yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

キス、、、.79

『どうぞ〜。シンくんもう撮影なの?』とストレッチの続きをして下を向きながら話しをするきっか

 

 

 

突然

 

後ろから抱きしめられる

 

 

 

びっくりするきっか

 

 

抱きつかれて初めは誰かわからなかったけど

 

 

 

1番大好きな匂いがする、、、

 


ミンの匂い

 


すぐ振り向きミンに抱きつくきっか

 

『どうした。どうした。』と笑うミン

 

泣きそうになりながら『今凄く会いたかったの。』と甘えるきっか

 

『撮影うまくいかなかったの?』と見つめて話すミン

 

首を振り『違うよ』と笑って応えるきっか

 

『もしかして、、そういうシーンの撮影をしたの?』と笑って聞くミン

 


『えっ?!なんでわかったの?』とびっくりするきっか

 

『やっぱり。ほらっ。こっちおいで。』と微笑んで手招きをするミン

 

 

『うん、、、。』と頷きミンにもっと近づくきっか

 

 

 

そして、

 

優しく抱きしめて

きっかを見つめキスをするミン

 

 

ラブラブな2人の世界、、、

 

とっても幸せで微笑み合う2人、、、

 

 

そこへ

 

シンがいきなり2人のいる楽屋の扉を開ける、、、

 

 

ラブラブな2人の様子を見て

 

 

ハッとして

『あっ、、ごめん5分後にまたくるよ』と慌てて楽屋の扉を閉めるシン

 

 

ミンときっかは

すぐ顔を見合せて笑い合い

 

『シンを呼んでくるよ。』と急いで楽屋を出ていくミン

 

『シン。ごめん。入っていいよ。』と笑うミン

 

『あっ、、ごめん、ゆっくりでいいのに。』とチラッとミンを見て悪そうに応えるシン

 

そんなシンを見て爆笑するミン

『ハハハッ、仕事まだ終わってないんでしょ?なら、終わってからでいいから。』とずっと笑っているミン

 

『はいはい。わかったよ、、。きっかちゃんのところに行ってきますよ』

と呆れながらきっかの楽屋へ戻る

 

ミンはそんなシンを見て

ニコッと微笑み

 

手を振って見送っている

 

 


ソヌが撮影を終えて
たまたまミンのいるところを通りかかる


ミンを見て
『ミン兄、今日も来てるんですか?』と冷たく話すソヌ

 

『あ〜冷たいなぁ。先輩なのに。、、面白いドラマだから見に来たのに』と余裕な表情で笑って応えるミン

 

『やっぱりあの噂本当なんですね』と真剣に話すソヌ

 

『あの噂、、ね。本当だと困るの?』とニコッと笑って応えるミン

 

『困らないです。もしそうなら奪います。必ず。』と宣戦布告するソヌ

 

クスッと笑い
『そっかぁ〜わかった。その言葉覚えておくよ』と手を振ってきっかの楽屋に戻るミン

 

きっかとシンが明日の打ち合わせの話をしている

 

『ミン。どこ行ってたの??凄く遅かったね』と心配して見つめるきっか

 

その顔を見た瞬間

(絶対、誰にもきっかは渡さない。、、、こんなに大切なのに、、、)

ときっかをじっと見つめるミン

 


そこに
『お〜い、今日最後の撮影を撮るよ。』と監督がわざわざ楽屋に声を掛けにくる

 

監督はきっかの楽屋にいるミンに気づき


何かをふと思い付き

『ミン。お願いがあるんだが、、今からきっかちゃんが夜道を歩くんだけど、みんなが振り向くような色っぽいさがでるように演技指導をしてくれないかなぁ?』と頼む

 

『えっ!?僕でいいんですか?』とびっくりするミン

 

『あぁ。頼むよ』と笑って応える監督

 

現場に行き

きっかに演技指導をする

頼まれたからにはちゃんとこなすミン

 

『きっか、今から演技の指導をするから真似して』と真剣に指示するミン

 

『うん。わかったよ』と頷き真剣に話を聞くきっか

 

細かい動作も全部指導するミン

 

きっかも真剣に聞いて

わからないところはミンに手取り足取り教えてもらう

 

その姿をソヌが見ている

 

『もう、いけそうかなぁ?』ときっかとミンに確認する監督

 

『はい。大丈夫です』と自信を持って応えるミン

 

『よし。撮影入るぞ〜』

 

『きっか。頑張って、、ほらっ、スタンバイして』とミン

 

『うん。行ってくるね。』と優しく微笑むきっか

 

きっかが位置に着き撮影がスタートする

 

(えっと、、確か、目線は基本下から、後、、華やかにゆっくりと、、)

目を瞑り気持ちを入れ替えるきっか

 

『スタート』の声がかかる、、、

 

ミンと練習したように

 

寂しげに色っぽく

 


ミンはその姿を緊張しながら見守る、、、

 

目線、手の動き何から何まですべての動きが魅力となるように

 

そして、

最後にカメラを見て少し微笑みかける

 

 

『カット、確認します』

 

きっかがホッとして微笑む

 

みんなも緊張が解けて笑顔になる

 

ミンは流石と思い自然と拍手をしていた、、

 

きっかの目線は、やっぱりミンを見ている

 

2人で目を合わせて合図をする

 


ソヌもきっかをじっと見つめていて

 

きっかがそれに気づき手を振り

ソヌに近づく、、、

 

『あの、、私の演技どうでしたか?』と真剣にソヌに聞くきっか

 

『すごい綺麗だったよ。目が離せなかった。、、、』と微笑むソヌ

 

『よかった。』とホッとしてニコッと笑い


その場を離れようとした時

 

 

 

ソヌがきっかの肩を掴み

 

 

 

いきなりキスをする、、、

 

 

 

 


少し激しいキス、、、

 

きっかはすぐ離れようとするがソヌの力が強くて離れられない

 

 

たまたま周りからは暗いし

死角になっていたので見えなかった、、、

 

 

 

きっかが嫌がっているのに気づき

ハッとするソヌ

 

そして、
走ってその場から離れる

 

きっかは口を触り

悲しそうに走っていくソヌをずっと見ている

 

 

 

ミンがきっかを見つけ近寄り

『凄くよかったよ。』と声を掛けるが

 

きっかは下を向き
ミンには何も言わず楽屋に戻っていく

 

きっかの行動に不思議に思うミン

 

すぐ追いかけ

 

楽屋に入るが

 

きっかは、考え事をしてぼっ〜としている

 

何もせずただ鏡の前に座っている、、、

 

(撮影が気に入らなかったのかなぁ?でも、カットの合図で笑ってたし。なんかあったのか?)とミンも考える

 

楽屋が変な空気になっているので

ミンは一旦楽屋から出て撮影場所へ行く

 

(いったい何があったんだ、、、。)とため息をつくミン

 

そこへシンがやってきて

 

『ミンどうした?変な顔をして』

 

『きっかの様子がおかしいんだ』と心配するミン

 

『そうか〜。ミン怒らないで聞いてくれ。実はさっきの撮影が終わった後。きっかちゃんに声を掛けようとしたら、、、ソヌと話をしてて、、、』

 

『ソヌ?』

 

『あぁ、、すぐ僕が声を掛けて引き離せばよかったんだけど』と申し訳なさそうに話すシン

 

『なにかあったのか?!』と問い詰めるミン

 

『あぁ、、、』

 

 

 

きっかの元に急いで戻るミン


頭にはさっきシンと話したことが

 

(『あぁ、、、』

 

『何があったんだ教えろ』

 

『ソヌが、、、きっかちゃんにキス、、、』と申し訳なさそうに話をするシン

 

『したのか?』

 

『あぁ、、、』

 

『わかった』)、、、

 

 

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