yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスは彼と・・・19

『蓮っ!!お前なぁ~。』とため息をつく奏太

 

『あぁ・・・。』と優奈の腰に手を回し奏太を見る蓮

 

『あぁ・・じゃねぇ~よ!!』と蓮に近寄る

 

そして、

蓮を殴ろうとする奏太

 

『えっ!きゃあっ!』と目を瞑る優奈

 

するとパチンと音がする

 

怯えながら

そっと目を開ける優奈

 

目を開けると

2人でハイタッチをしている………

 

えっ??

どういうこと・・・??

 

ハテナになる優奈

 

『ごめんごめん。優奈。実はこいつ俺の幼馴染なんだ』とニコッと笑う蓮

 

『えっ・・』とそのまま固まる優奈

 

魂が抜けたように

ぼっ~としている優奈

 

『あっ・・。優奈ちゃん??・・優奈ちゃん!!』と声を必死でかける奏太

 

それにハッとして

『お・・幼馴染ぃ?!』とかなりびっくりする優奈

 

『うん・・。ごめん。黙ってて。』と頭を下げる奏太

 

ホッとする優奈

 

『隠さないといけなくなったの。蓮のせいだからな。』と蓮を見て睨む奏太

 

『まぁまぁ。その辺にしといて下さい』と頭を下げる貴之

 

『こうなったのだって・・・。蓮が優奈ちゃんをいじめるからだろ?!』と文句を言う奏太

 

『あっ・・。ご・・ごめん。奏太。まさかお前と一緒いるとは思わなかったから』と頭を下げる

 

『はぁ~。・・本当に珍しいなぁ。お前が謝るなんて・・・。』と驚く奏太

 

『いや。お前には凄く迷惑かけたから・・・。』と深く頭を下げる蓮

 

『まぁ。いいよ。俺のせいといえば俺のせいだし。ほらっ。早く中行くぞ!じゃないと後で親父に怒られる』と慌てる奏太

 

そして、

急いで会場に戻る4人…………

 

 

中に入ると

仁王立ちしている女の人が立っていた

 

『ちょっと!!貴之!』と怒っている

 

『あっ・・・。ご・・ごめん。美希奈・・・』とたどたどしくなる貴之

 

『ほらっ!一緒に回るよ』と腕を組み貴之を連れて行く

 

『貴之!美希奈!!ありがとう』と慌てる蓮

 

美希奈と貴之が振り向き

ニコッと笑い

 

こっちを向き手を振り中に入って行く2人

 

『ほらっ!お前たちも早く仲直りしろよ!!』と蓮の背中を叩く奏太

 

『奏太!お前痛いって!!』と睨む蓮

 

『俺が優奈ちゃんと一緒にいなかったら、優奈ちゃんどうなってたかなぁ??』と蓮を冷たい目で見る奏太

 

『そ・・それは・・・。』と気まずそうな蓮

 

『それに・・。優奈ちゃん気に入ったから・・・』と微笑み優奈を見る奏太

 

それにドキッとする優奈………