yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

思い出.9

『うん?何・・?』と暁月を見つめる

 

『もっと甘えていいよ。』と急に真剣な顔になる暁月


あっ・・・

 

それかぁ……


だよね………

 

なんて思いながら彼を見つめ

 

『えっとね・・。私・・どうやって甘えたらいいかわからない・・・』と応える

 

『なんで・・・?』

 

『ワガママな女にはなりたくないから・・それに重たいのもいや。』

 

『ワガママって・・。ひな甘えるって意味わかってる??』

 

『わかってるつもりだけど・・・。なんかそれができないかなぁ・・』と暁月を見つめるひな

 

『会いたいなら会いたいとか言ってもいいんだよ。それはわがままと違うから。それにもっと甘えてくれた方が嬉しいかなぁ。ひながわがままだと思ってること。きっとわがままじゃないと思うよ。』

 

えっ・・

 

初めて言われた……

 

あっちゃん

 

私の事わかってるんだ……

 

でも、

 

甘えてって言われても

 

今までそんなことした事ないし

 

甘えてたつもりだったけど……

 

やっぱり無理してたのかぁ・・?

 

あっちゃんは本当凄い

 

付き合ってよかったかもなんてこの時思ってしまった


『そっかぁ~。でも、よくわからないから。甘えれるかどうか・・・』と応えると


いきなり凄く笑いだす彼


そして、


真剣な顔になり

 

夜景を見ながらいきなり抱きしめられる

 

それにまたドキッとしてしまって……

 

『わがままだと思ったら、その時はちゃんと教えるよ』と微笑みひなの顔を覗き込む暁月

 

『うん・・///。ありがとう・・・///』

 

本当に彼の事を考える日になった………