夢物語148 4.2.1
ずっと下を向き黙るミン………
『ごめんね。でも、いいでしょ??』と必死に聞き返す
『最後だからお願い。』と凄くお願いするきっか
『じゃあ、なるべく肌出さないでね』と仕方なく言うミン
『うん。わかった』とニコニコ笑顔で応えるきっか
(毎回笑顔で言われるとほんとダメだなぁ)と落ち込むミン
『ありがとう。ミン大好きだよ。特別だもん』と微笑むきっか
そう言われると余計にダメと言えないミン………
ハンソが『ミンはきっかに勝てないね』と笑う
『もともと社長が出した話でしょう?なんで止めないんですか?』と素っ気なく言うミン
『女優としてでも、俺の側におきたかったからかなぁ・・・?』とミンを見て微笑んで応える社長
その様子が面白くないミン
呆れたように社長を見て
ふぅ~っとため息をつき
『じゃあ、そういうシーンは絶対なしで』と言い張る
『わかったよ。先方にちゃんと伝えます』と笑って言う社長
『今から雑誌の撮影だろミン?』
『はい。ご飯食べてから行きます。きっかと』と不機嫌そうに話すミン
『きっかは、明日ドラマの写真撮影だから13時から、よろしく』と微笑んで言う社長