yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

youth 告白.8

『どうしたんだよ?』と不思議に思う結

 

 

迷っていると

 

ひろみが準に気づく

 

『あっ!』と指を指し花音に引っ付く

 

『どうしたの?ひろみ??』と指を指した方を見ると準達が立っていた

 

クスクスと笑う花音

『ほらっ、行っておいでよ』とにっこり背中を押す

 

でも、動かないひろみ

 

『もう、ほらっ』と手を掴み連れて行かれる

 

 

準もなぜか戸惑う

 

『はぁ〜。お前は、、、ほらっ』と手を引っ張る

 

そして、真ん中の広場へ

 

『こんにちは、花音です』とニコニコ話す花音

 

『spadeの結です』と笑う

 

『準ほらっ』とひろみの前に立たせる

 

『あっ、、』と戸惑う準

 

『じゅん、、』と見つめて声を掛けるひろみ

 

2人で見つ合う

 

『ほらっ、2人で話しておいでよ』と背中を押す花音

 

『ちょっと花音、、、』と顔が赤くなるひろみ

 

それを見て

 

準が

 

『ごめん。、、、ひろみを借ります』と真剣な表情でひろみの手を掴み連れて行く

 

『行ってらっしゃい〜』と結と花音が笑顔で手を振る

 

周りがざわざわしだす

 

『あれってspadeの準くんだよね??』

 

『かっこいい』とみんなが口々に言う

 

 

…………

 

少し早歩きに歩く準とひろみ

 

『じゅん君、、、じゅん?』と何回も名前を呼ぶひろみ

 

それでも、手を繋いだまま離さない

 

いきなり準が止まり振り向く

『ひろみ、、メール』とニコッと笑って見つめる準

 

顔が赤くなるひろみ

 

(本当かわいい。彼女だったらいいのに、、、)

 

『あっ、あの、、メールありがとうございました』と深々と頭を下げるひろみ

 

その様子を見てクスクス笑ってる準

『実は、内緒なんだけど、、、この学校の文化祭でライブをすることになったんだ』とニコッと微笑む

 

『えっ?本当ですか?』と喜ぶひろみ

 

『うん。本当だよ。今日はその打ち合わせで来たんだ。』とひろみをじっと見つめる

 

『そうだったんですね。凄く楽しみです。』と笑顔全開で微笑むひろみ

 

『ひろみ、、、よかったら打ち合わせ終わったら時間ないかな??』と微笑で聞く準

 

『えっ??』と目をまん丸くしてびっくりするひろみ

 

『急だしダメだったよね、、、?』と残念そうに話す準

 

『あの、、私でいいんですか??』と準を見つめる

 

『ひろみがいいんだ、、、今日ダメかなぁ??』と真剣に誘う準

 

横に首を振り

『私も行きたいです』と下を向く

 

『よかった。早く打ち合わせ終わらすから待ってて』とニコニコ笑顔で応える準

 

『はい』とまた手を繋ごうとする準

 

その行動にびっくりして

 

手を引っ込める

 

『ごめん。僕何やってるんだろ?嫌だったよね?』とひろみの顔色を伺う

 

『嫌じゃないです、、ただあのこういうことに慣れてなくて、、、ごめんなさい』と顔を赤くする

 

付き合ってもいないから余計に意識してしまうひろみ

 

『じゃあ、行こうか』と微笑む準

 

2人で歩いて結と花音がいる食堂へ戻る

 

 

『準、早くご飯食べないと時間ないよ』とそっけない言いかたをする結

 

『結さんって、もう少し優しい人なんだとおもってました』とがっかりする花音

 

『それどういうこと?』と聞き返す結

 

いきなり言い合いになる2人

 

『おいおい、、なんで喧嘩?』と戸惑う準

 

『準お前は黙ってろ。さっきから聞いてれば』と怒る結

 

『なによ。』と睨む花音

 

『だいたいから準をなんだと思ってるんだ、、、』とひろみを睨む結

 

『えっ?』とびっくりするひろみ

 

『結?何言ってるんだ??』と止めようとする準

 

『だってそうだろ』と怒る

 

『結!!やめろよ』と怒る準

 

『ひろみは何も悪くないよ、、、俺がひろみを好きなだけだよ』とさらっと言ってしまう

 

 

ニヤッと笑う結

 

『ほらっ、言ったでしょ〜。好きみたいなんだよ。』と笑う結

 

『本当なんだね、、。準君がひろみをね』と準とひろみを見る花音

 

『お前ら〜。騙したなぁ』と顔が赤くなる準

 

ひろみがそれを聞いて顔が赤くなりその場を走って離れる

 

『ちょっと、、まって、、、、』と声を掛けるが走って行ってしまう

 

はぁ〜。とため息をつき

 

結を見て

『お前のせいだからな』と睨む

 

『悪かったよ。でも、まさか素直にいうとはね、、、』と笑う結

 

はぁ〜とひろみの走って行った方を見て、ため息をつく準

 

『俺のせいだから、、、打ち合わせ俺1人で行くから、早く追いかけろよ』と悪そうに応える結

 

『いいの?、、、じゃあ、悪いけど』とひろみを追って走る準

 

 

『ごめんね。私が変なこと言ったから、、、』と結に謝る花音

 

『いいんだよ。好きなら早くくっついた方が準の為だしね』と微笑む

 

………

 

『ひろみ、待ってよ』と走る準

 

ひろみに追いつき

 

『はぁはぁ、やっと捕まえた』と息を切らしてひろみを見る

 

『ごめんなさい。あっ、、』と顔が赤くなるひろみ

 

『さっきの話本当だから、、、』と真剣に応える準

 

『こんなかたちで気持ちを伝えるとは思ってなかったんだけど、、でも、僕、、、ひろみに一目惚れしてしまって、、本当に好きなんだ。』と真剣にひろみに伝える

 

『わ、私、、、は、まだ気持ちがわからなくて、、でも、じゅんのすることが嬉しくて』と顔を赤くして応える

 

『付き合って、、とは言わないけど、、』とひろみを見つめる準

 

 

ひろみが首を横に振り

『私、嬉しいの、、なんて言ったらいいかわからなくて』と泣きそうになるひろみ

 

クスッと笑って

『大好きだよ。ひろみ、、、』と微笑む準

 

 

http://novel.blogmura.com/