夢物語211 5.8.2
途中辺りをキョロキョロ見渡すきっか
今日は撮影がないみたい………
残念そうにするきっか
その姿を見て
『やっぱり、他の俳優に会いたかったの?』と気になるミン
『う~ん。どうだろう?』とテヘッと笑い
『どんな撮影してるか気になって・・・』と遠くを見つめる
『じゃあ、今度僕のCMの撮影の時に見においでよ。』と微笑むミン
『CM??』と聞き返す
『うん。』とニコニコで応えるミン
『見たい。どこでやるの?』と喜ぶきっか
『そんなに見たいの?』と微笑むミン
『ミンの出ているのは全部見たいの。』とニコッと笑うきっか
『本当にきっかは僕のファンなんだね』と嬉しそうに応えるミン
『だって、仕事してる姿凄くかっこいいもん。やっぱりミンは俳優さんだね。』と嬉しそうにべた褒めをする
『ありがとう。』と珍しく恥ずかしがるミン
ミンの恥ずかしがる姿が嬉しくて顔を覗き込み微笑むきっか
その後も
いろんな所を見て楽しんで散策する2人
『ここ・・・ドラマの撮影したところだね。』と喜ぶきっか
『私があのヒロインだったらなぁ・・・』とボソッと呟くきっか
『でも、あの話は最後が悲しいから、あんな恋は嫌でしょう?』と聞き返すミン
『最後は相手のことを凄く思って亡くなるんだよ。最後まで思い続けた2人の気持ちは凄いと思う・・・』とミンを見つめる
『僕は、あの人みたいにはならないよ。もっと、もっと・・・きっかを大切にするよ』と微笑むミン
『ありがとう。・・・なんだかドラマのヒロインになった気分だよ』と笑うきっか
『今一緒にいるのは僕ときっかだよ。この前も言ったけど、2人でいろいろ作って行くんだよ。』と真剣な表情で応える
ミンの顔を見つめ
『うん。そうだね。』と嬉しくて微笑む