夢物語278 6.2.2
起きてこないのを変に思いミンに近づき
『ミン。起きて』と手を引っ張ると
『きっかがキスしてくれないと起きれない』と可愛く拗ねるミン
『もう』とほっぺを膨らましてきっかは怒るが、すぐにチュッとキスをしてあげる
ミンは嬉しくなりそのままきっかの腕を引っ張り抱きしめる
『ほらっ、ご飯覚めちゃうよ。』と笑って応えるきっか
『だいすき』ともう一度微笑んでキスをしてくるミン
『いつもはクールなのに。ホント可愛いよね。』とミンを見つめ微笑んで応えるきっか
『こっちが素なんだよ』とあっかんべーをしてからかってくるミン
ベッドから起き上がり食卓テーブルへ座るミン
『ホントきっかは期待を裏切らないよね』と愛おしく見つめるミン
『そうかなぁ~?いつもバカばっかりやってるけどね』と笑うきっか
『きっかってお嬢様ではないよね?う~ん。なんだろう?』と考えるミン
『私どっちかって言うと不良娘かなぁ。喧嘩もよくしてたし。家には帰らないし。今思えば親に迷惑ばかりかけてたよ。』と反省するきっか
『そうなの?』と凄く驚くミン
『うん。不良の子とよく連んでたよ。今更だけどね。だからか、いろんな人の気持ちが今わかりすぎて・・・。失敗するの』と話すきっか
『人を信じすぎってこと?』と聞き返すミン
『うん。たぶん・・・』と真剣に頷くきっか
『それでなんだね・・・今もたまに僕を警戒しているのは』と直球で真剣に聞いてくるミン
『あっ・・ミン・・・。いつから気づいてたの?』と申し訳なさそうにミンを見つめる
『何かたまに寂しい感じで僕を見ているから気になってたんだ。僕のこと・・。本当に信じて。絶対きっかを幸せにするから』ときっかの目を見て真剣に応えるミン
『うん。ミンの事はホント信じられる気がする・・・』とミンに素直に伝え微笑むきっか
朝食を食べ終わり
出掛ける支度をする2人
昨日買ったお土産を持っていざ愛知県へ