなりきっかの手を引っ張り

 

そのままお姫様抱っこをする、、、

 

『ごめん。借りるね』とかすみに声をかけそのまま走って行く男の人、、、

 

………

 

きっかが驚いて

『ちょっと待って、、誰?!お願い!!下ろしてっ!!』と泣きそうになりながら暴れる

 

『あっ、、ちょっと、危ないよ。ごめんごめん。僕だよ。本当にわからないの?今度夫になるのに?』と笑って応える

 

『えっ?ミンなの?』と顔を覗くきっか

 

めちゃめちゃメイクをしてるので全くわからないきっか

 

『本当にミンなの?』と心配になり

顔をじっと見つめるきっか

 

『なんでわからないかなぁ、、、。』とぶつぶつ呟くミン

 

 

仕方ないなぁ〜とため息をつき

髭と目のメイクを取る

 

『ほらっ、これでわかるでしょ?』と怒るミン

 

『あっ、、本当だ。ミンなんだね。、、てっきり新たなナンパかと思った』と笑うきっか

 

『一緒に帰りたいから追いかけて来たのに』と拗ねるミン

 

『嘘だよ。許して』と可愛くミンを見つめるきっか

 

きっかが可愛すぎて嫌と言えないミン、、、

 

ため息をつき『いいよ、、。ほらっ、帰ろう』ときっかを見つめるミン

 

 

かすみもそこへ急いで走ってくる

『はぁ〜、はぁ〜、、ミン君、私びっくりしたよ』と息を切らしているかすみ

 

『一瞬、、ミン君になんて言おうか考えたもん』と怒っているかすみ

 

すっかりかすみのことを忘れていたミン

 

しまったと顔をして

『ごめん。かすみちゃん。本当色々やってくれたのに、、、』と凄く謝るミン

 

『もうっ!!じゃあ、今度美味しいご飯おごってね』とニコッと笑うかすみ

 

『うん。わかったよ。ありがとう』と微笑んで応えるミン

 

3人で家に帰る、、、

 

ミンの家に帰ると

シンがミンの家の前で待っていた、、、

 

かすみを見た瞬間

『かすみなんで最近コソコソしてるの?』と怒っているシン

 

『それは、言えない』と真剣に話すかすみ

 

『なんで言えないんだよ。』と喧嘩をしだす2人、、、

 

ミンが慌てて止めに入る

『違うんだ。シン。かすみちゃんは悪くないんだ』と必死に話すミン

 

『ミン、、??』と変な顔をするシン

 

『ここだとまずいから家に入って話そう』と真剣に話すミン

 

ミンの家に入り

『ごめん。シンと2人にして、、』ときっかとかすみに頼むミン

 

『うん、、、。わかったよ』と違う部屋に行くかすみときっか

 

かすみがシンに怒っている

『もう。なんなの。』

 

きっかが微笑み

『そんなに怒らないの。私達のせいだから。ごめんね。』と謝るきっか

 

『あんなに怒らなくてもいいのに。本当、頑固頭なんだから。』と呆れるかすみ

 

かすみときっかが話をしていると

シンがかすみに会いにくる、、、

 

『ごめん。かすみ。』と必死に謝りにくる

 

『知らない。シンの顔見たくない』とそっぽを向き怒っているかすみ

 

すると

いきなり抱きしめられるかすみ

『えっ!?あっ、ちょっと、、、』ときっかの顔を見るかすみ

 

それを見て

きっかが気を使い急いでその部屋を離れる

 

2人で話をする

かすみとシン、、、

 

 

リビングに戻るきっか

『きっか、明日の仕事できそう?』と心配するミン

 

『うん、。だいぶ調子もよくなったから、問題ないよ。それに、、ミンも近くにいてくれるから安心なの。打ち上げも一緒に出ようね。』とにこにこで応えるきっか

 

『あっ、、明日、撮影が終わったら違う仕事があるからそれ終わったら打ち上げに顔出すよ』と言いにくそうに応えるミン

 

『そうなんだね、、。うん。わかったよ、、、。あっ!!ミン、かすみとシンくんどうする?』とミンの顔を見るきっか

 

『よしっ、様子見に行くか』と微笑むミン

 

そして、

そっと部屋を覗きに行くと

 

かすみとシンが

 

 

キスをしていた、、、

 

 

それを見て

ミンが2人に聞こえるように咳払いをする

 

『ミンどうしたの?』と後ろから普通に声を掛けるきっか

 

ミンの咳払いときっかの声を聞き

慌ててシンとかすみは離れる、、、

 

部屋に入るきっかとミン

『あの〜、、シンさん、そう言うことは自分の家でやって』と呆れるミン

 

『ごめんごめん。帰るよ』と慌てて謝り帰ろうとするシン

 

ミンはかすみを見て
『かすみちゃん、本当に色々ありがとう』と深々とお辞儀をする

 

『いいですよ。じゃあ、今度は私ともデートしてくださいね』とにっこり笑ってお辞儀をしてシンと外に出て行く

 

 

シンとかすみもなんだかんだラブラブです

 

どうなるのかなぁ〜?笑

 

 

そして次の日

今日はドラマの最終撮影

 

今日は2人揃って撮影現場へ行く

 

きっかのドラマの最後を撮る

 

気合が入ってるせいか

 

昨日までの調子と全然違うきっか

 

『今日は調子良さそうだね』とホッと安心するミン

 

『うん。大丈夫だよ。がんばろうね』とミンを見て微笑むきっか

 

そして

最後の撮影へ

 

撮影は、何もなく過ぎていき

無事クランクアップ、、、

 

撮影が終わりみんなで盛り上がっている

 

 

その中

ミンは急いで次の仕事に行く支度をしている

 

『ミン??、、そんなに急ぐの?』と不思議に思うきっか

 

『うん、、、。時間が決まってる仕事だから、、、』ときっかを見つめ

 

そっと抱きしめる、、、

 

『行ってくるね。』ときっかの顔を見つめて現場を出ていく

 

(どうしたんだろう?あんなミン見たことない、、、。)

 

と思いつつも

 

きっかは気のせいだろうと思い

撮影が終わったことを
みんなと一緒に喜ぶ、、、

 

『きっかちゃん、本当に綺麗だったよ。』ときっかを見つめるソヌ

 

『ありがとう。ソヌくんのおかげで楽しく撮影できたよ。』と笑って応えるきっか

 

『きっかちゃん、前僕が言ったこと覚えてる?』ときっかを見つめる

 

『覚えてるよ。』と微笑む

 

『忘れないでね。僕は待ってるから』と真剣に話すソヌ

 

『ありがとう。でも、そんな事にはならないよ〜。、、でも、本当にありがとう。また、一緒に仕事ができるといいなぁ。』と握手をする2人

 

 

みんなでその後打ち上げに、、、

 

 

………

 

ミンはハンソとホテルのロビーで待ち合わせ

 

『もう、準備できたかぁ?』とハンソがミンに聞く

 

『はい。できました。』と微笑むミン

 

スーツをビシッときめているミンとハンソ

 

『報道陣たちが待ってるから、気合い入れていけよ』と声を掛けるハンソ

 

『わかってます。お願いします』とハンソの顔を見てもう1度微笑むミン

 

 

そして、

 

ミンを連れて

 

報道陣たちが沢山集まっている会場へ向かう、、、

 

 

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