yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

イメチェン.58

きっかは会場へ向かう

 

ワクワクしながら

どんなコンサートになるか考えているきっか

 

 

考えているとあっという間に会場へ着く

 

 

スタッフみんながおはようございますと声を掛けてくれる



そして、

1人のスタッフが

きっかを楽屋へ案内する

 

 

楽屋に入るとヘアメイクさんが待っていた

 

『今回はどんな感じにする?』とニコッと微笑んできっかに聞くヘアメイクさん

 

『ショートボブでピンクにしたいんだけど、、、』と相談するきっか

 

そこに

ハンソがやって来る

 

『社長、きっかさんショートがいいっていってますけど、髪をばっさり切っても大丈夫ですか?』とヘアメイクさんがハンソに聞く

 

『あぁ、きっかのしたいようにしてあげてくれ』と話すハンソ

 

『わかりました。できたら呼びますね』とハンソに応える

 

ハンソが楽屋からでていく

 

 

ヘアメイクさんがきっかの髪を染め

 

短めに髪を切って行く

 

 

鏡を見ながらヘアメイクさんに

 

『この髪型どう思う?』と真剣に聞くきっか

 

『かなりかっこいいですよ。今までにないきっかさん』と微笑んで応える

 

『そっかぁ〜。凄く嬉しいよ。ありがとう』とヘアメイクさんに微笑むきっか

 

 

髪が整ったので動きやすい服に着替える

 

ヘアメイクさんがハンソを呼びにいく

 

『へ〜。今回めちゃかっこいいじゃん』と微笑んで呟くハンソ

 

クスッと笑い

『惚れ直した?』とおどけて話すきっか

 

コメントに困るハンソ

 

『うそだよ。ありがとう』とニコッと笑って応えるきっか

 

『じゃあ、会場に行ってくるね』と微笑み

 

そのまま会場へ入る

 

もう、CEのコンサートのゲネプロが始まっている

 

きっかがそこへ加わる

 

 

きっかがメンバーのみんなに挨拶をする

 

すると

みんながびっくりして

きっかをじっと見つめる

 

髪が短くなっていたから凄くびっくりするメンバー

 

 

ジョンが

『きっかめちゃかっこいい』と笑って話すと

 

『ありがとう。』と笑顔で応えるきっか

 

『みなさんよろしくお願いします。』と声を掛け頭を下げるきっか

 

 

みんなきっかに見惚れている

 

 

ジョンが『ほらっ!!がんばるよ』とメンバーに声を掛ける

 

 

きっかも楽器を出して準備をする

 

出番を待ち

 

いろいろ確認する

 

 

時々

 

意見も求められ

 

話し合いながらコンサートを作り上げていく

 

………

 

その頃

 

ミンは、シンに会っていた、、、

 

1月7日までの日程の確認をしている

 

シンがせっかくなら今日は観光をしたらどうかと誘っている

 

あんまり乗り気じゃないミン

 

 

『珍しいなぁ。きっかちゃんから連絡こないから?』と機嫌を伺うシン

 

『う、、ん。わかっているんだけど、どうしても気になって、、、』と暗い表情をするミン

 

 

『お前がそんな顔してたら、きっかちゃん、仕事ができないだろう??、、、ほらっ、遊びに行くぞ』と命令するシン

 

『わかったよ。』としぶしぶシンについていく

 

 

連れていかれた場所は

 

 

 

なんと

 

水族館、、、

 

 

 

きっかと初めてデートしたところ

 

 

『なんでここなの?』と不思議になりシンに聞くミン

 

『実は、今度ここで撮影の話が出てて。』とミンを見るシン

 

『えっ?なんで??』とびっくりするミン

 

『ミンがここで前デートした時に館長がお前のことを見たらしく、その様子を見て気に入ったらしい、、、それで、オファーが来たんだ』と説明するシン

 

『水族館のCM?』と不思議になりながら聞くミン

 

『そうだよ。何回も間違えじゃないか、確認したんだけど、やっぱりミンだったらしい。、、どうかなぁ?』と真剣に聞くシン

 

『僕は、嬉しいけど、日本のCMだよね??』と聞き返すミン

 

『そうなんだよ。きっかちゃんとの会話も聞いてたらしく。できれば日本語で作りたいみたい』

 

『そっかぁ〜。』と水族館の館内を見て回るミン

 

きっかとの初めてのデートを思い出す

 

 

そこへ

 

 

館長がやってくる

 

『シンくん、この間はありがとう。オファーの件どうなったか聞きに来たんだけど』とシンの顔を見る館長

 

 

『本人があそこにいるので』とミンを指差す

 

 

館長がミンに近寄り

『急にすまない。ミンくん。こないだ、ここでたまたま君と女の子のことを見てたらどうしても気になってしまって、、、また、来た時に頼もうと思ったんだが、スタッフに聞いたら君が芸能人と聞いて問い合わせたんだ。急な話ですまない。やっぱり出演は無理かなぁ?』と真剣に聞く館長

 

『いえ。、、、大丈夫ですよ。僕でよければ。』と笑顔で応えるミン

 

『そうやって言ってもらえると嬉しいよ。ありがとう。詳細はマネージャーさんでいいかなぁ?』と嬉しそうに話す館長

 

『はい。よろしくお願いします。』と微笑むミン

 

シンが近寄って来て館長と話をしに行く

 

『ミンも聞く?』と聞き返すシン

 

『いや。シンに任せるよ。僕は、、もう少しブラブラするよ。』と笑って応えるミン

 

『わかった。後でまた詳しく教えるよ。』と微笑むシン

 

 

ミンは水族館で一人でブラブラしている

 

そこに電話がかかってくる

 

『もしもし』と電話に出るミン

 

『ミン。今、電話大丈夫?』と

今1番聞きたかった、きっかの声、、、

 

 

『いいよ。メールでよかったのに。どう順調にゲネプロ進んでる?』と聞き返す

 

『うん。順調に進んでるよ。だから、私早く上がれそうなの。今日はかすみ達とご飯を一緒に食べに行くから準備しといてね。』と嬉しそうに話すきっか

 

『わかった。準備しておくね』と優しい声で応えるミン

 

『ミンは今どこにいるの?家??、、でも、なんか周りがざわついてるけど』

 

『今水族館にきてるんだ。今度の仕事の打ち合わせだよ。』

 

『ミン。水族館で仕事するの?私もしたい』と羨ましそうに話すきっか

 

『まだ、詳細はわからないから、内緒』と楽しそうに話すミン

 

『わかった。、、あっ!!また、後で教えてね。そろそろ出番だから行くね』と慌てて電話を切るきっか

 


『慌ててだったならよかったのに、、、』とボソッと呟くミン

 

 

きっかのコンサートの打ち合わせはかなり順調に進み早めに上がれることになったきっか

 

『明日よろしくお願いします。』と声をみんなに掛けるきっか

 

『明日よろしくね。』と色々な人が手を振ってきっかに声を掛ける

 

ニコニコで会場を出て行くきっか

 

 

楽器を持ってミンがいる水族館に

電車で向かう

 

髪型が変わったので

 

窓に映る自分をじっと見つめ

 

髪の毛を触りながら

 

自分を眺めるきっか、、、

 

 

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