夢物語70 10.7
事務室で落とした携帯をもらい。帰ろうとして
携帯を見るきっか
ミンから何件も何件も電話がかかってきていて
また、メールもたくさん来ていた
メールは全部きっかへの気持ちを綴ったもの
きっかの我慢しているのを全部知っているミン
メール一つ一つが凄い心に残る
かすみに背中をさすられながら、目をつぶり耐えながら溜め息をつく………
その時、ミンから電話がかかってくる……
かすみが顔を見て
うん。と優しく微笑み頷く
電話にでるきっか
『よかったいた。』と電話からと遠くの方から2つの声が聞こえてくる
声のする方を見ると
ミンの姿があって、びっくりするきっか
そして、きっかを抱き締める
『ごめんね。ごめんね』と泣きじゃくるきっか
かすみにお礼をいって2人でホテルに戻る
『ミン・・・。今日、遅いって言ってたけど、仕事は大丈夫なの?』と恐る恐る聞くきっか
きっかをそっと抱き締めて『がまんしなくていいよ、全部わかってるから』と優しく声をかけるミン
その行動に
涙がとまらなくなるきっか…………
『きょうは、いっしょにいるから・・・』ときっかを見つめ微笑み
きっかのことを愛おしく思い『サランヘヨ』と声をかける
きっかも『サランヘヨ』と涙しながら応える
そして、2人で最後の夜を過ごす……